生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

キリストにつながる道

2009-12-01 20:27:16 | 日記

一昨日から母が来て我が家に泊まりました。母は約一年ぶりに土浦に来ました。わたしは月に一度は母のところへ行って泊まりますが、母はなかなか来てくれません。

体操教室や旅行、友人との食事など、母なりに忙しくて、さそっても都合がつかないと言います。

今回ようやく来てくれたのは、年賀状を印刷するという目的です。わたしがPCで作成するのですが、自分で図柄を選びたいと言いました。

日曜日に来るというので、教会の第3礼拝に一緒に出て欲しいと誘ったのですが、「今回は教会へは行かない」と言って、午後にやってきました。

昨日は半日年賀状作りをして、夜は娘と3人でおしゃべりを楽しみました。

今日は、市内の老人ホームを見学しました。すぐ入居するわけではないのですが、いずれ土浦で老人ホームに入りたいというので見学させていただきました。

かつては老人ホームというと暗いイメージがありました。親を老人ホームに入れることは親不孝と考えていた人の多かった時代は過去のものになりました。

母は、子どもの家族と同居するより老人ホームに入った方がいいと考えています。わたしも65歳になったら早く入りたいと思います。

ケアー付きマンションという感じで、プライバシーが守られ、安心して快適に過ごせる場所です。今日見学した老人ホームは、霞ヶ浦湖畔の見晴らしのよいところに建っています。明るくて設備も整っています。

母は気に入ったようですが、「あと2、3年先ね」と言いました。元気で、家事をこなし、近所にたくさん友人もいるので、まだ入居したくないという気持ちはよくわかります。

でも、父が召されて3年たち、母はもう80歳です。元気なうちに入居して、そこでの生活を楽しんでほしい。そして何より、教会につながってほしいと思います。

土浦市内のホームに入居すれば、教会の高齢者の会である喜楽希楽(きらきら)会の集会や旅行に参加したり、礼拝にも行くことができます。でも、このことは母には言いませんでした。

帰りは天気がいいので歩いて駅まで戻ることにしました。ホームから駅まで1.2㎞です。川の土手を歩いていると、「この川は桜川でしょう。ここをまっすぐ行けば教会なのね。教会につながっているのね」と母が言いました。

今回せっかく土浦に来たのに教会へ寄らなかったので、わたしは内心がっかりしていたのですが、母が教会のことを想っていたことを知って、嬉しくなりました。
母がキリストにつながる道を歩んでくれますように。

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