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宮城医師会、医学部新設に反対 勤務医引き抜きを懸念!

2013-10-19 09:58:53 | Weblog
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宮城医師会、医学部新設に反対 勤務医引き抜きを懸念
安倍晋三首相が東北への医学部新設を検討するよう下村博文文部科学相に指示したことに関連し、宮城県医師会は15日、新設に反対する要望書を安倍首相をはじめ関係国会議員に郵送したと発表した。
 要望書は11日付。「医学部が新設されれば、教官として東北の基幹病院から多くの勤務医が引き抜かれ、東北の医療は間違いなく崩壊する」と反対姿勢を示した。
 理由としてほかに
(1)東日本大震災で被災した県沿岸部の医師数が震災前の状態に回復した
(2)既に実施した医学部の定員増で医師不足は解消する
(3)医師の粗製乱造に拍車を掛ける-の三つを挙げた。
嘉数研二県医師会長は「医師が大都市に集中したり、特定の診療科で極端に不足したりする偏在の是正こそが優先すべき課題だ」と語った。
 医学部の新設をめぐっては、安倍首相が4日、村井嘉浩宮城県知事の要望を受けて下村文科相に検討を指示した。
宮城県内では、財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市)と、東北薬科大(同)が医学部新設構想を発表している。
(2013年10月16日水曜日河北新報)

宮城医師会の反対理由は理解できない
地域で医療活動に従事している医師たちは疲弊しているのではないのか。
被災地においては、厳しい状況が続く
私の住む宮古市西地区にはクリニックがない。「かかりつけ医」だの「医師の紹介状」だの言う。
高齢者などはどうすればいいのだろうか!
通院できない状況になった時には、どうすればいいのか?
患者のニーズにも応える医療の提供が期待されるのに、何を言っているのか?残念だ。

一方、医師会長の言い分もよく判る。
せっかく税金を投入して養成された人材が都会・東京へ就職する。地域や地元に何人残るのか?これは医大だけの問題ではない。根本的に間違っている人材育成のあり方がある
医師会長の意見も良く聞いて改善を図って頂きたい。
誰のための、何のための医療、医師の養成なのか?
常に、国民、住民のために前向きな取り組みを期待したい。
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