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成年後見制度、17万人超が利用 過去最多!

2014-06-04 11:54:14 | 成年後見制度ってなに?
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成年後見制度、17万人超が利用 過去最多

 認知症や知的障害で物事の判断が十分にできず、第三者に財産管理などを委ねる「成年後見制度」の利用者数が、2013年末時点で17万6564人に上ったことが2日、最高裁の調査で分かった。
前年より約1万人増え、集計を始めた10年以降で最も多かった。

 男性の約67%、女性の87%が65歳以上。
高齢化の進行が背景とみられ、支援体制の整備を求める声が上がっている。

 13年中に新たに制度を利用したいとの申し立てがあったのは3万4548件で、12年(3万4689件)からやや減少した。
内容別では「預貯金の管理・解約」が最も多く、「介護サービスの契約」が続いた。
(2014年6月2日 17時52分 中日新聞社)(共同)

成年後見制度のはじまった2000年頃、約100万人の制度利用が見込まれるのではないか?と言われた。
知的障がい者、精神障がい者、認知症高齢者の数だけでも推測できる数字であった。
しかし、13年あまり経過して17万人超の制度利用者の数が報告された。
成年後見制度の理解や利用促進に関わってきた者とすれば、複雑な心境だ
少ない数字だ!いや順調な進展だ!せめて、50万人位の利用がほしかった!今後に期待できる数字なのか?・・・。
いろいろな見方や考え方があると思うが、民法が変更されて成年後見制度が出来たのだから、これに基づくしかない。と思う。

具体的に実践してきて、とても国民が利用しやすい制度とは言えない面も多々ある。
いったい誰のための制度なのか?と考えれば、せめて、早急に、何方でも使えるように、キチンと権利擁護されるように、
もっと使い勝手の良い制度へ、改善を加えて頂きたいことを願うしかない





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