地震・津波を想定した防災訓練がありました
昨日、家裁に出向いたとき書記官と意見交換ができました。なかなか直接的に話し合うことはないので貴重な時間でした。①この地域で成年後見の利用を進めていること。②すでに成年後見人として重要な任務を担い確実にやっていただいていること。③安心して選任できること等などお褒めのお言葉を頂きました。ご指摘された点は、①上申書は、審判が下る前、つまり申立時か調査中に提出してほしいとのことでした。本来、申立人が負担すべき鑑定料(10万円)等について、親族・甥・姪・いとこ、とかになると負担が困難な場合が多く、制度事態の利用を断念しなければならないことがあります。本人に資力があり支出が可能な場合はそのように処理していきますが、施設などで手続き上、支出を渋る場合はかなり難しくなります。成年後見制度の理解が浸透しないと誤解を生む結果となります。申立人に立て替えて支出してもらい、審判後に成年後見人が、本人から申立人に求償するために「上申書」を提出してご判断を得るものと理解しておりましたが、そうではなく、申立と平行して「上申書」を審査し、審判する。申立人がかかる経費を支出できない理由、収入状況なども添付しなければならない。とのことでした。審判された後に、「上申書」を提出されると困る。ということでしょうか。了解はしましたが、現状は、(この地域は)①申立人を探すのが大変で、②かかる経費、鑑定料が高く、負担が困難なため成年後見制度の利用がすすまない。③資力のあるものだけが利用する制度である。④使い勝手が悪い。⑤もっと迅速に対応すべきである。・・・等々の持論をお話しました。私が受任している7件全ての方が、最終的に法律的な方法・手段がなく、迷った末に到達し、利用された制度でもあり、今後ますます利用が増す中で、弾力的な、円滑な運用が期待されます。
昨日、家裁に出向いたとき書記官と意見交換ができました。なかなか直接的に話し合うことはないので貴重な時間でした。①この地域で成年後見の利用を進めていること。②すでに成年後見人として重要な任務を担い確実にやっていただいていること。③安心して選任できること等などお褒めのお言葉を頂きました。ご指摘された点は、①上申書は、審判が下る前、つまり申立時か調査中に提出してほしいとのことでした。本来、申立人が負担すべき鑑定料(10万円)等について、親族・甥・姪・いとこ、とかになると負担が困難な場合が多く、制度事態の利用を断念しなければならないことがあります。本人に資力があり支出が可能な場合はそのように処理していきますが、施設などで手続き上、支出を渋る場合はかなり難しくなります。成年後見制度の理解が浸透しないと誤解を生む結果となります。申立人に立て替えて支出してもらい、審判後に成年後見人が、本人から申立人に求償するために「上申書」を提出してご判断を得るものと理解しておりましたが、そうではなく、申立と平行して「上申書」を審査し、審判する。申立人がかかる経費を支出できない理由、収入状況なども添付しなければならない。とのことでした。審判された後に、「上申書」を提出されると困る。ということでしょうか。了解はしましたが、現状は、(この地域は)①申立人を探すのが大変で、②かかる経費、鑑定料が高く、負担が困難なため成年後見制度の利用がすすまない。③資力のあるものだけが利用する制度である。④使い勝手が悪い。⑤もっと迅速に対応すべきである。・・・等々の持論をお話しました。私が受任している7件全ての方が、最終的に法律的な方法・手段がなく、迷った末に到達し、利用された制度でもあり、今後ますます利用が増す中で、弾力的な、円滑な運用が期待されます。