夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

成年後見の集団申立が実現か?

2006-03-24 20:49:24 | 成年後見制度ってなに?
 銀行の金利アップ介護保険料もアップ!
後見活動で銀行、市役所へ行きました。たくさんのお客様で忙しく、時間がかかりました。今日は金曜日でもあり、年度末でもあり集中したのだと思います。さすがに今日は少々あせりました。イライラせず、冷静沈着に対処していきたいものです。そんな中で嬉しい話がありました。岩手県内の重度心身障害児・者の施設で、10月の「契約」を見込んで、①本人の居住地に住所変更を行う。②減額申請等を円滑に行う手続きをする。③成年後見制度を利用すること。等などのために、3月末から準備をする必要があるということで始動している情報を得ました。私の知人もこの施設に関係しており、確かな取り組みだとすると岩手県内で初めて「成年後見の集団申立」が実現するのでしょうか。具体的な準備態勢に入っているようで歓迎すべき状況であります。この点に関して宮古市福祉事務所に問い合わせたところ、①「児に関しては宮古市は所轄外である。重・心児者は県・児童相談所の措置制度である。現在の時点で国・県の指導はない」との回答でした。次に児童相談所に問い合わせたところ、①「対象児者・家庭への説明会を開催する予定である。宮古市には権限を委譲する予定である。10月に間に合うように準備中である」との回答でした。宮古市の保険課では、重心の方の住所変更に伴い「住所地特例」で保険証・医療受給証等々を発行していただくことも確認しました。地域・地元の動きを先取りして、施設サイドが積極的に「説明会」を開催し、家族の方々に周知を図る取り組みは重要なことであります。そして具体的に動くことで行政も、関係者も改革する。「障害者自立支援法」の理念・趣旨にそって確実に前進していること確信しました。いくらかでもお手伝いができていることに疲れを忘れる一日でした。成年後見の利用・促進・普及が願いです。
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