Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

救世主現る!(14節横浜戦)

2013-07-07 01:44:22 | マッチレポート13’

アレがゴールラインを割ったかどうかは、主審はもちろんのこと、線審も大分サポも分かってない。本当はどうだったのかを知ってるのは君だけだよ。


個人的には日産よりも圧倒的にニッパツ派なので、今後ずっとニッパツ開催でもいいと思ってる。

今日の試合で一番ポイントとして見ていたのは、中断期間中にどれくらい「走れる」ようになっているかだった。先制点を取ったことも素晴らしかったし、後半の猛攻を凌いだのも良かった。でも今日の試合でオレが一番希望を持てたのは、ラスト10分だ。マリノスの選手の足は完全に止まって、攻撃は無力化した。先制点から試合終盤まで約50分くらい攻められ続けてから、試合の流れを取り戻せたことが良かったと思う。リーグ戦で3位につけ、ナビスコでも圧倒的な強さで鹿島を退け、4強に進出する横浜を相手に走り勝てたことを自信にしていいと思う。その他のライバルクラブの結果を見てしまうと、勝ち点1では喜べないけど、自分たちが進むべき道が見えてきていることに自信を持とう。


中断明けのスタメンがどうなるのか楽しみにしてたけど、中断前と比較してもそんなに大きな動きはなく、あえて言えば松田くんとタメのところが意外だっただろうか。先取点はその二人で取ったものだし、田坂さんの起用は当たったと言っていいと思う。試合開始からガッチリと守備はハマってたし、くさびに当ててからサイドに振る展開も何度か出せた。ただ先制点を奪ってから引き気味になって押し込まれてしまう傾向は中断前から改善が見られず、もう少し何とかしてほしかった。まだ映像を観てないので何とも言えないけど、あれだけことごとくCKにしてしまわなきゃならないくらいに押し込まれてたのだろうか。試合中に「凄いのはCKだけ」とかいうネタが浮かんでしまうほどに、マリノスのそれ以外の攻撃には脅威を感じなかったんだけど。先制点後に押し込まれてしまうのは、メンタル面も大きく影響してると思われる


あのシュートはホント惜しかった。特別指定の大学生にポジションを奪われて、他の誰よりも何よりも本人が一番悔しいと思う。それでも途中出場で何とかしてやろうという気持ちが感じられたし、コンディション面でも十分にやれると思った。この4連戦はずっと同じメンバーで出来るわけがないから、早速仙台戦でモリシをスタメンで使ってほしいと願う。


タイトルの救世主は松田力のことだと思ってる方が多いと思いますが、オレの気持ちは実はちょっと違うんです。リーグデビュー戦でいきなりゴールをすれば、残留を争ってるクラブからすればそりゃ救世主扱いだよ。でも今日もっと光を感じたのはタメだった。最後に中村俊輔をぶっこ抜いたシーンなんて今日のハイライトだったし、あの時間帯にあれだけのパワーを持って仕掛けられるタメこそ残留に向けての救世主なんじゃないだろうか。


次節は湘南とスコアレスドローだった仙台。仙台とはあの03年の最終節以来。あそこで明暗の分かれた両クラブが再び相まみえるまでに10年もかかるなんてロマンだよね。中断期間を徹底的に走ることにこだわった田坂監督。今日はオレは走れてたと思う。その思いを確信に変える内容とそして結果を期待したい。中3日だからこそ、そんな試合が出来ると思う。
コメント (2)
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