このブログを長くお読みいただいている方であれば既にご存知かと思いますが、自分がレビュー記事だけでなくプレビュー記事を書き始めたらそれはすなわちチームの調子がいい時です。
鹿島戦の前にシーズンインにあたっての記事を書き始めてたんだけど、ずっと仕事が忙しくて仕上げる気力がなくて結局ボツにしちゃってたので、その中から少しだけ今さらだけど書きたい。シーズン前のお楽しみの一つと言えばやっぱり選手名鑑。大分だけでなく他のチームのところを読むのも楽しい。で、今季J1に昇格して今までと何が変わったかと言えば、選手の推定年俸が記載されていること。ざっと見渡して一番に感じることは、うちの選手の年俸が安いということ。誰がどうとまでは言わないけど、4桁の選手でスタメンが組めないのは日本のトップディヴィジョンに所属するクラブとしてはやはり寂しい。今やJ1昇格というミッションは本当に成し遂げるのが難しいことになったと思う。それを安い人件費で成し遂げたことは確かにすごいことで、ある一面では評価されてしかるべきなのかもしれない。でもそれを我々サポーターが「誇らしいこと」と言い出したら、もうそれは末期症状だと思う。行き着く先は「やりがいの搾取」と何ら変わらない。チームに強くなってほしいと思う一方で、愛すべき選手たちがもっと報酬面で報われるクラブになってほしいと強く願う。お金使おう。
年俸面の話で繋げると、今季一緒にJ1に昇格して、第2節の対戦相手である松本とはその面では既にかなりの差を付けられていると言える。決定的な差は新外国人選手のレアンドロ・ペレイラ、その年俸何と1億円。J1に昇格して億円プレーヤーを補強するというあまりにもベタなことをするのは反町さんが監督をするチームっぽくないなと思う一方で、もしかすると前回のJ1の時にゴールを決めるという部分で本当に悔しい思いをしてきた裏返しなのかもしれないとも思った。しかしご存知の通り、その億円プレーヤーは開幕戦を欠場し、多分明日も欠場する。日程くんの真意は分からないけど、世間一般の目は磐田、松本、大分で残留を争うだろうというもの。その3チームが3節までに全て1巡目の対戦を済ませる日程なので、シーズン序盤だから様子見なんてことは言ってられないわけで、松本にとってその大事な2連戦でいきなり億円プレーヤーが使えないのは「痛い」の一言では片付けられないはず。
ちなみになぜ今節もその億円プレーヤーが欠場するかと言えば、エルゴラの松本番も務める多岐太宿さんが運営する「松本雷鳥通信」に欠場見込みと書いてあったから。反町さんにしっかりと指導されているのか、画像の通りプレビュー画面で予想スタメンが分かってしまわないようにモザイクを入れるほどの徹底ぶりなのでその信憑性は高いと思われる。ただその点で言えば、大分番のひぐらしさんも予想スタメンは前節のスタメンをそのまま書くことをシーズンを通して徹底しているので、反町さんも準備はしにくいと思う。ただ正直に言って、お金を出して買ってる情報だけに不満に思うこともなくはないけど、チームのことを思えばやむなしとも思うし、難しい問題だ。
松本の開幕戦である磐田戦を観た。結果は1−1のドロー。序盤に岩上の直接FKで先制、鋭いプレッシングで試合の流れを掴んではいたものの、川又の強烈ヘッダーに屈し、勝ち点2を落とした。大分がJ2昇格後の2シーズンで3勝1分なので、相性は最高クラスにいい相手だとは思うけど、去年までの松本の姿はいったん忘れた方がいいように思う。そのプレッシングの鋭さは昨季と比較して格段に磨き上げられてる印象だし、そもそもその急先鋒である前田大然とセルジーニョは去年の10月は不在だったわけで。もう分かっちゃいるけど、前田大然のスピード感あふれるプレッシングはJ1のゲームとして見ても相当な切れ味だし、実際に磐田も最終ラインで何度も引っかけられそうになっていた。ただ前田もセルジーニョもやや単騎突撃的な印象は拭えないので、落ち着いていなせればチャンスは作りたい放題だ。それと70分を過ぎると明らかに全体の運動量は落ちてきていたし、前進出来なくてもしっかりとボールを動かしつつ相手を走らせることは重要だと思う。ただその運動量の落ちた磐田戦の反省と鹿島−大分を参考にしたスカウティングから撤退戦術で来る可能性も捨て切れないなとは思ってる。
注目選手は前田大然以外では今季栃木から移籍してきた服部康平。我々がJ3から駆け上がってきたのと同様、彼も相模原を振り出しに栃木、松本とステップアップしてJ3からJ1にたどり着いた。188cmと大型のCBで33歳になった飯田の後継者として期待されているんだろうなと思う。磐田戦1試合を観ただけではディフェンダーとしての真の実力は見極め切れなかったけど、セットプレー時のターゲット役としては十分すぎるほどに機能していた。鋭く動き出すわけでもなく初めからファーの位置に立っているだけなのに、山なりのボールが来てもほぼほぼ競り勝つ。その後のこぼれをしっかりと処理しなければまたもセットプレーから失点をしてしまうことになるので、そこは十分にケアしたい。J3・相模原の時にホームで対戦した時の彼のことはよく覚えてるんだけど、確かあの頃はFWをやってたはずだったので、そういう面からもセットプレーにはくれぐれも注意したい。
鹿島戦の結果で浮かれたいところではあるけど、それでも最終的には松本や磐田あたりとの残留争いは避けては通れないと思ってる。そういう意味ではまだ第2節でシーズン序盤とは言え、この試合は「6ポインター」だと言える。自分たちが生き残るために奴らを引きずり落とす。次節の磐田戦まで含めて、いきなりシーズンの大きな山場が来たと言える。
鹿島戦の前にシーズンインにあたっての記事を書き始めてたんだけど、ずっと仕事が忙しくて仕上げる気力がなくて結局ボツにしちゃってたので、その中から少しだけ今さらだけど書きたい。シーズン前のお楽しみの一つと言えばやっぱり選手名鑑。大分だけでなく他のチームのところを読むのも楽しい。で、今季J1に昇格して今までと何が変わったかと言えば、選手の推定年俸が記載されていること。ざっと見渡して一番に感じることは、うちの選手の年俸が安いということ。誰がどうとまでは言わないけど、4桁の選手でスタメンが組めないのは日本のトップディヴィジョンに所属するクラブとしてはやはり寂しい。今やJ1昇格というミッションは本当に成し遂げるのが難しいことになったと思う。それを安い人件費で成し遂げたことは確かにすごいことで、ある一面では評価されてしかるべきなのかもしれない。でもそれを我々サポーターが「誇らしいこと」と言い出したら、もうそれは末期症状だと思う。行き着く先は「やりがいの搾取」と何ら変わらない。チームに強くなってほしいと思う一方で、愛すべき選手たちがもっと報酬面で報われるクラブになってほしいと強く願う。お金使おう。
年俸面の話で繋げると、今季一緒にJ1に昇格して、第2節の対戦相手である松本とはその面では既にかなりの差を付けられていると言える。決定的な差は新外国人選手のレアンドロ・ペレイラ、その年俸何と1億円。J1に昇格して億円プレーヤーを補強するというあまりにもベタなことをするのは反町さんが監督をするチームっぽくないなと思う一方で、もしかすると前回のJ1の時にゴールを決めるという部分で本当に悔しい思いをしてきた裏返しなのかもしれないとも思った。しかしご存知の通り、その億円プレーヤーは開幕戦を欠場し、多分明日も欠場する。日程くんの真意は分からないけど、世間一般の目は磐田、松本、大分で残留を争うだろうというもの。その3チームが3節までに全て1巡目の対戦を済ませる日程なので、シーズン序盤だから様子見なんてことは言ってられないわけで、松本にとってその大事な2連戦でいきなり億円プレーヤーが使えないのは「痛い」の一言では片付けられないはず。
ちなみになぜ今節もその億円プレーヤーが欠場するかと言えば、エルゴラの松本番も務める多岐太宿さんが運営する「松本雷鳥通信」に欠場見込みと書いてあったから。反町さんにしっかりと指導されているのか、画像の通りプレビュー画面で予想スタメンが分かってしまわないようにモザイクを入れるほどの徹底ぶりなのでその信憑性は高いと思われる。ただその点で言えば、大分番のひぐらしさんも予想スタメンは前節のスタメンをそのまま書くことをシーズンを通して徹底しているので、反町さんも準備はしにくいと思う。ただ正直に言って、お金を出して買ってる情報だけに不満に思うこともなくはないけど、チームのことを思えばやむなしとも思うし、難しい問題だ。
松本の開幕戦である磐田戦を観た。結果は1−1のドロー。序盤に岩上の直接FKで先制、鋭いプレッシングで試合の流れを掴んではいたものの、川又の強烈ヘッダーに屈し、勝ち点2を落とした。大分がJ2昇格後の2シーズンで3勝1分なので、相性は最高クラスにいい相手だとは思うけど、去年までの松本の姿はいったん忘れた方がいいように思う。そのプレッシングの鋭さは昨季と比較して格段に磨き上げられてる印象だし、そもそもその急先鋒である前田大然とセルジーニョは去年の10月は不在だったわけで。もう分かっちゃいるけど、前田大然のスピード感あふれるプレッシングはJ1のゲームとして見ても相当な切れ味だし、実際に磐田も最終ラインで何度も引っかけられそうになっていた。ただ前田もセルジーニョもやや単騎突撃的な印象は拭えないので、落ち着いていなせればチャンスは作りたい放題だ。それと70分を過ぎると明らかに全体の運動量は落ちてきていたし、前進出来なくてもしっかりとボールを動かしつつ相手を走らせることは重要だと思う。ただその運動量の落ちた磐田戦の反省と鹿島−大分を参考にしたスカウティングから撤退戦術で来る可能性も捨て切れないなとは思ってる。
注目選手は前田大然以外では今季栃木から移籍してきた服部康平。我々がJ3から駆け上がってきたのと同様、彼も相模原を振り出しに栃木、松本とステップアップしてJ3からJ1にたどり着いた。188cmと大型のCBで33歳になった飯田の後継者として期待されているんだろうなと思う。磐田戦1試合を観ただけではディフェンダーとしての真の実力は見極め切れなかったけど、セットプレー時のターゲット役としては十分すぎるほどに機能していた。鋭く動き出すわけでもなく初めからファーの位置に立っているだけなのに、山なりのボールが来てもほぼほぼ競り勝つ。その後のこぼれをしっかりと処理しなければまたもセットプレーから失点をしてしまうことになるので、そこは十分にケアしたい。J3・相模原の時にホームで対戦した時の彼のことはよく覚えてるんだけど、確かあの頃はFWをやってたはずだったので、そういう面からもセットプレーにはくれぐれも注意したい。
鹿島戦の結果で浮かれたいところではあるけど、それでも最終的には松本や磐田あたりとの残留争いは避けては通れないと思ってる。そういう意味ではまだ第2節でシーズン序盤とは言え、この試合は「6ポインター」だと言える。自分たちが生き残るために奴らを引きずり落とす。次節の磐田戦まで含めて、いきなりシーズンの大きな山場が来たと言える。
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