Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

完敗(2節松本戦)

2019-03-02 19:03:27 | マッチレポート19'
これ以外のタイトル付けるのは無理。2試合で勝ち点3は申し分ないスタートだと思うけど、残留を争う松本に勝ち点を与えてしまったのは痛い、痛すぎる。


J2でもよく観た試合だと思うんだよ。相手に対策されてうまくいかない時に考えすぎて、サッカーの基本的なところすらも見失ってしまうような試合。サボってるわけでも、諦めてるわけでもないんだけど、考えすぎてるからシンプルに体が動かないんだよね。片野坂さんのチームになってからのここ数年ちょくちょく見てきた現象だからよく分かる。ハーフタイムにつぶやいたけど、こういう試合は残念ながら後半になっても改善しない。ハーフタイムに選手交代がなかった時点で今日は良くてスコアレスドローと腹をくくったので、まあ納得の結果。考えすぎてるから出足で負けるし、考えすぎてるから球際で勝てない。J2の時はこういう試合でも強引にドローに持っていくくらいの地力はあったんだけど、残留に向けて必死でプレッシングを磨いてきた松本にはそんなふんわりとしたものは通用しない。最後の最後まで手がかりすら見つけられなかったそんな試合。完敗。


たったの1試合だから慢心とまでは言わないけど、過信があったとは思う。「鹿島相手に出来たんだから、松本相手に出来ないわけがない」という過信は少なからず絶対にあった。シンプルに縦に仕掛けるとか、遠目からでもシュートを撃ってみるとかそういう部分が全くと言っていいほど見られなかったことに象徴されてる。そう思ってる時点で反町さんの術中にハマってるんだよ。最終ラインでパスを回してる段階で何となく自分たちのリズムでないことは選手たちは薄々分かっていたはず。ガッチリと相手の間合いに入り込んでしまって、そこに隙を見出すことが出来なかったはずなのに、それを認めようとせずに効果のないパス回しで時間を浪費し続けた。それは過信以外の何物でもない。


ただ一つ希望を探すとすれば、こういう類いの試合には連続性がないこと。前の試合が何だったんだろうかと思うくらいに次の試合で躍動することがしばしばだからこの試合を十分に反省したら、ネガティブに捉えすぎることはないと思う。もう少し頭をクリアにして試合に入るようにする等試合へのアプローチ方法に工夫をすればいいだけだと思う。唯一悔いるべきは松本に勝ち点を与えてしまったことその1点のみ。


さすがにこんな試合じゃいいとこ探しすら出来ないから個人ピックアップはなし。とりあえず高畑くん(これで一人前の選手なのでこれからくん付けはやめます)はデビューおめでとう。38番のマフラーを買った自分でさえ第2節でのJ1デビューは驚きだったよ。ただ奎汰が悪いわけじゃないんだけど、フク→奎汰の交代はよく分からなかった。もどかしい試合展開の中でもっと攻撃的なカードを持っておけばと感じてたから、この交代の真意は誰かにちゃんと聞き出してもらいたい。この不甲斐ない試合の直後にルヴァンが開幕するのはちょうどいいタイミングなんじゃないだろうか。まだまだメンバー選考はフラットな段階だ。とりあえずこの1週間で藤本を持ち上げすぎた人は廊下に立っときなさい。


先週に引き続き今週もこれからスパーズ観戦会。先週は◯→×だったから、今日は×→◯になるでしょ。さ、酒飲んで切り替えよ。まだまだシーズンは始まったばかり。
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