Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

過ちを繰り返さない

2012-07-07 23:08:06 | トリニータ
草津戦プレビューです。

「過ちを繰り返さない」というタイトルを付けましたが、後半戦の開幕戦である前節早速同じ選手にやられてしまっているので、開幕戦の過ちを繰り返さないということと、前節の過ちを繰り返さないという2つの気持ちを込めました。

草津の前節徳島戦をチェックしました。今年はプレビューを書くために対戦相手の試合を中心にJ2の試合を相当観てるんだけど、この徳島-草津戦はその中でも群を抜いて見どころのない試合だった。ザスパ草津の研究というテーマを持って観てなければ、間違いなく前半のうちに寝てたと思う。0-0というスコアもさながらシュート数が両チーム合計で10本と少なく、試合の主導権もどっちが握るでもなく非常につまらない試合だった。富山戦のプレビューでも書きましたが、熊本の試合を2試合続けて観てて、いいサッカーしてるなと思ってたらやっぱり千葉に勝つし、直前の試合をチェックしておくのは意味があると思う。ということで草津に勝てる可能性はかなりあると感じている。ちょっと引っかかるのはここ7試合で6試合完封と守備は非常に安定してること。焦れる展開に持ち込まれることは想定しておいた方がよさそうだ。

まず草津の基本戦術はトップの金成勇選手にロングボールをぶつけてくるシンプルなもの。これはけっこう迷いなく、早めにぶつけてくる。それをもう一人の小兵FW小林選手が拾いに来るのが基本。サイド攻撃の際も基本的にはファーサイドに流れる金選手に当てて、折り返す。もうほぼこれ。うちはラフに放り込まれてくるハイボールに対しては鳥人がある程度高確率で跳ね返してくれるので陣形をコンパクトに保ち、セカンドボールを拾える準備をしておきたい。そうすればかなり攻撃のターンが増え、自ずとチャンスを作る数も増えてくると思う。あとはやはり草津のチームの中で一人リズムが異次元の熊林選手は注意したい。非常に単調な攻撃が続く中、熊林選手から出されるパスだけは全くリズムが違う。集中を切らすと一発でやられる怖さがある。フィジカルに長けた選手ではないので、タメあたりがしっかりとつぶしてくれることを期待したい。ボランチの松下選手のミドルシュートにも気を付けたい。J2でも屈指のパンチ力のあるミドルシュートは既に有名ですが、ここも寄せを早くして、圭介のためにコースを限定してあげたい。

ということで草津に対して注意することはハッキリ言ってそんなにないと思う。それよりもこの試合のポイントはやはりさんぺー、村井の不在にどう対応するかということに尽きる。村井についてはタイプは違えど十分に代役を務められる人材がたくさんいるので心配はないけど、2試合続けて欠場するさんぺーの代役探しは大きな課題だ。右WBに配置されながらチーム得点王であるさんぺーはアウェイ湘南戦を除いてここまで全試合出場。その湘南戦では藤川が代役を務めて無難にこなすもゲームはドロー。しかしその藤川は16節千葉戦のベンチ入りを最後に6試合1ヶ月以上もベンチ入りすらしていない。他に考えられるのはジョンハンや夛田。はたまた田坂さん必殺のコンバート組の投入ももしかするとあるかも。とにかくここは1試合しのげばいいのではなく、次節の上位直接対決になる湘南戦までをイメージした選手起用になるわけで、明日のメンバー発表が楽しみだ。

明日の群馬県南部は50%ながらも雨予報。敷島にはJ2では山形のいも煮の次に好きなソースかつ丼がある。雨がざあざあ降りでなければ、3年連続であれを食べたい。7月はスタジアムで観戦出来る試合がこの試合のみの予定。この後の1ヶ月以上のブランクに耐えられるように明日は絶対に勝たせてきたいと思います。オーレも使者も必ず歌う!
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