Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

徹底したサイド攻撃が最後に実る(26節横浜FC戦)

2017-08-06 00:46:23 | マッチレポート17'
こういうのを最高という言葉以外で表現するのはちょっと難しいな。開幕戦以来の最高なゲームを楽しませてもらいました。ホント最高でした。



この写真を撮りながら、今日はうまくいかなかったら「虎に睨まれた亀」みたいなタイトルにしようかなと思ってたんだけど、相手陣内に釘付けにさせたのは亀の方でした。前節の山口戦やホームでの対戦を見ても、横浜FCは基本的には「持ちたければ、持っていいよ」のスタイル。ただそれでも「困った時のイバ頼み」で何とかしちゃうのが横浜FCで実際に前節の山口もそれでやられていた。今日はうちの後ろの3人が本当に踏ん張って正面から飛んできたロングボールに対してはイバとよく競り合って自由にやらせなかった。ただ前半に数本サイドからアバウトに上げられたクロスではヒヤリとさせられた。さらにジョン・チュングンに予想以上にサイドでイニシャチブを握られて苦しかったから、今日はギシさんの交代はシキーニョじゃなくて翔平を投入してケアするかなと思ったけど、片野坂さんは今日もシキーニョでいった。相手がストロングを出してくると、盾で構えたくなっちゃうけど、あえて槍で刺し返すことでジョン・チュングンを封じ込めた片野坂采配はお見事だった。



圧倒的な存在感だった今日の松本怜さん。2ゴールともサイドからのボールだったこともそうだし、今日は本当にサイド攻撃にこだわっていた印象。大きなサイドチェンジが決まる度に片野坂さんもテクニカルエリアで大きな身振りで拍手をしていたから、やっぱり狙いだったんでしょう。後半は左で作って相手を左に寄せたら、中距離パスをバーンと通して松本怜さん勝負みたいな攻撃が何度もあった。今日の怜さんはバンバン仕掛けたし、中田監督が野村→永田と怜対策のためだけにカードを1枚切らざるを得ないほどに圧倒的な存在感だった。



怜さんの場合、スピードが取り上げられがちだけど、今日のようにあれだけ前線に顔を出しながら裏にポッカリとスペースを空けてしまうことが少ないことに驚かされる。守備位置が攻めるには少々後ろだったとしても自慢の機動力で前線まで進出してきてしまうあの機動力こそ怜さんの本当の魅力だと思う。背後には偉大なる背番号7の大先輩が。


今日の試合が時間無制限サドンデス方式だったら、間違いなく先に決勝点をこじ開けたのは大分だと試合中ずっと思ってた。でも決められた時間内できっちりと決め切った勝負強さを賞賛したい。最後に押し込んだのは伊佐だけど、たくさんの選手が絡みながらの素晴らしいゴールだった。内容良くて、上位チームとのアウェイ戦で勝ち点1は全く悪くないけど、順位表を見るとこの勝ち点2がいかに大きいかを痛感する。上にも書いたとおり横浜FCは「持ちたければ、持っていいよ」なわけだけど、持たせてくれるだけじゃなくて、ボールホルダーへの寄せが緩いことに助けられた。特段何かしたわけでもないのに、気が付いたら相手陣内にフィールドプレーヤー全員が入った上でボールを保持してるなんてことは一度や二度ではなかった。特に後半はあれだけ押し込めたことこそ最大のイバ対策だったし、力関係は何とも言えないけど、今季の2試合で横浜FCとは相性が良さそうだなというのは感じる。



加入初戦はえらい評価が高かったレドミだけど、前節の山口戦では「全然大したことねえな」って感じだった。案の定今日も「全然大したことなかった」。イバの方が遥かに恐いし、ジョン・チュングンの方が恐かったし、野村も普通に恐かった。つまり横浜FC自慢の前線の4枚の中で一番恐さがないのが、今のレドミ。これからフィットしてくるのかもしれないけど、そうなったとしてももううちら関係ないし、どうでもいいわ。



生で見るのはお初のシキーニョ。怜さんがケアされたら、今度はシキーニョのサイドで勝負と今日は本当に最後までサイド攻撃にこだわり続けてた。仕掛ける姿勢は良しも、もう少し様子見が必要かな。



帰ってきた高木駿。試合後もちゃんと盛り上げてくれて貴重な人材だわ。



試合後のギシさんの喜ぶ顔が印象的だった。












怜さん、ご結婚おめでとうございます。これが噂の薬指にチュのシーンですね。




このアウェイ連戦を連勝で終わらせたのは本当に素晴らしい。これを活かすためにも、ホーム連戦でバーンと勢いに乗りたい。竹内が次節出場停止になってしまったけど、真夏の連戦の間に消化出来ちゃうのは不幸中の幸い。しかしプレーが汚いわけでもなく、26節までカード4枚でやりくりしてきた竹内のプレーは賞賛されてしかるべき。



クッソ眠い。眠すぎてほとんど内容も誤字もチェックしてない、っていうか出来ない。明日また大幅に手直しするかも。とにかく寝る前に上げることだけにこだわりました。
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