試合後の片野坂さんの充実感たっぷりのやり切った顔を見せられたら、この試合はこれで納得せざるを得ないでしょう。
前半29分まで待たなければ、まともな形を作れなかったし、後半開始から湘南がメンバーとフォーメーションをいじってくると、また停滞したように決して75分まではほめられた内容ではなかった。そこまでの無失点もよく守ったというよりは湘南の攻撃にキレを感じなかったと言う方が正直な印象だったし、あのまま終わればラッキーな勝ち点1だったと言うしかなかった。でも、75分頃を境に湘南の足が止まり始めて攻撃に転じることが出来たことはこの勝ち点1の意味合いを大きいものにしたと思う。片野坂さんも言うように今の湘南は4連勝という事実が示すように強いわけで、そのチームの足が止まるまで我慢して、攻撃に転じられるタフさとしたたかさを持てていたことを評価したい。結果的に今季は湘南に1ゴールも許さなかったわけで、少し前を考えるとちょっと信じられない。これで今季の湘南との対戦は終わりだけど、もしかするとPOで当たるかもしれないし、12年シーズンのことを考えてもシーズン中に相性が良かったチームと対戦するのは有利なわけで、これは前向きにとらえたい。
今日はGKのスタメンに注目していた。前節の直人の出来は今季最も悪かった。1失点目のパンチングミス、2失点目のポジショニングミス、後半の決定的なパスミス等、スタメンが変わるに十分な材料は揃っていた。果たして今日もスタメンは直人で継続だったわけだけど、どうなんだろうかとは思う。GKは特殊なポジションだし、スタメンを変えるのが非常にデリケートな問題だということも分かる。ただ、直人は昨シーズンも最悪だったニッパツを皮切りに7月からパフォーマンスを落とし始めて、結局修行にポジションを明け渡した。アウェイ福島から修行がレギュラーとなったこととチーム状態の上がるタイミングが完全に一致したため、そのまま修行がポジションを守り続けた。言いたいのは、スタメンを変えてほしいということではない。直人にこの局面を乗り越えてほしいということ。パスミスが増えていることは直人だけの責任だとは全く思っていない。対戦相手による分析が進む中でパスの付け方が難しくなってきてることは事実。だから今までとおりにはいかないわけだけど、それを乗り越えてほしい。足による技術だけでなく、今季はハイボール(ウイスキーのソーダ割りじゃない方)にも強くなってきてる印象があるし、もうワンランク上のGKになるには今の苦しい局面を乗り越えることがめちゃめちゃ大事。天皇杯の町田戦を観ていて、修行のキックも若干不安定だったこともあるけど、直人のもう一伸びに期待している。
湘南のプレッシングに感心するのは、寄せるだけでなく、奪い切りにくること。体をぶつけて、足を出して奪い切りにくる。だからボールを保持するのが本当に難しいし、見ていてストレスを感じる。CB→WBへのパスが湘南のスイッチの約束事になってたと思うんだけど、選手たちも早々にそれは気付いて、前半の途中から単純に逃げるようなそのルートのパスは出さなくなった。ただその分、窮屈になって前に蹴る回数は多くなってしまったし、やはり分析されてきてることは認めざるを得ない。前半の30分頃と前半終了直前くらいに何度かいい形が作れていたけど、その時はコテが大きくポジションを動いてもらったりとかが多かった。もっと能動的に動きながらじゃないとパスの出し先の選択肢は少ないままなのかなと思う。今日はギシさんから怜にスタメンが変わった。翔平も今日の試合で最後までかなりタフに前に行けるところを見せてた。両翼に縦に強い選手を並べられてるわけで、これをもっと使った方がいいと思ってる。今の大分は縦パスをフリーのスペースにフリックして攻撃のスイッチを入れるプレーをたまに見せるけど、これが行われるのがほとんどピッチのセンターだけ。もっとサイドでの崩しにアイデアがほしいと思うし、怜と翔平を活かすなら、そこにごっちゃんとコテが下りてきて縦パスをダイレクトでもう一度落として、スペースに怜と翔平が走り込むなんて形があればなと思う。完全なイメージだけど、もう少しポジションを動かしながら、ボールが動かせるようになると面白いかな。
順位表を見ると、もうこれ以上ないくらいにカオスなわけで、今日も抜けかけてた湘南と福岡が合わせて勝ち点1と何が何だか分からないというか、何が起こっても不思議じゃない状態。ただ一つ言えることは前半戦にブレずにチームをブラッシュアップしてきたチームがわずかな差をモノにして順位を上げていくであろうということ。今の大分は十分にその資格を持っていると信じている。自信を持って、最後まで諦めない。
前半29分まで待たなければ、まともな形を作れなかったし、後半開始から湘南がメンバーとフォーメーションをいじってくると、また停滞したように決して75分まではほめられた内容ではなかった。そこまでの無失点もよく守ったというよりは湘南の攻撃にキレを感じなかったと言う方が正直な印象だったし、あのまま終わればラッキーな勝ち点1だったと言うしかなかった。でも、75分頃を境に湘南の足が止まり始めて攻撃に転じることが出来たことはこの勝ち点1の意味合いを大きいものにしたと思う。片野坂さんも言うように今の湘南は4連勝という事実が示すように強いわけで、そのチームの足が止まるまで我慢して、攻撃に転じられるタフさとしたたかさを持てていたことを評価したい。結果的に今季は湘南に1ゴールも許さなかったわけで、少し前を考えるとちょっと信じられない。これで今季の湘南との対戦は終わりだけど、もしかするとPOで当たるかもしれないし、12年シーズンのことを考えてもシーズン中に相性が良かったチームと対戦するのは有利なわけで、これは前向きにとらえたい。
今日はGKのスタメンに注目していた。前節の直人の出来は今季最も悪かった。1失点目のパンチングミス、2失点目のポジショニングミス、後半の決定的なパスミス等、スタメンが変わるに十分な材料は揃っていた。果たして今日もスタメンは直人で継続だったわけだけど、どうなんだろうかとは思う。GKは特殊なポジションだし、スタメンを変えるのが非常にデリケートな問題だということも分かる。ただ、直人は昨シーズンも最悪だったニッパツを皮切りに7月からパフォーマンスを落とし始めて、結局修行にポジションを明け渡した。アウェイ福島から修行がレギュラーとなったこととチーム状態の上がるタイミングが完全に一致したため、そのまま修行がポジションを守り続けた。言いたいのは、スタメンを変えてほしいということではない。直人にこの局面を乗り越えてほしいということ。パスミスが増えていることは直人だけの責任だとは全く思っていない。対戦相手による分析が進む中でパスの付け方が難しくなってきてることは事実。だから今までとおりにはいかないわけだけど、それを乗り越えてほしい。足による技術だけでなく、今季はハイボール(ウイスキーのソーダ割りじゃない方)にも強くなってきてる印象があるし、もうワンランク上のGKになるには今の苦しい局面を乗り越えることがめちゃめちゃ大事。天皇杯の町田戦を観ていて、修行のキックも若干不安定だったこともあるけど、直人のもう一伸びに期待している。
湘南のプレッシングに感心するのは、寄せるだけでなく、奪い切りにくること。体をぶつけて、足を出して奪い切りにくる。だからボールを保持するのが本当に難しいし、見ていてストレスを感じる。CB→WBへのパスが湘南のスイッチの約束事になってたと思うんだけど、選手たちも早々にそれは気付いて、前半の途中から単純に逃げるようなそのルートのパスは出さなくなった。ただその分、窮屈になって前に蹴る回数は多くなってしまったし、やはり分析されてきてることは認めざるを得ない。前半の30分頃と前半終了直前くらいに何度かいい形が作れていたけど、その時はコテが大きくポジションを動いてもらったりとかが多かった。もっと能動的に動きながらじゃないとパスの出し先の選択肢は少ないままなのかなと思う。今日はギシさんから怜にスタメンが変わった。翔平も今日の試合で最後までかなりタフに前に行けるところを見せてた。両翼に縦に強い選手を並べられてるわけで、これをもっと使った方がいいと思ってる。今の大分は縦パスをフリーのスペースにフリックして攻撃のスイッチを入れるプレーをたまに見せるけど、これが行われるのがほとんどピッチのセンターだけ。もっとサイドでの崩しにアイデアがほしいと思うし、怜と翔平を活かすなら、そこにごっちゃんとコテが下りてきて縦パスをダイレクトでもう一度落として、スペースに怜と翔平が走り込むなんて形があればなと思う。完全なイメージだけど、もう少しポジションを動かしながら、ボールが動かせるようになると面白いかな。
順位表を見ると、もうこれ以上ないくらいにカオスなわけで、今日も抜けかけてた湘南と福岡が合わせて勝ち点1と何が何だか分からないというか、何が起こっても不思議じゃない状態。ただ一つ言えることは前半戦にブレずにチームをブラッシュアップしてきたチームがわずかな差をモノにして順位を上げていくであろうということ。今の大分は十分にその資格を持っていると信じている。自信を持って、最後まで諦めない。
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