Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

プレスおじさん

2011-06-19 00:16:23 | トリニータ
まったりとした土曜日の夜。明日はトリニータの試合があるけど、それまでは仕事だし、何となく土曜日らしい高揚感はない。こんな夜はどうでもいいエントリーをして、本でも読みながら寝ようと思います。

本当にどうでもいいことです。

話はもう1ヶ月以上前のベアスタでの鳥栖戦のこと。この日は飛行機の時間の関係でキックオフまで1時間をきったくらいでスタジアムに到着したので、1階にいい場所がなく、2階に座りました。2階はみなさん着席スタイルでの応援ですが、熱い気持ちで声を出している人も多かったです。

試合が始まって間もなく、モリシのスーパーミドルが決まる前には気になり始めてたので、本当に試合が始まってすぐに自分の真後ろにとても気になるおじさんがいることに気が付きました。

その名も「プレスおじさん」。

このおじさんは一般的には珍しいと思うんだけど、ディフェンスに異常なまでの執着を見せる。トリニータ攻撃時にはほとんど声を発しないにもかかわらず、一転守備に回ったとたん、「プレス!プレス!プレス!」と叫び出す。さらにその「プレス!」という言葉を発する回数がとにかく多くて、1分間に10回は軽く超えてる。ということは90分×10回=900回!あのおじさん1試合で千回近く「プレス!」って発してたことになる。一番衝撃的だったのは、相手GKがゴールキックを蹴る準備をしている際に、フライング気味に「プレス!」って言ってて、さすがにその時は苦笑した。

まぁ、ただ変なヤジみたいな不快感は全くなく、その情熱をどうしてゴールを獲りに行く場面で発しないのかという素朴な疑問が残るだけのおじさん。伝統的に守備を固くすることが多い大分のチームスタイルを見事なまでに体現しているとでも言えばいいのでしょうか。ここ数試合、失点の多い大分。きっとどこかでプレスおじさんは泣いていると思う。明日はプレスおじさんが満足するような出足の早いプレスからボール奪取、そしてゴールへと繋げてほしい。
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