Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

戦術としてのカウンターを

2012-09-29 23:45:50 | トリニータ
町田戦プレビューです。

ラスト7試合。ここにきて連敗。明日は何としても勝ち点3が欲しい。熊本戦、栃木戦とそこまで内容が悪いとは思わないけど、少し淡々としてる感じを受けるのが心配。もっとヒリヒリとした緊張感をみなぎらせてほしいと思う。残り7試合だからね。

さて、町田。前節富山との裏天王山を録画でチェックしました。5月に対戦した時と大きな印象の変化はないんだけど、ポゼッションサッカーはかなりブラッシュアップされた感はある。今のうちと全く同じ3-5-2システムになっていて、バイタルに持ち込むまでのスムースなビルドアップは見ごたえがある。ただ同様にバイタルに入ってからの手詰まり感もかなりなもの。直接対決まで3連続完封で3連勝だった富山から町田は3点を決めるわけだけど、崩して決めたゴールはなし。町田はもう春先からずっといいサッカーはしてるという評価を受け続けてる。そして現実に試合を観ると面白いサッカーをしてる。ただそう言われ続けてもう何ヶ月。それでも最下位に沈むにはそれなりの理由があるわけで、堂々と格の違いを見せつけてほしい。

まずポゼッションの質ではうちは逆立ちしても勝てないと思う。だから試合の主導権は譲ってあげればいい。下手に主導権を取りにいこうとしてストレスを溜める必要はない。しっかりとブロックを守っていれば、やられることはそうそうない。個人的な希望としては3-4-3に戻して7枚でしっかりと守ってカウンターを虎視眈々と狙うというシンプルな戦術でいいと思う。ただ偶発的なカウンターではなく、戦術として徹底したカウンター狙いにすることだ。ボールの奪いどころ、下げ過ぎないDFライン、カウンター発動時の前線の連携等々。富山戦の最後の最後で露呈したように、ロングボールへの対処にも難がありそう。うちのストロングポイントを全面に押し出していくだけでチャンスは作れると思っている。

まあでも真面目な話、もう戦術、戦略を考えてもあんまり意味がないとも思ってる。目の前の試合に対してどれだけ危機感とモチベーションを持って臨めるかにかかってると思う。最初にも書いたけど、熊本戦も栃木戦もこの時期のこの状況で臨んだ試合の割には淡々としてたと感じた。町田はスタジアムの問題で2年も昇格が見送られ、やっと昇格してそのスタジアムも完成を間近にして、J2史上初の降格が現実味を帯びてきている。ここ数試合の長崎の勝ち方を見てると22位クラブは自動降格と見て間違いないと思う。そんな状況に置かれたクラブがどれだけの気持ちで襲いかかってくるかは火を見るよりも明らかだ。

でもさ、オレたちだってたったの3年間で6億もの借金を返済したんだぜ。こんなこと出来るクラブそうそうない。オレたちがJ1昇格に対して見せる執念だって尋常じゃない。明日は選手とサポーターで勝ち点3に対する執念を見せつけてやろう。台風とか登山とか色々あるけど、全部勝ち点3でぶっ飛ばしてやろう。超だせぇけど、あえて言ってやる。

「最後は気持ちだよ。」
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