Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

2018Iリーグ全日本大学サッカーフェスティバル

2018-12-02 11:17:16 | トリニータ





昨日はずっと行きたいと思いつつ、これまでは月−金開催でハードルが高かった全日本大学サッカーフェスティバルへ行ってきた。場所は仙台からローカル線で1時間ほど石巻方面に行った松島フットボールセンター。ハイブリッドターフが2面あって、A面はスタンド付きで観やすいんだけど、B面はネット越し。クラブハウスもあってなかなか立派な施設。

Iリーグは多くの選手に出場機会を与えるために開催されている。トップチームに絡めない3〜4年生で構成している学校もあれば、高校時代はバリバリの有名選手のルーキーばかりで構成してる学校もあったりと色々。



メンバーが一番豪華なのは明治。スタメンのほとんどが2種時代から知っている選手。このチームで評価された選手が来季のトップチームに絡んでいけるんだろうね。




大分U−18がプレミアに所属していた頃に対戦相手で本当に良い選手だなと思っていた杉浦文哉(名古屋U−18 1年)。何か一つ武器があれば相当恐い選手になれると思う。



右SBの岡庭愁人(FC東京U−18 1年)は2種時代は確かキャプテンで、J3にもそこそこ出場してたと記憶している。ポジション、ルックス、所属等目指しているのはトルコにいるあの人なんでしょう。



稲見哲行(矢板中央 1年)も中盤で存在感があった。



後半一気の6ゴールでIPU環太平洋大を粉砕した国士舘の右田翔(長崎総科 2年)も高校時代に見せていた鋭さを右サイドで出せていた。国士舘は来季2部なのでトップチームのメンバー争いに絡んでこれるか。



その7失点したチームのGKを挙げるのもアレだけど、大西輝(明徳義塾 4年)はキックオフ後最初のキックで相手から「足あるぞ!」と言わせたくらいにキックが高精度だった。





明治同様に豪華メンバーを送り込んできたのは法政。中でも抜群だったのが田部井涼(前橋育英 1年)。選手権優勝メンバーなので当然と言えば当然かもしれないけど、生粋のゲームメーカー然とした雰囲気が素晴らしい。キックの精度が高い、視野が広い、パスだけじゃない攻撃の構築パターンといい選手になりそうな雰囲気がプンプンしていた。



ちなみに得点王の飯島陸(前橋育英 1年)はサブ。ほんの11ヶ月前に選手権得点王だった選手がIリーグでサブ。



お姉ちゃんがテレビに出てる人として扱われがちな松井蓮之(矢板中央 1年)。ボランチくらいのイメージだったけどCB。同期の簑田広大がトップチームに絡んでいるので彼も上がっていきたいはず。



法政と対戦した阪南の本石捺(佐野日大 2年)は面白いフィードが出せる左利きのCB。佐野日大が選手権ベスト4に入った時のメンバーだね。


ちなみにこの大会には大分U−18のOBたちも多く登録されてる。


IPU環太平洋大の夏富悠仁(4年)は大分時代の雰囲気そのままにプリンス的でかつファンタジスタ的。国士舘のゴリゴリのつぶしに耐えながら何度も決定的なパスを出そうとしてた。



IPU環太平洋大には多くのOBが進学してるけど、1学年下の岡将大(3年)は1トップでフル出場。身長があるタイプじゃないから空中戦ではほぼほぼ跳ね返れてたけど、スペースを見つけては飛び出して、狭いエリアで落としてチャンスメイクという局面では輝いてた。この辺のメンバーとは4年前のクラ選の時に前橋工業のグラウンドで試合中に一緒にテントを抑えて竜巻もどきをやり過ごしたのがいい思い出。





進学先として最も多いであろう福岡大はGKのサブに津村和希(1年)。



酒井将輝(1年)は帯同もメンバー外。



ということでこの時期に大学サッカーを1日に3試合も堪能出来るという贅沢をしてきました。しかし東北の冬は寒かった。第3試合のキックオフが15時10分。冬至が近く日没の早い東北だと後半始まる頃には薄暗くなってきて本当に寒かった。座って観てるのが辛くなってきたので、少し体を動かしながら観てた。



松島フットボールセンターの最寄りの陸前富山駅はこんな海のそばの素敵な駅。少し見にくいけど、真ん中に停車してる仙石線が写っているのが見えるでしょうか。


ただ日が沈むとこんな寂しい感じに。そろそろJクラブのアウェイツーリズムにも飽きてきた昨今、日帰りだったけど久々にフットボールツーリズムを体感出来る楽しい旅でした。


さて、大学サッカーもあとはインカレでシーズン終了。最後のお楽しみです。
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