Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

取らぬ亀の甲羅算用

2021-08-21 00:11:43 | トリニータ
言わずもがな残留のための皮算用ならぬ甲羅算用ね。まずは基礎情報を整理。

残りは14試合(ホーム7、アウェイ7)。

25節H札幌戦
26節H神戸戦
27節A広島戦

28節H湘南戦

29節A鳥栖戦
30節A名古屋戦
31節Hセレッソ戦

32節H仙台戦

33節A徳島戦

34節A福岡戦
35節Hガンバ戦
36節A鹿島戦

37節H横C戦

38節A柏戦





残留圏内の16位まで勝ち点7差の19位。7差を埋めないといけないのはもちろん、最低でも3クラブをまくらないといけない。

現実的に考えて14位の柏レイソルから下の7クラブで3つのイスを争うという構図になると思う。生き残るのは3クラブ、叩き落とされるのは4クラブ。


J1が20クラブだった前例がないので、残留の目安をどこに置けばいいのかが難しいところだけど、J1が1シーズン制に戻った2017シーズン以降の16位クラブの平均勝ち点は34.3点。これをベースとして試合数が4つ多いことを考慮するとやはり勝ち点40くらいが残留ラインになるんじゃないだろうか。


大分の現在の勝ち点が16なのであと必要な勝ち点は24。これをどこから絞り出してくるか。下にいるクラブとして幸いなことに6つのライバルクラブのうち清水以外の5つと直接対決を残していること。上に書いたスケジュールの赤字部分に当たるわけだけど、もう当然のこととしてライバルクラブとの直接対決5試合は全勝がマスト。残留争いは自分たちの勝ち点を積むことと同じくらいにライバルクラブの勝ち点が積み上がらないことが大事。だから直接対決で勝つことが大事で、6ポインターなんて呼ばれるわけだ。それが分かっていて前半戦はライバルクラブとの直接対決で勝ち点を配り続けたわけだから生き残るためには5試合全勝がマスト。これで勝ち点15。残りは9。


上のスケジュールを見るとよく分かるんだけど、直接対決以外の強豪クラブ様との対戦は3連戦が3セットになっている。第1シリーズは明日からの札幌、神戸、広島。第2シリーズは9月中旬からの鳥栖、名古屋、セレッソ。第3シリーズはアウェイ徳島戦の後に天皇杯準々決勝を挟んでからの福岡、ガンバ、鹿島。以上の3シリーズなわけだけど、分かりやすく考えると1つのシリーズで勝ち点3を取れれば残りの9は埋められる。つまり1つのシリーズでどれか1回勝つか、全て引き分けるか、もちろん貯金も可。


ということでまとめてみると意外と分かりやすかった。この皮算用ならぬ甲羅算用を難しいと思うか、やれると思うかは人それぞれ。ちなみに自分はもう一度順位表を見直してみて、これまでの24試合が4勝4分16敗という分かってはいたけど目を背けていた事実を改めて突き付けられて、これは途方もないミッションだなと思ったのが正直な気持ち。まあでももうやるしかない。


まずは札幌戦。明日勝てばいきなり神戸戦と広島戦はボーナスステージだよ。そう考えるとやれそうにも思えてくるから「サポーターってバカだな」としみじみ思う。
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