Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

飛車角金銀落ちの相手に完敗、惨敗(23節川崎戦)

2021-08-09 22:06:32 | マッチレポート21'
後半は流れの中からのシュートなし、枠内シュートなし。もうこれが全て。いい時間帯があったみたいな自己評価はまさかしないと思うけど、もうこの期に及んで絶望的なチーム状態であることが分かっただけの試合。残留を争うチームは続々と勝ち点を積み上げている。川崎が相手だったから仕方がないという割り切りは現実逃避でしかない。川崎が相手だから仕方がないとは言えない状況にしたのは他でもない自分たちなのだから。


もう全く機能していない長沢をいつまで先発で使い続けるのだろうか。チームの状態でボールが出てこないということもあるだろうけど、引き出す方にも問題があるし数少ないボールタッチもおぼつかないのが現状。長沢の場合は終盤に高さを期待して投入という明確な使い方があるんだから先発にこだわらなくてもいいように思うけど、どうなんでしょう。


先制したこととダミアンが負傷交代したことで川崎が少し後ろに重くなったところから大分がボールを握る展開になったわけだけど、ボールを握っただけで満足すんの本当にやめてくれと拡声器で叫び続けたいくらいだ。本当に何度繰り返すんだろうか。サイドで3人(例えば新太、香川、三竿)が絡んで攻撃するシーンがよくあると思うんだけど、クロスを上げるでもない斜めに勝負パスを入れるでもないドリブルで仕掛けるわけでもなく、何となくガチャガチャと相手から寄せられてボールロストするシーンはマジで見ていて一番腹が立つ。誇張なく言うけど、三竿の縦パスをうまく引っかけられてその裏からカウンターで失点したとしてもその方がよっぽど評価出来る。縦パスで勝負にいった結果なんだからそういうこともある。今の大分はそれすら怠って時間が経過するのをただ待っているようにしか見えない。腕時計とにらめっこしてる使えないバイトかよ。


今シーズンのつまずきの始まりってやっぱり5人交代のレギュレーション継続について異を唱えなかったことだと思う。もちろんうちだけが異を唱えてもどうなるもんでもなかったかもしれないけど、3人交代よりも5人交代の方がうちも有利だと自己評価している時点でスカウティングに失敗しているんだよ。詳しくはシーズン終了後に書こうと思うけど、簡単に言うとスタメンを100としてうちは5人交代で105にしか出来ないけど、他のチームは110にも120にも出来るってことだよ。でも片野坂さんや哲平さんは103よりは105の方がいいという判断だったんだと思う。ガンバ戦もこの川崎戦も交代選手の質の差で試合を決められている。自己評価があまりにも甘すぎる。


今日は補強のラストピースとなった増山もいきなり起用。積極的な姿勢は伝わってきたものの、起爆剤になるほどではないかなという感覚は持ってしまった。司も呉屋も2試合目である程度はやってくれそうだけど、このどん底のチームを立て直せるほどの救世主感はなさそうだし、もういよいよ万策尽きたかね。野嶽についてはプレーを見る前からで悪いけど、戦力の上乗せとして獲得している感じはなさそうなので除かせてもらう。直近10試合で4点しか取れていないチームが十分な中断期間があったにも関わらず監督代えないってもう変態行為だとしか思えないよ、残留したいのなら。6月頃に早々に片野坂さんとの心中宣言をしたのは単純にプランBを準備していなかったがために突っ張るしかなかったってことでしょ。結局09年の失敗も、15年の失敗も何も生かされていないってことだよね。と、まだ残留する可能性はあるのにちょっと言い過ぎかなとも思うけど、まあこれが本音だ。


横C、柏、徳島が勝って、清水と仙台も勝ち点1。勝ち点なしは最後の最後で力尽きた湘南とうちだけ。ゴールなしに広げればうちだけ。そもそも中2日のガンバに負けている時点で飛車角金銀落ちだろうが川崎から勝ち点が拾えるわけがないのは至極当然なわけだけど、いよいよ追い込まれたなと思う。


ちなみに次節横浜戦は8月15日。そう、終戦記念日。まだ夏の真っ盛り、終戦を迎えるにはあまりにも早すぎる。
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