キャプテン自ら「クソ情けない試合」と評したわけでそれ以上でもそれ以下でもないと思うし、そこまで言ったからには次はまず間違いなく勝つだろうから明日の熊本戦に関しては心配してないよ。
昨シーズンはよくあったパターンで、先に結果を知ってしまって全く試合を観る気がおきずに今日やっと観た。今シーズンは片野坂さんに戻ってちゃんとチームと向き合おうと思っていたはずなのにわずか11試合目で昨シーズンの暗黒時代に戻ってしまったような感覚だ。これもあるあるだけど、良くなかったと言われる試合ほどいざ観てみるとそうでもないと思ってしまう典型のような試合だったと思う。失点はいずれもハマタローのミスなので深刻に捉える必要はないと思う。これまでハマタローに助けられたことの方が多いからこういうこともあるよ、とか言いたくなるけどそれはもうレベルの低い評価の仕方で昇格を目指すクラブの評価ではないよね。11試合で失点直結のミスが3つ目。多すぎるよね。
一方で点が取れそうだったかと言うとそれもほとんどなかった。良くなかった前半を受けて後半開始からの10分間だけは可能性を感じたけど、そこで点が取れなかったことを敗因としてしまったらそれこそこの先に希望は見つけられなくなってしまう。だからこの試合は全てで相手を上回れなかったことで「クソ試合」だったで片付ける方がいい。
堅心は36分、将輝は47分。どちらもJ1では絶対に見逃してはくれない失い方をしている。アカデミー出身者で構成するダブルボランチには希望しかないわけだけど、いまのチーム状態が芳しくないことに2人の物足りなさが大きく影響していることは重く受け止めてほしい。判断スピードや周囲との合わせ方にズレがあると思う一方で、この先に片野坂さんが目指すサッカーの完成形に大きく貢献しそうだなと思うのは今のところ断然小酒井だ。ボールを受けるセンスとパスを出す先の視野の広さは2人よりも圧倒的に優れている。誰にポジション争いに勝ってほしいとかではなく、高い水準で争ってほしい。三者三様で強みは違うわけだから。
薩川がハムストリングをやってしまいおそらく長期離脱になるのでサイドバックの補強は急務になった。香川は開幕からずっと良くない。ただ香川については個人的には調子の良し悪しではないと思うので、香川には左SBの控え一番手に座ってもらうのが妥当だと思うので、なおさらにサイドバックの補強は重要かつ緊急だと思う。
おすすめはセレッソの大卒ルーキー奥田勇斗(ガンバユース→桃山学院大)。個人的に昨シーズンの関西学生リーグで最も印象に残った選手。サイズはないものの守備面ではソリッドで攻撃面でも違いが出せる選手。サイドバックだけでなくボランチも普通にこなせると思う。セレッソでは毎熊とのポジション争いに勝たなければならずおそらくいまJリーグ内でも最も難しいポジション争いに挑んでいる選手と言っても過言ではないわけで、結局開幕から2ヶ月でほぼ試合には絡めていない。夏に毎熊の海外移籍の可能性はかなり高いわけでセレッソとしても簡単に手放すわけはないと思うけど、このレベルの選手を補強出来なければ今シーズンでの昇格はないと思う。
「クソ試合」だったわけでこの試合をアレコレ語る意味は感じないので、トリテンの片野坂さんのインタビューから果たしてここから浮上してくる目はあるのかを探っていきたい。インタビューを読んでみて一番に感じたのはやはりこのチームが一番やりたいことは「即時奪還」だったということ。シーズン前に明確にそのイメージを持っていたんだけど、蓋を開けてみたらその感じはなくさらに「シームレス」みたいなフワッとした単語が先行してしまってますます混乱してしまったけど、片野坂さん自らの言葉で「前からプレスをかけ相手に蹴らせてからセカンドボールの回収までがひとつのセットです」と語っており、やりたいことはやはり「即時奪還」なんだなと納得した。ということでもう「シームレス」とかいうどうとでも捉えられるような曖昧な単語は使わないでほしい。ただ「即時奪還」というのも一般的には相手ゴールに近いところで奪うとか、相手の陣形が整う前に攻めたいみたいのが「即時奪還」のメリットとされているけど、片野坂さんはそうではなくてセカンドボールの回収だと言い切っているので、攻撃回数を増やしてリズムを作り出したいんだろうなと推測する。そういう意味では79分の前線から最終ラインまで全く意思統一されずに中途半端にプレスに行ってあっさりと前進されたシーンは最もやってはいけないプレーだと思う。
前述のとおり、義務として明日の熊本戦は勝つからいいけど、問題はその後。甲府、長崎とおそらく昇格のライバルとなるであろう2クラブとの対戦で目指すところの片鱗だけでも出せるのかどうかが大事になってくる。ここはもう精神論ではないから冷静に見ていきたいと思う。正直に言えば片野坂さんには2年で昇格目指してくれればいいと言いたいところだけど、今のクラブの懐事情を考えれば来シーズンより戦力ダウンすることは目に見えているので、やはりプレーオフでもいいから今シーズンに昇格を目指したいところだ。
昨シーズンはよくあったパターンで、先に結果を知ってしまって全く試合を観る気がおきずに今日やっと観た。今シーズンは片野坂さんに戻ってちゃんとチームと向き合おうと思っていたはずなのにわずか11試合目で昨シーズンの暗黒時代に戻ってしまったような感覚だ。これもあるあるだけど、良くなかったと言われる試合ほどいざ観てみるとそうでもないと思ってしまう典型のような試合だったと思う。失点はいずれもハマタローのミスなので深刻に捉える必要はないと思う。これまでハマタローに助けられたことの方が多いからこういうこともあるよ、とか言いたくなるけどそれはもうレベルの低い評価の仕方で昇格を目指すクラブの評価ではないよね。11試合で失点直結のミスが3つ目。多すぎるよね。
一方で点が取れそうだったかと言うとそれもほとんどなかった。良くなかった前半を受けて後半開始からの10分間だけは可能性を感じたけど、そこで点が取れなかったことを敗因としてしまったらそれこそこの先に希望は見つけられなくなってしまう。だからこの試合は全てで相手を上回れなかったことで「クソ試合」だったで片付ける方がいい。
堅心は36分、将輝は47分。どちらもJ1では絶対に見逃してはくれない失い方をしている。アカデミー出身者で構成するダブルボランチには希望しかないわけだけど、いまのチーム状態が芳しくないことに2人の物足りなさが大きく影響していることは重く受け止めてほしい。判断スピードや周囲との合わせ方にズレがあると思う一方で、この先に片野坂さんが目指すサッカーの完成形に大きく貢献しそうだなと思うのは今のところ断然小酒井だ。ボールを受けるセンスとパスを出す先の視野の広さは2人よりも圧倒的に優れている。誰にポジション争いに勝ってほしいとかではなく、高い水準で争ってほしい。三者三様で強みは違うわけだから。
薩川がハムストリングをやってしまいおそらく長期離脱になるのでサイドバックの補強は急務になった。香川は開幕からずっと良くない。ただ香川については個人的には調子の良し悪しではないと思うので、香川には左SBの控え一番手に座ってもらうのが妥当だと思うので、なおさらにサイドバックの補強は重要かつ緊急だと思う。
おすすめはセレッソの大卒ルーキー奥田勇斗(ガンバユース→桃山学院大)。個人的に昨シーズンの関西学生リーグで最も印象に残った選手。サイズはないものの守備面ではソリッドで攻撃面でも違いが出せる選手。サイドバックだけでなくボランチも普通にこなせると思う。セレッソでは毎熊とのポジション争いに勝たなければならずおそらくいまJリーグ内でも最も難しいポジション争いに挑んでいる選手と言っても過言ではないわけで、結局開幕から2ヶ月でほぼ試合には絡めていない。夏に毎熊の海外移籍の可能性はかなり高いわけでセレッソとしても簡単に手放すわけはないと思うけど、このレベルの選手を補強出来なければ今シーズンでの昇格はないと思う。
「クソ試合」だったわけでこの試合をアレコレ語る意味は感じないので、トリテンの片野坂さんのインタビューから果たしてここから浮上してくる目はあるのかを探っていきたい。インタビューを読んでみて一番に感じたのはやはりこのチームが一番やりたいことは「即時奪還」だったということ。シーズン前に明確にそのイメージを持っていたんだけど、蓋を開けてみたらその感じはなくさらに「シームレス」みたいなフワッとした単語が先行してしまってますます混乱してしまったけど、片野坂さん自らの言葉で「前からプレスをかけ相手に蹴らせてからセカンドボールの回収までがひとつのセットです」と語っており、やりたいことはやはり「即時奪還」なんだなと納得した。ということでもう「シームレス」とかいうどうとでも捉えられるような曖昧な単語は使わないでほしい。ただ「即時奪還」というのも一般的には相手ゴールに近いところで奪うとか、相手の陣形が整う前に攻めたいみたいのが「即時奪還」のメリットとされているけど、片野坂さんはそうではなくてセカンドボールの回収だと言い切っているので、攻撃回数を増やしてリズムを作り出したいんだろうなと推測する。そういう意味では79分の前線から最終ラインまで全く意思統一されずに中途半端にプレスに行ってあっさりと前進されたシーンは最もやってはいけないプレーだと思う。
前述のとおり、義務として明日の熊本戦は勝つからいいけど、問題はその後。甲府、長崎とおそらく昇格のライバルとなるであろう2クラブとの対戦で目指すところの片鱗だけでも出せるのかどうかが大事になってくる。ここはもう精神論ではないから冷静に見ていきたいと思う。正直に言えば片野坂さんには2年で昇格目指してくれればいいと言いたいところだけど、今のクラブの懐事情を考えれば来シーズンより戦力ダウンすることは目に見えているので、やはりプレーオフでもいいから今シーズンに昇格を目指したいところだ。
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