Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

いざ、3年ぶりの残留争いへ(21節鹿児島戦)

2024-06-25 11:16:52 | マッチレポート24'







まだまだ大丈夫と目を背けてきたけど、この試合でもう認めざるを得なくなったよね。どこからどう見ても弱い。個も弱い、組織として弱い。残留争いに足を突っ込んで当然のチームだなと。ただ簡単に諦めるわけにはいかない。絶対に残留しよう。



カモ池、じゃなくて鴨池でも勝てないのかと正直思ったよね。それも戦術的にも上回られていたしね。鹿児島のビルドアップはサイドバックがサイドラインギリギリまで張り出して選手間の距離を長く取るやり方で大分の前線の選手が追う距離が長くて嫌だなと思っていた。ただそれでも真ん中がスッポリ空いているので致命的な前進のさせ方は防げており、サイドから可能性の低いクロスを上げさせて真ん中はしっかりと固めるという守り方は出来ていたし失点の雰囲気は皆無だった。しかし安藤の退場シーンだけはボールホルダーにも厳しくいけてないし、藤本の飛び出しもタイミングが良かったし、あそこだけやられてしまった。ノムの言葉を借りれば抜け出された後の安藤の判断が悪いということになるんだろうけど、90分間ずっとそういうリスクと対峙し続けるポジションの選手に対する評価としては厳しすぎるし、だったらあなたが最初の決定機を決めていれば違った展開になったんじゃないですかねと思ってるよ。チームの調子が悪くなってきた時にノムが「オレがいっちょ言ったる感」を出し始めるとマジで要注意。3年前もそうだった。安藤は仕方ないし責任を過度に感じる必要はない、ただ次節大一番の甲府戦で安藤がいないのは痛すぎるよマジで。





一方で堅心のレッドカードは絶対に許されない。オフサイドの確信があったのかどうか知らんけど、ペナ内からセンターラインまで主審を追いかけてって抗議したらイエローカード出されるのくらい誰でも分かるだろ。途中で気付いてやめるくらいの時間も十分にあっただろうに、擁護する余地は1ミリもない。そこに若さは関係ないし、この試合を壊した責任をここから2週間でヒシヒシと感じて取り返してください。チームの規律のためにもこういった愚行には本当に罰金を取った方がいいと思うよ。


2失点目と2枚目のイエローカードが同時に来た時点で試合は終ってしまったので、3失点目以降はもうただ過ごすだけの時間だったかな。


これだけチームが低迷している原因の一番はやはり人が足りないことで間違いないと思う。これだけ選手が入れ替わり立ち替わりいなくなっていればチームに成熟度を求めるのは難しい。監督としても諦めざるを得ないことがたくさんあると思う。監督が求めている形がおそらく今の戦力で出来る最適解ではなくなっていると思うし、今後そこにどうやって折り合いをつけていくのかは片野坂さんの腕の見せ所。ここで下手こけば最悪の事態もマジであると思うよ。あとは選手たちがシンプルに球蹴りが下手になってしまっていることに幻滅してしまう。特に新太あたりはひどい。21年シーズン最終節柏戦のゴールに代表されるように球際での立ち回りに良さが凝縮されていた選手だったけど、最近の新太のボールタッチには目を覆いたくなる。競り合いでもファールで負けてしまうことが多いように思う。シーズン序盤はまだ調子が良かったと思うので、チームの調子の悪さに個まで飲み込まれてしまった良くないパターンなのかなと思う。


まだたくさん試合は残されているし大丈夫と思いたいところだけど、ハーフターンしてからの対戦が栃木、鹿児島、甲府と順位が下のクラブばかりで上のクラブをたくさん残してしまっている状態で試合消化的に非常に厳しい。覚悟を決めて、いざ残留争いへ。諦めるわけにはいかない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 片野坂さんのリアクションに... | トップ | 低迷チーム同士の典型的な凡... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マッチレポート24'」カテゴリの最新記事