Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ロティナチオ(29節セレッソ戦)

2020-11-26 21:27:24 | マッチレポート20'
これけっこうあるあるだと思うんだけど、結果を知っていてあまりポジティブな意見を聞かない試合を後で観てみると、思ってたほど悪くなかったなと感じることがよくあると思うんだよね。先ほどディレイで観たけど、まさにそんな試合だったかな。


しかし取れんもんだね。監督同士が意識し合って偏った成績になってしまうのは分からなくもないんだけど、チームも変わって当のやってる選手たちも徐々に変わっていく中で結果だけが変わらないっていうのは不思議なもんだね。まあ、でも千葉からの呪縛も突然解けたようにいつロティーナがカモになるかも分からないから、あまり否定的になったりとか、意識し過ぎるのも良くないとも思うけどね。そもそも来季はロティーナ自身がいない可能性が高そうだし。あとはあれだけのビッグゲームが終わってわずか4日後の試合というのもフィジカル的なことよりもメンタル的な部分で影響したんじゃないかなとも思ってる。川崎に勝てたんだからロティーナ(もはやセレッソに負けたとは思っていない)にも勝てるだろというロジックが成り立っちゃったら大分トリニータJ1優勝だもんな。


失点シーンはディフレクションを嘆くよりもコーナー付近までノリさんと智輝の2人で深追いしたにも関わらずパスを通されてしまったところがポイントだった。あそこまで深追いしたのならあのパスは絶対に通させちゃいけなかった。そこからスライドがズレてズレてを繰り返して、もう中は混乱していた。例えスコアレスで進行していたとしても難しいゲームになると予想出来たはずなのに、ビハインドを負えばどうなるかは分かりきっていたはず。ちょっと失点が早すぎた。


香川の負傷、小出の負傷、達也の疲労、井上健太の学業専念(知らんけど)等が重なりサイドの人材不足から三竿を1列上げるという選択を片野坂さんはしたと思うんだけど、三竿が抜けた最終ラインに入るファーストチョイスが右利きの刀根になるのならば、智輝を上げるという選択の方がいいと思うんだよね。三竿もかなり走れる方だと思うけど、終盤まで運動量が落ちないという点では智輝はこのチームの中でも1、2を争う選手だからワイドでより活きるはずだ。


62分の前3枚での崩しとか、76分の高澤の強烈ヘッダーとか、ゴールになってもおかしくないシーンは複数あったから、やっぱり冷静になって思い返してもロティーナに勝てないとか、点が取れないは過剰に気にする必要はないと思う。それなりの要素が揃えば川崎にだって勝てるように、いくつかのたまたまを排除出来れば、今までが何だったんだと思えるくらいにあっさりと勝つ時が来ると思うよ。


そんなことより次節の名古屋はセレッソより失点数少ないからね。次から次に試合がある時は深く考えすぎない。次だ次。
コメント
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