Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

真価を問われる4月が始まる

2012-03-31 23:15:37 | トリニータ
愛媛戦プレビューです。

残念ながら明日は仕事でリアルタイム観戦出来ません。仕事といっても明日は1日中、学生と面接です。経団連の倫理憲章に賛同している企業は4月1日に一斉に選考を開始するので、明日は1日拘束されて、学生の面接対応です。面接なので途中経過を携帯でのぞくわけにもいかないので、帰り道に結果を見てガッツポーズが出来るような結果になっていることを祈る。

録画で愛媛FCの前節栃木戦を観ました。ホームで昇格2クラブをきっちりと叩いて勝ち点を稼いでいる愛媛は現在、7得点3失点勝ち点8の10位。失点3は3番目に少なく堅守が売りのようだ。ただ栃木戦を観る限りにおいては決して守りが固いという印象は受けなかった。むしろ最後の最後で何とか体を投げ出してシュートブロックをしているというシーンが多かった。

その栃木戦はトミッチ選手と関根選手がいずれも前半で負傷交代をするというスクランブル状態のうえ、主審、線審ともに微妙なジャッジを連発して選手がかなりイライラを募らせながら試合をしていた印象を受けたので、愛媛FCが明日全く違う顔を見せたとしても何ら不思議ではないことをあらかじめ言っておきます。

まずはそのトミッチ選手が出てくるか否かで全く違ったチームであろうということ。広島からの移籍が発表された時点でもう既に嫌だなと思ってたけど、栃木戦ではわずかに15分ほどしかプレーしていないにも関わらず、2ついい組み立てを見せていて、やっぱりいい選手だなと再認識。エルゴラの予想ではスタメンから外れていたので、こんなことを願ってはいけないんでしょうが、出てこなければかなりラッキーだと思う。また堅守だと思われがちだけど、実は攻撃的なところを目指していそうだなというシーンがあった。トミッチ選手が退場した後はほとんど見えなかったけど、ビルドアップ時はCB2人の間にボランチ1人が吸収されるような形になって、両SBはけっこう高い位置取りをしている。両SBの内田選手、関根選手はともにアグレッシブに前に出ていくタイプで、最終的には攻撃的なチームを目指しているんじゃないかなと思われる。

もう1人キープレーヤーとして注意したいのは7番のキャプテン前野選手。大卒2年目でキャプテンを任されるだけあって非常に落ち着いていて、相手の隙をついて自らドリブルで突破してくる等なかなかいやらしい選手だ。

さて、対する我が大分トリニータですが、連勝していることもありスタメンはいじってこないでしょう。高松が試合に出られるところまで回復しているようで、これはこの上ない朗報!まあ、ただね絶対に無理はしてほしくない。昇格を目指すにはこの先もっと大事な場面で高松に輝いてもらわなきゃいけない時が来るはずだから、来るべきその時に出られないようなことがないように万全を期してほしいと思う。08年がそうだったようにクライマックスに美味しいところをかっさらって行くのが高松でいいと思う。話が逸れましたが、エルゴラの土岐田のインタビューを読んで、山形戦くらいから感じてたことが選手たちが思ってることと一致していてちょっと嬉しくなったし、自信になった。確かにジョンハン、コテ、土岐田の前3枚+両翼はお世辞にも機能しているとは言い難い。ただサイドに広く張ってサイドチェンジを多用したり、可能性が低くてもライン裏にぐいぐい走らせることで確実に相手DFラインにはボディーブローを打ち込み続けていて、その効果が出始めるのと木島の投入のタイミングがちょうど重なりゴールラッシュに繋がっている。もちろんこれがベストの試合運びだとは思わないが、全員が明確に同じイメージを描けている今のチーム状態なら、前半0点に抑えられた時点でかなりの確率で勝ち点3が転がり込んでくると思う。

連戦は気持ちで勝ち点を取った印象が強いが、またしっかりと準備の出来る週1ペースに戻る。開幕から1ヶ月。チーム状況が上向いているかどうかでそろそろ各クラブの振り分けが始まり出すはず。4月は全部で6試合。その中には甲府、徳島、京都との対戦が含まれていて序盤の山場の月と言っても過言じゃない。景気づけに愛媛を倒して、波に乗りたい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする