Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

激変したディフェンス(2節栃木戦)

2012-03-11 23:58:49 | マッチレポート12’
まずオレはね、いま猛烈に怒ってんだよ!オレはな、先週J'sGOALのJ2・10,000ゴールキャンペーンに大穴でチャンフンで応募したんだよ!聞いたら今日までで9,996ゴールらしいじゃねえか!絶対に次節で決まるのに、オレのチャンフンが出場停止じゃねえかよ!先週は罰ゲームみたいな審判が割り当てられたから今週こそはまともなのが来るかと思ってたら、最後の最後で何だよ、アレ!ゴール裏からは全く分かんなかったけど、帰って録画観たらあれにレッドってどういうことだよ!百歩譲ってオレのキャンペーンのことはいいよ。せっかく慣れ始めて、いいところを出し始めたチャンフンがかわいそうだろうが!

取り乱しました。ここからは冷静に書きたいと思います。

結果は3-0の快勝。狂喜乱舞のグリスタより帰還しました。

今日のテーマは誰が見ても不甲斐なかった開幕戦からどう修正してくるかということだった。個人的には中盤の構成を変えて、ポゼッションをしっかりとしたいと昨日書いたけど、田坂さんのアプローチは違っていた。田坂さんが変えてきたのは守備、特に球際をしっかりと行くということだった。確かにボールホルダーへの当たりが弱かったのは開幕戦でとても気になった。その理由が今日の試合後の田坂さんのコメントに全て書いてあり、ディフェンスが劇的に良化したことに深く納得した。ボールを失ったらまず下がってしまっていたという部分がまさにそれで、今日はボールを失ったらすぐに激しく詰めにいっていてリズムよく攻めさせないことはもちろん、奪取する回数も多かった。90分を通してその激しくアグレッシブな守備が切れることがなかった。今日は3点取れたことはもちろん素晴らしいんだけど、オレは守備の部分をより評価したい。

結果的には相手のミスから2点目、3点目が取れたわけだけど、木島という素晴らしいジョーカーの出現はチームにとってこの上なく大きい。後半はリードしてることもあって、試合を落ち着かせる一方でシュートも少なく、攻撃が停滞気味だったことは否めない。そんなムードをスピードで打破出来る選手の存在は貴重だ。木島はスピードがあることはもちろんだけど、ランニングのフォームがいいと思う。背筋が伸びて上半身をぐっと起こして走るからよく周りが見えている、だからゴール前でも落ち着いて最善の選択が出来る。昇格や優勝といった大きな目標をチームが成し遂げるにはサポーターですら想像も出来ない確変を起こす選手がいることがポイントになると常々思っている。これまでリーグ戦の出場がなかった木島が途中出場2試合で2ゴール1アシスト。そんな存在になるような気がしてならない。

ちなみに昨日のプレビューで書いたモリシの襟は見事に立ってましたね。結果は名波も絶賛の2ゴール1アシスト。もうやっぱりシナリオが出来ていたとしか思えないね、この結果は。もうね、モリシは今後も襟を立て続けるべきだと思うね。げん担ぎで私服でも立てたらどうかなって思うね、この際。

結果が出たことはもちろん嬉しいけども、それよりも行くべき方向性がハッキリとしたことの方に未来を感じる。大分トリニータサポーターの体の中には激しいディフェンスをこよなく愛するというDNAが宿命のように埋め込まれている。得点よりも守備に充実感を感じちゃうのはそんなDNAの影響かもしれない。今シーズンはこれで行こう!ハマらない時もあるでしょう、毎試合毎試合こんないい試合ばかり出来ないことも分かってる。ただ目指す方向性だけはぶらさずに我慢してれば、目標に手の届く位置はキープ出来ると思う。山形戦もがんばろう!

コメント
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