Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

最も気になるのは天候

2012-03-24 02:23:52 | トリニータ
岐阜戦プレビューです。

日曜日に長良川で行われるアウェイ岐阜戦。現地は今日から日曜日にかけてずっと天気が悪いようだ。長良川は今季第3節の草津戦の時に大雨でピッチがとんでもないことになってたのを映像で観た。この試合がどれだけスゴかったかというのは試合経過を見るとよく分かる。試合経過は得点やカード、選手交代を時間軸にそって記載していくものだが、この試合の試合経過に表示されてるのは岐阜側の選手交代一人だけ。得点やカードが一つもなく、両チーム合わせて6つある交代枠が1つしか使われていない。それだけサッカーになってなかったってことだろうね。もちろんどんな状態だろうが、勝って勝ち点3を持って帰ってくればいいんだろうけど、さすがにあんな中でサッカーをさせるのは選手たちがかわいそう。何とか水はけ出来る程度に降ってくれることを祈っている。

さて対戦相手のFC岐阜ですが、前節の岡山同様、今季まだ片目が開いていない。初勝利を目指して死に物狂いで来ることが予想される。ただ今季大分トリニータに負けたチームはもれなく最下位に転落するという岐阜側からしたら勘弁してほしいであろうジンクスが成立しつつある。ここで岐阜を叩いて、結果的に最下位に転落するようならジンクス成立と見てもいいでしょう。岐阜は現在、最下位岡山と同勝ち点の19位。今節の結果次第では十分に最下位転落があり得る。まあ、相手の順位がどうなろうと最終的には関係ないんだけど、調子の上がらないチームはきっちりと叩いておきたいところだ。

岐阜の気になる選手といえば、シーズンが始まってから移籍してきた樋口選手。


高校選手権を観に行った時の樋口選手です。PKを蹴ってる10番が樋口選手。この試合の後に出てきた青森山田の柴崎岳よりもずっとインパクトがあったことを覚えている。前節プロ入り初ゴールを決めて上り調子だろうから注意が必要。

さらに岐阜と言えば、永芳の移籍後初の長良川凱旋。本人もブログに書いている通り、相当気持ちが入ってると思う。ただ普通にいけば、岐阜戦のスタメンも田坂さんが大きくいじってくることは考えにくいため、永芳はベンチスタートが濃厚だ。しかし前節勝ったものの体が重そうだったことは事実だ。特にコテなどは明らかに体にキレがなく、簡単にボールをロストするシーンが多かった。そしてベテランボランチコンビにも今季1シーズンを通して働いてもらうためには大事に使っていきたいところだ。前節よりは間はあいたものの、それでも中4日。アウェイでもあり、厳しい日程には違いない。永芳をスタメンで使ってみるならこの試合以外にないと思うが、どうだろう。

オレは栃木戦の後の記事で軽く永芳のラインダンスに触れたけど、永芳がブログに書いていた胸に秘めたる思いを知った時にちょっと恥ずかしくなった。永芳がどういう思いで岐阜から大分に来たか。そして真摯にサッカーと向き合いながら、チームやサポーターに気を配り、見事なまでにムードメーカーになりきっている。もちろん表立って表現しないだけで同じような思いの選手もいるとは思う。ただハッキリと意思表示をしてくれる永芳により気持ちが入ってしまう。

田坂さん、ターンオーバーでもいいです。永芳を使ってみませんか。飢えてる永芳は絶対にいい仕事をすると思いますよ。
コメント
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