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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

最下位転落(26節神戸戦)

2021-08-25 22:17:41 | マッチレポート21'
残り12試合の段階で最下位転落。何かあまりにも必然すぎて残念とか、悔しいとか、そんな感情すらわいてこないよね。


ハーフタイム明けに8→6の交代ボードを見た瞬間に「あ、今日はないな。」と思った。もう也真人いないと無理だもん。試合後のインタビューでこの交代について歯切れの悪い片野坂さんにきっちりと突っ込んでくれた成尾さんが全ての大分関係者の中で今日一番の仕事をしたんじゃないだろうか。片野坂さんがハッキリとケガと言わなかったところを見ると広島戦を見据えての予定通りの45分交代なんじゃないかなと推測するけど、まあこの点は広島戦の結果を見てからにしましょうかね。


4月の対戦の時も思ったけど、神戸のCBが菊池と小林友希ならもっと前線から追い回したかった。2人ともビルドアップを得意とするタイプじゃないから伊佐の迫力で守備からリズムを作り出したかった。ただ伊佐は札幌戦の先発で疲労もあっただろうから今日のベンチスタートはやむを得ないと思う。問題は代わりに先発した長沢から何の意図も熱量も感じないこと。長沢には失礼だけど連戦だから「代わりに」先発したに過ぎない。交代後すぐに無理な体勢からでも強引にねじ込んで立て続けにCKを獲得する伊佐を見て長沢はどう思っているんだろうか。ボールが出てこなければ自分のプレースタイルでは仕方がないと思っているのなら、この状況で出場機会を勝ち取るのは難しいんじゃないだろうか。


一方で香川は前節の決定機逸をわずか1分で取り返した。札幌戦のシュートの方が何倍も簡単そうだったけどね。札幌戦に引き続きまたもCKから先制に成功。この後ずっとシビアな試合が続くわけでセットプレーに可能性を見出せるのは本当に大きい。スコア上ももちろん大きいけど、攻撃のフィニッシュがちょっとくらい強引でもCK獲得で終れればチームにポジティブな雰囲気を生み出せるというのも副次的な効果として大きいと思ってる。


そんな大きい先制点もあっさりと返されてしまったことがこの試合を優位に進めることが出来なかった最大の要因だと思うけど、今日はキックオフから全く守備がハマっている感じがなく、序盤は3バックの脇に何度も走り込まれた。望外の先制点が取れたことで浮き足立ったか、技術の高い選手が多い神戸に対して臆したか、球際にも全然いけてなかったので、まあ失点はするだろうなという感じで見ていた。一定水準以上の「アグレッシブさ」が出たり出なかったりするのはやっぱりシーズン途中からその部分にフォーカスし始めたから本当の意味で選手たちの中に落とし込まれていないんだろうなと思う。結局のところこういう状態を「迷走」と表現するわけで、こういうチームが降格するのは歴史が証明済み。残り12試合で勝ち点8差&4つのチームをまくらなければいけないという状況よりも、一向に変わらないチームの状態、雰囲気の方が絶望的だと思う。もうここからのカムバックって奇跡的な話だと思うから、それに見合うショッキングな一手としてこの期に及んでの片野坂監督解任は全然アリだと思うけどね。試合後のインタビューで判定に不満を漏らした(それも2つ)片野坂さん。「あ、何だこの人も切羽詰まったら判定に文句言うんじゃん」感ね。信念のブレた先には末期症状のチームしか見えない。


ハセは決定的なトラップミスが2つ。ただそういうポジションだしある程度は割り引いて見ないといけないところもあると思うけど、そうであれば前半ATのチャンスで縦パスを目の前のDFにぶつけたプレーの方を何とかしろと言いたい。北斗がフル稼働出来ないとボランチの駒不足感が深刻。さらに深刻なのはもう移籍期間が終了していること。


メモにはまだ触れたいことたくさん書いてあるんだけどもうキリがないからここまで。ただ個人的に作成した皮算用システムでいけば広島に勝てば第1ステージはクリア、さらに+1の貯金付きだから頑張ろうぜ。
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何かが少しずつ足りない印象(25節札幌戦)

2021-08-21 23:04:04 | マッチレポート21'
個人的にはもうそこしか求めてないと言っても過言ではない「アグレッシブさ」。マリノス戦後に片野坂さんが各所で発信しているコメントを見るに監督からの方向付けは間違いなくやってくれそうだなと試合前は思っていた。まずは5分、増山が縦に付けたパスはこれまでの大分であれば間違いなくバックパスしていたシーン。このシーンだけで今日は大丈夫そうだと思ったけど、これが過去のトリニータを知らない増山だから出来たのか、監督の指示出しによるものかまではちょっと判別出来ない。前者であってほしいと願うけど。もう一つ。前半ATの香川がシュートをフカしたシーン。その前に完全な決定機を外していた香川。このシーンでは中の2人に出すという選択肢もあったと思うけど、迷わずシュートを選択した。枠には入れてほしいという思いはあるものの、決定機を外して迎えたこのシーンでもアグレッシブに行こうという姿勢が失われていないのはいいと思った。


移籍後初ゴールを決めた呉屋。去年の日立台でCKからやられた記憶も新鮮なうちに見事に決めた。VTRで見ると相手DFとの駆け引きでマークを外す動きが本当に秀逸。エンリケ、長沢、伊佐、呉屋あたりから常に3枚くらいが構えてくれているとセットプレーにもかなりの期待感が出てくる。でも呉屋はこれでスタートラインだからね。まだガンバ戦で失ったものを埋めたに過ぎない。すぐに次を決めてナンボ。


両軍の監督も選手もサポーターも全員が「勝たなければいけなかった試合」と評した不思議な試合。札幌側は後半に押し込んだのがその根拠だろうし、大分側は外した2回の決定機がその根拠だと思う。香川も長沢も決めてくれじゃない、決めなければいけなかった。残留争いという有事でなければあそこまで完璧に崩せたことをまず評価したいけど、もう既にそんな状況じゃない。あの2つはどんなことがあっても決めなければいけなかった。特に長沢。あそこで仕事するタスクのみを求められてピッチに送り込まれたといっても過言ではない。そこまでの時間もほとんど存在感がなく、やっと回ってきた決定機中の決定機。ここ最近の長沢の動きに精彩がないのは薄々気が付いていたし、今日は納得のスタメン落ちだったと思う。FWの選手としてあれが決められないのならちょっと役割はないと思った方がいい。


試合後のインタビューで片野坂さんは交代選手たちに「貢献してもらわなければ困る」と珍しく厳しめに言及した。札幌側の交代選手との比較も持ち出してなので相当明確にメッセージを発したと見ていいと思う。確かに前述の長沢もノムも井上健太もみんな良くなかった。新太は水曜日に120分出場したばかりなのでやむを得ないと思う。チーム全体が押し込まれていてやりようがなかったというエクスキューズが通りそうにも思えるけど、片野坂さんが札幌側との比較をしているところを見ると交代選手の仕事を不満に思っているのは明らか。長沢については既に書いたし、ノムについては次はやってくれると信じてる。健太については多分まずは練習場でチームメートの信頼を勝ち取らなければいけないと思う。試合中に健太がミスや精度の低いプレーをした時に周りの選手が両手を広げて不満の意を表すのをよく見かける気がする。これってもう信頼感の欠如以外の何物でもないと思うし、自分の意図や能力を信じてもらうためには練習から理解させていくしかない。そのポテンシャルには多くのサポーターがロマンを感じていると思うから、ここで突き抜けてほしい。


あと一つ。一般的な評価は極めて高いのであまり大きな声では言いづらいけど、自分はどうしてもエンリケを信じきれていない。もちろん個でそのディフェンス能力を見た時には十分にJ1でやれる人材だと思うけど、ディフェンスラインという一つの生き物で相手チームの侵入に対抗するという見方をする時にエンリケの仕事ぶりに疑問符がつく。今日の失点シーンでフラフラしていたのが象徴的。触れない、受け渡せない、侵入してくる選手に寄せられない。そして何よりもほとんどの試合でチームが勝ててないことが最大の理由で、これだけ勝てないチームに絶対的な選手なんているわけないので、エンリケだって聖域ではないし一度動かしてみるのもアリだと思うよ。個人的には坂を真ん中に持ってきてリーダーをやらせて、エンリケ左CB、三竿と香川で左WBを争わせるのがいいんじゃないかと思う。


マリノス戦ほど突撃したわけじゃないけど、後半の押し込まれた時間帯はやはり足が止まってしまったように見える。アグレッシブに行くというのは何もボンボン蹴ってキック&ラッシュみたいなサッカーしようぜってことではないから今日の試合なんかはもうちょっと回してもいいんじゃないかなとは思った。


アグレッシブな姿勢も見えたけど突き抜けるほどではない、北斗も小林裕も少しずつ物足りないけどベンチに本職ボランチいない、交代選手に精彩がないのか機能しないのか苦しいチームを助けてくれるような動きなし等々、このレベルの引っかかること挙げ出したらまだまだ出てきそう。でもどれも決定的なミステイクではないしどこかで十分に取り返すレベルの話なんだけど、それも出来ない。試合後のインタビューで片野坂さんが何度も口にした「勝ち点3」というワード。言っちゃ悪いがこの程度の相手だったらきっちり勝ち点3を取っておかないと生き残ることなんて出来ないよ。この期に及んで何か少しずつ物足りないとかいう印象持たれてる場合じゃないよ。もう時間がないんだから。


昨日書いた記事の通りでいけば、これで神戸からも広島からも勝ち点を取らないといけなくなった。ただ今日は珍しくライバルクラブの結果が大分にとってパーフェクトだったので、少しは延命されたかもという思い。何だろうなぁ、猛烈にもどかしいんだよなぁ。華々しく散るでもなくこのままやんわりと死んでいくのが一番ダサい。もうここまで来て何か少しずつ物足りないとか思わせないでほしい。本当にもどかしい。
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過不足のない極限の消耗戦(天皇杯4回戦ザスパクサツ群馬戦)

2021-08-19 01:09:55 | マッチレポート21'
夏に黒﨑、福森、髙澤が移籍でいなくなり、4人の選手が加入してきたわけだけど、新加入全員が前所属チームでの出場歴があるため大分での天皇杯出場は不可という状況が生まれてしまい、今日のメンバーは蓋を開けてみれば片野坂さんの苦心が十分すぎるほどにうかがえるもの。2種登録の屋敷くんは当然のこと、さらにユースから4人の選手を帯同させざるを得ない状況でベンチ入りしているトップチームのフィールドプレーヤーは成豪と小出だけ。ただ結果としてこの状況が試合を絶妙でかつ熱のこもったものにさせるというのはサッカーの面白いところでもあるのかなと思う。


関東地方で平日18時キックオフということで3回戦の福井戦並みに大分サポーターの数が少なく、そして今回は放送もなかったため一応試合の流れを追っていくのと写真は多めにしようと思います。PCで見るか、データ容量に余裕のある方だけお付き合いください。


マリノス戦を受けてだと思うけど、この試合でもハイプレスを敢行。序盤は攻守ともにぎこちない感じがあり調整する前に特に不安定だった奎汰と羽田のサイドを完璧に崩されて失点。嫌な空気が流れかけるもすぐに怜さんが上げた速いアーリークロスを群馬のDFが処理を誤りハンド。新太がPKを決めて同点。このくらいの時間帯までは一進一退という感じだったけど、同点の直後くらいに大分の左サイドでしっかりと群馬の前線を引きつけておいてからビシッとトップの藤本に付けるパスが通ったあたりから、群馬の前線に勢いがなくなりボールを保持する時間帯が長くなり試合は基本的に大分の主導権で進むという展開に。しかし後半の飲水タイムくらいから試合の様相がガラッと変わってくる。


空中戦で競り合った奎汰と群馬の吉永が同時に足をつるという事態に。ちなみにこの写真は奎汰が主審の中村さんのチ◯コを蹴って、中村さんが「フォー!!」ってやってるわけじゃないよ。



怜さんがつって、


ペレイラもつって、他にも足を伸ばしている選手が続出。群馬は次々とベンチメンバーを投入して強度を保とうとする。一方で実質使えるカードが2枚しかない大分はつってる選手にも頑張ってもらって何とか時間を稼いでいく。後半31分に群馬が5枚のカードを使い切った時点で大分の交代はまだゼロ。ただピッチ上では疲労による運動量の低下から徐々に試合のペースが群馬に寄っていくのが手に取るように分かった。しかし小出、成豪とカードを切ってからも足をつる選手が続出したため後半終了直前に遂にユース所属の先陣を切って佐藤丈晟(普段は高校生にはくん付けだけど今日は省かせてもらいます)が出場。そして延長に入ると後藤響、保田堅心も出場。ここからがこの試合のクライマックスなわけだけど、ここは後ほど。

藤本も新太も頑張って走ってはいるけど、やはりもうキレはなくなかなかチャンスを作り出せない。もうこうなったらフレッシュな小出と成豪に何とかしてもらうしかないとムチャクチャなことを考えるわけだけど、それが実現するから不思議なもんだよね。投入からしばらくはパッとしなかった小出のクロスもゴールシーンは深くまで押し込んで中へ速いクロスを送る、そこへ突っ込む成豪。詳細はどうなったのか分からないけど、ニアに飛び込んだのでバックヒールでも決めたかなと思うくらいスピード感のあるゴールだった。もうやってくれるならそのラインしかなかったと思う。それでそのラインが決めてくれるんだからベンチ入りをこの2枚とした片野坂さんの決断は本当にギリギリのところで過不足がなかったなと思う。


でもね、この試合を本当に熱量のあるものにしてくれたのはユース所属の3選手。どんだけピッチ上の選手が足をつろうがなかなか動かない片野坂さんの様子を見て、これは本当に万が一の時しか使わないつもりかなと思った。でもそれは全く違った。先発した選手たちも本当によく走って頑張ったし、途中投入の小出と成豪が決勝ゴールを決めたのも事実だからユース所属の3選手のおかげで勝ったとまでは言わないけど、少なくとも最も苦しくなる延長後半の15分はこの3人の躍動で逃げ切りはおろか、あわや追加点というところまで持っていき、追いすがる群馬の心を叩き折ってくれた。

おじさんは本当に感動した。申し訳なかったと思ってるけど、思わず何度か声も出てしまった。それくらいに素晴らしい活躍だった。






後半のアディショナルタイムに奎汰と交代で出場した佐藤丈晟。WBが主戦場で右にも左にも入った。延長後半の7分頃かな、マイボールで群馬陣内のコーナーへ鹿島りそうな雰囲気を漂わせながら群馬の寄せが甘いと見るや、一気にスイッチを入れてDF2枚を振り切ってPAに侵入、そのままシュート。わずかにニアに外れてゴールとはならなかったけど、積極性と意外性で魅せてくれた。このシーンは本当に活字に出来ない感じの声が漏れ出てしまったよ。









もう極限まで運動量が落ちていたハセの横で頼もしかった保田堅心。相手が背中を向けてボールを持とうものなら瞬時に詰めて自由にしない。そして寄せるだけでなくしっかりと足も出るから15分間で2回はボール奪取があったと思う。ほぼ全員が苦しい時間帯に中盤で独力でボールを奪い返してくれることの有り難みはもうほぼゴールに匹敵するくらいだよね。声もしっかりと出てた。


そして後藤響。中でも一番インパクトを残したのは彼だと思う。最初は左のWBに入って、いきなり縦に仕掛けるドリブルで対面の相手を振り切って中へ鋭いクロスを送るもギリギリで中の成豪には合わず。これだけでも十分にすごかったけど、シャドーに入ってからももう一度迫力あるドリブルから今度はシュートでフィニッシュした。














このドリブル本当に良かった。このドリブルからのシュートでCKを獲得して実質試合は終った。





試合後は安堵の表情かな。若武者たちは本当にいいもの見せてくれたよ。おじさんは本当に感動した。



1年生の小野くんも次の機会まで磨き続けてほしい。





とまあ若いもんばっかり持ち上げちゃったけど、お兄さんたちも頑張ってたのよ。こういうメンバー構成になった時に刀根がいることの安心感たるや筆舌に尽くし難い。静かなスタジアムだからよく分かるけど、本当によく声を出してる。ユース出身者としては長男にあたるわけだね。




いつも通りボールを要求しまくってとにかく前だけを狙った屋敷くん。ゴールも本当にあとちょっとだと思う。でもその姿勢は間違いなくトップチームの刺激になるはずだから失わないでほしい。ずっと末っ子のように見ていた屋敷くんから見ても今日の3人は年下というね。





ペレイラが最終ラインのタスクに混乱した様子を見せたためか、前半の飲水タイム明けから弓場が左のCBに入った。福井戦では奎汰がやったりと若手に試練が与えられがち。明らかに戸惑いつつやってる感じだったけど、最後のところは絶対にやらせず。ユースの3人は弓場が3年の時の1年。話しかけるのも躊躇ってしまうような大先輩だね。



もうそう考えると弓場よりさらに2つ上の奎汰なんて3人からしたらもう伝説のOB。今日の奎汰は良かった。特に攻撃の局面で人を使って自分の対面の相手をはがすプレーが何度も出来てた。あとはビシッと鋭いクロスが入れられるようになればもっと恐くなる。繰り返しですが、中村主審のチ◯コは蹴ってません。











天皇杯の時は安田コーチが大分に残るため円陣での声出しは上村コーチ。ものすごい気合いでアジり倒して選手を送り出した。



群馬の監督が久藤さんなんて全く知らなかったし、先月就任したばかりなんだね。チームは残留争い真っ只中でうちと同様苦しいわけだけど、やってるサッカー自体はちゃんとオーガナイズされている印象だった。ただ今日出ていた選手の半分くらいが主力みたいなので、どうやってゴールを取りきるかっていうところは課題になりそうだね。そこはやっぱり大前なのかな。J2の大半は今日のうちよりも強いだろうから簡単ではないと思う。


ということで今日の試合での最大の収穫が何かと言えば、ベスト8を勝ち取ったことよりも札幌戦へ線が繋がったことだと思う。本当に最小限、最低限の戦力で臨み、若者の協力も得て、乗り越えたことに意味があると思う。大分でこの結果を聞いた選手たちはここから感じ取ってほしい。プレミアリーグの開幕戦を見ても思ったし、今日の試合でも強く感じた。やっぱりサッカーはパッション。片野坂さんがどんな戦略を練ろうが、どんな指示を出そうが、最後は選手自身がパッションを感じるプレーを見せてほしい。線は繋がったよ。若者たちが繋げたよ。
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どうせ負けるんだから(24節横浜Fマリノス戦)

2021-08-15 23:26:17 | マッチレポート21'


ガンバ戦よりも、川崎戦よりも遥かに可能性を感じた今日の試合。点差はマリノスが強かったんだから仕方ない。でももっと早くにこういうアグレッシブな試合をしなければいけなかったんじゃないのか。こういう試合を続けてくれるのなら信じて応援もするけど、多分これは対マリノス戦用戦術だからどうせまたクソつまんないサッカーに逆戻りするんだろうけどね。片野坂さん、どうせ負けるんだから腹くくれよ。





いやぁ、大然本当にすごかった。もう走るというより滑るようになめらかにそして爆速で進んでいくのが印象的だった。3日前に74分間出場しているにも関わらず90分間これだけやられたらちょっと太刀打ち出来ない。敵ながら本当に素晴らしかったし、大然こそスタジアムでそのスピード感を体感すべき選手。金の取れるスピード。



スタジアムが静かな今だからこそチアゴ・マルチンスのコーチングの声も必聴。まるでプロレスラーのような太い声を出す。球際や空中戦でもプロレスラーのような力強さを見せるわけだけど、そのチアゴ・マルチンスに一歩も引かずに挑んでいった伊佐も良かった。前半マリノスの後ろがバタついて決定機が連続したのも伊佐の圧力があったから。



この連戦に続けて先発した智輝。ボランチで喜田よりも序列が先なんだとしたらそれは本当に立派。高いインテンシティと切れない集中力、積極的にシュートを狙っていく姿勢。敵として本当に嫌な存在だった。



2015年くらいからずっと言い続けているけど、山本雄大は本当に下手くそ。浦和−湘南の一件から何となくこの人のジャッジについてはアンタッチャブルな雰囲気だけど、普通に下手だよ。



60分限定かもしれないけど、増山朝陽は可能性を感じた。力強さと前への推進力に可能性を感じた。あとはシュートがどんな感じか見てみたい。





J1デビュー戦のファーストプレイでぶっこ抜かれて失点に絡むというこれ以上ないJ1の洗礼を浴びた野嶽。試合の流れ的に気の毒なタイミングでの投入ではあったけど、やはり黒﨑、福森が抜けた穴の補充感は否めない。


久しぶりに高木の先発となったわけだけど、その起用の意図は推測がつく。玉砕覚悟気味ではあったけど、前から厳しくいった代償として裏はどうしても突かれやすい。その裏を少しでも埋めてほしいからポープじゃなくて高木の起用だったと思う。意図はよく分かるけど、それでも1試合で2度も頭上を越されるシュートを決められたらそれはもうGKとして評価に値しない。1つ目はエンリケがお粗末だったからやむを得ない部分もあるけど、2つ目はもう全然ダメ。J1だと様々な局面で個の差を痛感させられるけど、去年からはGKの差を圧倒的に見せつけられてそれが勝ち点に直結した。J1でやり続けるならGKの質の差はそのままお財布の差だと思うから、現場云々じゃなくてクラブがどうにかするしかない。


残り14試合で残留圏内からは勝ち点7差。柏以下の7クラブで残留のイス3つを争う構図。清水以外のクラブとは直接対決を残しているからまだ十分に可能性はあるけど、当然ながら今のままではダメなことは明白。変わるべき、腹をくくるべきは片野坂さん自身。自分は今日の試合の姿勢は良かったと思ってる。点差は厳しいものになったけど、そこに必要以上にフォーカスすることなくチームに刺激を与え続けてほしい。

『個の能力で上回られるところはいますぐどうこうなるものではないし、継続してとにかくチームとしてやるべきことと、個人がしっかりと自分に矢印を向けた中でトレーニングで積み上げていくしかない』

これは川崎戦後の片野坂さんの会見での最後の言葉。順位表の見方が分かっている人間であれば、「いますぐどうこう」しなければ降格することは分かっているはず。この言葉に象徴されるようにこのままではダメだということを一番分かっているのは片野坂さん自身のはずだ。「自分たちのサッカー」とか「これまで積み上げてきたもの」とかくだらない言葉で誤摩化してほしくない。出来ないのなら望まないし、言わない。でもそうじゃないはず。結果どうこうでなく札幌戦ではチームとしての姿勢を見たい。もしそこで腰の引けたものを見せられるようならもうそこで終わり。

何度も言うけど、腹くくれよ片野坂さん。








ユースっ子たちは本当に吉坂さん好きだよな。
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飛車角金銀落ちの相手に完敗、惨敗(23節川崎戦)

2021-08-09 22:06:32 | マッチレポート21'
後半は流れの中からのシュートなし、枠内シュートなし。もうこれが全て。いい時間帯があったみたいな自己評価はまさかしないと思うけど、もうこの期に及んで絶望的なチーム状態であることが分かっただけの試合。残留を争うチームは続々と勝ち点を積み上げている。川崎が相手だったから仕方がないという割り切りは現実逃避でしかない。川崎が相手だから仕方がないとは言えない状況にしたのは他でもない自分たちなのだから。


もう全く機能していない長沢をいつまで先発で使い続けるのだろうか。チームの状態でボールが出てこないということもあるだろうけど、引き出す方にも問題があるし数少ないボールタッチもおぼつかないのが現状。長沢の場合は終盤に高さを期待して投入という明確な使い方があるんだから先発にこだわらなくてもいいように思うけど、どうなんでしょう。


先制したこととダミアンが負傷交代したことで川崎が少し後ろに重くなったところから大分がボールを握る展開になったわけだけど、ボールを握っただけで満足すんの本当にやめてくれと拡声器で叫び続けたいくらいだ。本当に何度繰り返すんだろうか。サイドで3人(例えば新太、香川、三竿)が絡んで攻撃するシーンがよくあると思うんだけど、クロスを上げるでもない斜めに勝負パスを入れるでもないドリブルで仕掛けるわけでもなく、何となくガチャガチャと相手から寄せられてボールロストするシーンはマジで見ていて一番腹が立つ。誇張なく言うけど、三竿の縦パスをうまく引っかけられてその裏からカウンターで失点したとしてもその方がよっぽど評価出来る。縦パスで勝負にいった結果なんだからそういうこともある。今の大分はそれすら怠って時間が経過するのをただ待っているようにしか見えない。腕時計とにらめっこしてる使えないバイトかよ。


今シーズンのつまずきの始まりってやっぱり5人交代のレギュレーション継続について異を唱えなかったことだと思う。もちろんうちだけが異を唱えてもどうなるもんでもなかったかもしれないけど、3人交代よりも5人交代の方がうちも有利だと自己評価している時点でスカウティングに失敗しているんだよ。詳しくはシーズン終了後に書こうと思うけど、簡単に言うとスタメンを100としてうちは5人交代で105にしか出来ないけど、他のチームは110にも120にも出来るってことだよ。でも片野坂さんや哲平さんは103よりは105の方がいいという判断だったんだと思う。ガンバ戦もこの川崎戦も交代選手の質の差で試合を決められている。自己評価があまりにも甘すぎる。


今日は補強のラストピースとなった増山もいきなり起用。積極的な姿勢は伝わってきたものの、起爆剤になるほどではないかなという感覚は持ってしまった。司も呉屋も2試合目である程度はやってくれそうだけど、このどん底のチームを立て直せるほどの救世主感はなさそうだし、もういよいよ万策尽きたかね。野嶽についてはプレーを見る前からで悪いけど、戦力の上乗せとして獲得している感じはなさそうなので除かせてもらう。直近10試合で4点しか取れていないチームが十分な中断期間があったにも関わらず監督代えないってもう変態行為だとしか思えないよ、残留したいのなら。6月頃に早々に片野坂さんとの心中宣言をしたのは単純にプランBを準備していなかったがために突っ張るしかなかったってことでしょ。結局09年の失敗も、15年の失敗も何も生かされていないってことだよね。と、まだ残留する可能性はあるのにちょっと言い過ぎかなとも思うけど、まあこれが本音だ。


横C、柏、徳島が勝って、清水と仙台も勝ち点1。勝ち点なしは最後の最後で力尽きた湘南とうちだけ。ゴールなしに広げればうちだけ。そもそも中2日のガンバに負けている時点で飛車角金銀落ちだろうが川崎から勝ち点が拾えるわけがないのは至極当然なわけだけど、いよいよ追い込まれたなと思う。


ちなみに次節横浜戦は8月15日。そう、終戦記念日。まだ夏の真っ盛り、終戦を迎えるにはあまりにも早すぎる。
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またも6ポインター落とす(3節ガンバ戦)

2021-07-28 01:28:16 | マッチレポート21'





ノム、呉屋、司のベンチ入りで極限まで上がった試合前のワクワクと試合後のガッカリ感との振り幅がデカすぎて簡単には消化出来ないよ。ここまでことごとく直接対決にきっちり負ける監督を続ける意味なんてもうどこにもないと思うけど、クラブが決めちまったことは仕方ないから、まあ何とかこの後も頑張ってよくらいにしか今は思えないな。正直ちょっと冷めた。


この期に及んで甘っちょろいことも言ってられないからハッキリ言うけど、呉屋にはガッカリした。伊佐や髙澤が出来なかったことをやってもらうために途中から加入してきた選手がそれ以前のシュートすら決められないのは本当にガッカリ。セットプレーで先制、その後相手が前に出てくるところを健太の走力で裏を取り、あとは決めるだけのカウンターを成立させて2−0。ゲームプランとしては完璧だった。加入からまだ数十分の出場だし、「呉屋で負けた」とまで言い切ってしまうのはさすがにかわいそうかと思うけど、まあほぼそうだよ。自分が監督なら次節はメンバー外にする。これでは新太をメンバー外にした説明がつかない。そんなチームがまとまるわけがない。呉屋はこれを取り返して信頼を掴むのは相当難しいということを感じ取ってほしい。それくらいの覚悟を持って移籍してきていると信じてはいるけど...


2失点ともこぼれ球に寄せきれずに決められるという同じような形でやられた。1失点目はドリブルで侵入されてやや形が崩れていたところに相手にとって良いところにこぼれてしまったから仕方ないように思うんだけど、2失点目は2つの点で疑問が残る。1つはやっぱりエンリケがラインを上げきれていないのではないかということ。何度か映像で見返してはみたけど、少しでもラインを上げようというアクションは見られなかった。まあどこまで上げればいいとか正解がないだけに何とも言えないところだけど、一般的にこぼれ球を拾えないのはラインが深すぎることを疑っておいた方がいいと思うけどね。ただそれより前にロングボールの出所に対して全くプレッシャーがかかっていないことの方が問題かなと思う。もう長沢のスタミナは完全にゼロであのシーンは追うのを諦めていた。長沢と呉屋の2トップを試したかったというのがあるかもしれないけど、特段問題があったとは思えない上夷を刀根に代えるくらいなら司なり藤本を前の3枚のところに投入して前線にエネルギーを再注入しておくべきだった。司はどこで使うつもりなのか注目してたんだけど、試合前のアップで司が左から藤本が右からクロスの練習をしていてどっちをWBの控えとして考えているのか分からなかったけど、結果的に司が起用された。個人的には2列目で終盤に前への圧力を出したい時に使いたいなと思っていたけど、ここは変わっていくのだろうか。







やっと帰ってきたノム。まあノムに関しては心配していない。ケガさえしなければ間違いなくチームを底上げしてくれると思ってる。ただもう既に手遅れだったかもという思いも少なからずある。


今日のガンバに運動量で圧倒出来ないどころか終盤に連続失点するとかやっぱり冷静になって考えれば考えるほど酷いと思う。ベンチメンバー見ても後半勝負というプランだったんだろうなというのは分かるけど、あんなにしんどいスケジュールでやってるガンバに走り勝てないのはシンプルに酷い。今年のチームは見ていて弱いなとか、力が明らかに足りないなと思うことはほとんどないんだけど、大事な試合はことごとく勝てないからこういう順位にいるわけだ。清水戦ほど酷かったとは思わないけど、苦しい状況の相手を叩き潰しにいけない「優しさ」が垣間見えたかな、今日の試合は。そんなもん勝負の世界じゃ1mmたりとも要らないことは分かってるとは思うし、どの立場で余裕ぶっこいてんだって話だよ。とにかくユアスタ、アイスタ、パナスタと3ヶ月連続で直接対決を落とすところを目の前で見させられて気持ちは冷めた。まだまだ残留は現実的に手の届く位置にあると思うし、別にサポーターをやめようってわけでもない。誰に頼まれて応援しているわけじゃないけど、自分は思わず応援したくなるようなプレーや試合を見せてくれるチームや選手たちだから応援をしている。もうライフワークみたいなもんになってしまったから応援は続けるけど、熱を入れて応援をしたいと思えるようなチームではないよね、今は。ま、頑張って残留してよ。
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プレッシャーをかけ続ける(22節浦和戦)

2021-07-10 22:50:17 | マッチレポート21'
同じ過ちを繰り返さないために我々がこの後やるべきことはとにかくチームに対してプレッシャーをかけ続けること。あの絶望的だった札幌戦の悲劇を忘れないためにチーム全体にプレッシャーをかけ続けること。この勝ちで中断期間にチームが緩まないようにプレッシャーをかけ続けること。幸いにも17日には練習見学が再開する。見学に行かれる方は全員鬼のお面着用で行ってください。少しはふざけてますけど、ほぼほぼ大マジです。この中断期間に大分トリニータの中期的な未来がかかっているわけだからそれくらいの緊張感は必要だということ。


勝ったことはもちろん素晴らしいけど、同じ勝ち点でも清水戦◯、浦和戦×だったら順位表上3倍は効果があったことは肝に銘じておかなければいけない。今日の躍動感のあるサッカーを見て、ここまではやっぱり片野坂さんの試合へのアプローチが間違っていたと思う。今日の試合前のインタビューで「ゴールに向かう迫力を出す」と言っていた片野坂さん。今日の試合でハッキリ言ってそこにしか興味は持っていなかったので、これを聞いて少し安心したし、それを選手たちが体現していたのがもっと嬉しかった。象徴的にそれを感じたのは前半10分の香川のプレー。多分それが香川のファーストアタックだったと思うけど、単騎で仕掛けて結果的にショボいクロスで終わってしまったけど、これまでであれば100%バックパスしていた場面で仕掛けた。この試合の決勝ゴールがその2分後に香川のサイドから生まれたことは偶然かもしれないけど、片野坂さんが試合前に強調していたであろう「ゴールに向かう迫力を出せ」という指示が功を奏したことは間違いない。勝てなければやっていることに疑心暗鬼になって策が裏目裏目に出るのは理解するんだけど、誤解を恐れずに言うと「どうせ負けるんだから」思い切ってやれよというのが清水戦で感じた最大の不満。今日の試合は守る時間も長かったけど、相手が保持するボールに厳しくいけたし、ボールが奪えなくても突っつき続けて自由にさせなかった。そして何よりも相手陣内でアグレッシブにゴールに何度も迫った。清水戦を受けての試合としては満点の回答をもらえたと思ってる。だからこそ繰り返しになるけど重要になるのは明日から。「まだ何も成し遂げていない」という空気を大分トリニータの中に充満させなければいけない。選手の出入りも続いていて自然とそうなっているかもしれないけど、サポーターもその空気を出していきたい。


いい前半でも後半から立ち位置を変えてくる相手に対応出来ずにひっくり返される試合を今季は何度も観てきたわけだけど、今日もご多分に漏れず後半キックオフからの15分はそうなりかけたし、実際に決定機も複数回あった。そこを何とかしのげたことで息をつけたか、両WBのポジションを少し下げることで後半は使われまくっていた3バックの横のスペースを消すことが出来た。何かすごいと噂だったユンカーがどう見ても日本の夏の暑さを嫌がっているようで普通のプレーヤー並みだったことや、田中さんが三竿さんにド突かれて萎縮気味だったことでヒヤヒヤしながらも何とか逃げ切ることが出来た。望んだ試合運びではなかったかもしれないけど、時折攻撃も見せることで守備陣に息をつかせることも出来たのは良かったんじゃないだろうか。ただ長沢のプレー精度がちょっと落ちてきているのは少し気になる。


ハセがやっと戻ってきた。それもハセの最もストロングな部分である長い球出しではなく球際という彼が最も課題とする局面でいいプレーが続出した。相手陣内で浦和の攻撃の芽を潰すボールへのアタックは2回くらいあったかな、そこをドリブルで破られたら危ないってところでも2回くらいいい潰しがあった。本当に待ちくたびれたどころじゃないんだけど、まあ慣れない育児で疲れてたんだろうってことにしておくからガンバ戦からもマジで頼むぞ。北斗ですら交代したこのタフな試合でフル出場したことに誇りを持って。


休み明けで明らかにキレてた三竿、今日も走った香川、突貫小僧の自覚が出てきた健太、スーペルゴラッソが飛び出すんじゃないかとワクワクさせてくれた成豪、こうやって良いとこ探しが出来るのが嬉しい。そして也真人。埼玉に生まれ、浦和からゴールすることを生業とする漢。「小さな巨人」「かわいい大黒柱」、何かこのアンバランスさに絶妙なネーミングを考えたいところだけど、もう本当に頼もしい限り。迷いながらもリミユニの背番号を8にした数日前の自分を全力でハグしてあげたい。すごいぜ、也真人!オレにはあのシュートはファーサイドに決まってたようにしか見えなかったぜ!


ということで今日のタイトルは球際に厳しくいけた今日の試合への評価と、この中断期間にチームを緩ませないためのダブルミーニングということで。そうは言ってもまずは体を休めて、ここからの逆襲を楽しみに待ってるぞ。
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勝てばいいのよ(天皇杯3回戦福井ユナイテッド戦)

2021-07-08 01:09:29 | マッチレポート21'

平日、雨、コロナ、北陸、カップ戦。大半のサポーターにとって観戦するには様々な障壁があったこの試合ですが、4月から滋賀県の水曜日が定休日の職場で働く自分にとっては逆に条件が揃いまくっていたので当然ながら観戦してきた。前からテクノポート福井には行ってみたいと思っていたんだけど、なかなか機会がなかった。5月に福井ユナイテッドの試合を観に行った時も越前大野市開催だったため別会場だった。スタジアムは一応球技場なんだけど、縦がやたらと長く多分ゴール裏からだと陸上競技場と見え方はほとんど変わんないんじゃないかな。自分が座ったメインスタンドも高さがないため前の方は意外と見にくくてちょっと専スタと呼ぶには物足りないかなという感想。福井市内からも、最寄りのインターチェンジからもかなり遠いし、総合点を付けるとしたらかなり低くなりそうなスタジアムだった。



「天皇杯は勝てばいい」。もうこの一言に尽きるかな。他のJ1クラブもバタバタと姿を消しているし、どんな大会だろうが勝ててないチームにとって勝ち星ほど薬になるものはない。危ないシーンも1つや2つじゃなかったし褒められた内容じゃないけど、まあ勝てばいいのよ。本当にそう思う。


シチュエーション的にも今後もあまりなさそうな試合になりそうだということで今日はファインダーをのぞいていることが多かったので、試合はあまり見られていないです。なので、試合の総評は割愛します。勝てばいいのよ。



生西川を初めて見た。近くで見るとムチムチとしていてなかなかいい体をしていた。



ボランチコンビは試合前に弓場の方からペレイラを呼んで、村松通訳を交えて入念に確認をしていた。ルーキーながらこういうところに責任感が垣間見える。





新太と伊佐は週末に備えて45分分業といったところでしょうか。それにしても新太にゴールが生まれて本当に良かった。個人的に早く報われてほしいと思っていた筆頭のような選手だったから。



久しぶりの高木。前半のビッグセーブは試合の流れを渡さないという点でマジでビッグセーブだった。



まさかのCB起用となった奎汰。見てる方もヒヤヒヤしたけど、何とかやり切った。しかしそんな必死の奎汰の横で見る羽田健人の頼もしさったらないよね。メインスタンドにはご両親(多分)がいらっしゃっててお母さん(多分)と2ショットで写真を撮ってる姿が微笑ましかった。



髙澤、必死のクリア!


今日高澤がスタメンじゃなかったらもう移籍は確定なんだろうなと思ってたけど、プレーの熱量も含めてまだまだやれると思えた。背番号9にこのまま終わってほしくない。









5月に見た時にこれは警戒だなと思ってたんだけど、やっぱり27賀澤陽友が厄介だったね。スピードに乗って侵入してくるプレーに何度も肝を冷やした。


天皇杯なのでマスコットもスタンドで応援するスタイル。



ワタナベエリさんと大分サポーター。皆さん、お疲れさまでした。



どんな大会だろうが勝てば喜ぶ。この姿は正しい。高木、率先してくれてありがとう。


4回戦は約1ヶ月後。九州大学リーグ→地域リーグ→J2残留争いクラブと正直かなり恵まれている感はあるけど、またこの3回戦と同じようなスケジュールなのでやりくりは大変だと思われる。しかし今日見てて、黒﨑みたいな馬力のあるドリブル出来る選手がいたら良かったのになと思ったので、1ヶ月後にはまた少し戦力も出入りがあるだろうから、現段階では何とも言えないね。個人的には順天堂大との試合が見てみたかったけど、今日の感じだとボコられる予感しかしないので、群馬みたいに他に大目標があるJクラブの方が良かったかもね。

それとヴェルスパもベスト16進出。これはマジですごいと思う。昨シーズンJFLチャンピオンになって掴んだシード権でJクラブ連破、そして今大会の台風の目であったお京都も難なく退けてもはや貫禄すら感じさせる勝ち上がり。ヴェルスパの次の対戦相手は磐田。これ準々決勝とかでもしかするともしかするよね。HOYO時代も含めて公式戦での対戦ってあったかな。いずれにしてもいよいよ大分県を代表するクラブですみたいな面で余裕かましていられなくなるかもしれないね。対戦することとなれば恐くもあり、楽しみでもあり。

やっぱりカップ戦は楽しいね。
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片野坂さんもう無理かもなぁ(21節清水戦)

2021-07-05 00:58:22 | マッチレポート21'


タイトルの通り思わざるを得ない夜でした。


今日の試合が面白かったとか口が裂けても言えない。負けてもそう言える試合はあると思うけど、もし今日の試合でそう言えるとするのならば先に点を取りに行ってその裏をやられたとかそういう負け方でしょ。いつまでも勝負に出ていかずに先制されて、そこから慌てて前に出て4バックが機能したとか、いい試合だったとか、それはもはやLove is blind. でしかないよ。


鹿島戦シュート1本でもそれなりにやれたと評価したのはその前の札幌戦が奇襲が不発に終わるわ、全然戦えないわであまりにも酷かったからそこからの立ち直りという面も含めてだったわけだ。これからも順位表で上に位置するクラブとは球際を潰し合って塩試合に持ち込んで勝ち点1を泥臭く取りにいくというのは当然ありだと思う。ただ今日の相手はどこなのよ、片野坂さん?残留争いの直接のライバルの清水が相手でもアウェイなら勝ち点1でOKなの?現在の勝ち点が13で、今日の試合を入れて残り19試合。全部引き分けで勝ち点32。降格だよ。前半は慎重すぎるなとも思ってたけど、それは後半に勝負をかけるために大事に進めているからだと信じていた。でも10分経っても動かない、20分経っても動かない。オイオイと思い始めた矢先に失点。あのタイミングで新太が準備していたけど、新太が呼ばれたのはCKを取られた後だからね。タイミングが悪かったとか言い訳は絶対に認めないよ。これだけの要素が満載だったにも関わらずあんな腰の引けたサッカーさせるのなら片野坂さんもう無理かもしれんなあ。順位表と日程表から練り出す戦略も稚拙、目の前の盤面の戦術は不十分なだけでなくパッションも感じない。申し訳ないが、これではいくら片野坂さんでも支持することは出来ない。今季降格をしたとしても片野坂さんがこのクラブにとっての功労者であることは変わらない。今季は「主力がごっそり抜けたから」というのが言い訳として成立しそうな雰囲気だけど、でもこのままだと「主力がいたからいい順位だっただけ」という評価を最後にクラブに去ることになるの寂しすぎるでしょ。



今日は三竿の出場停止に伴い左CBに入った上夷がやはりポイントだったと思う。ただいつまでも試合に入ることが出来ず、攻撃面では横パス以外しなかったと言っても過言ではないくらいに無難なプレーに終始した。ここまで十分な出場機会のない上夷。レギュラー選手が1試合とはいえ不在になって出場機会が巡ってきたからここは千載一遇のチャンスと思い切ってプレーしてほしいのに、もう恐がっているとしか思えないくらいに何もチャレンジしなかった。これって冷静に考えるとチームがそういう萎縮させる雰囲気になってしまっているんじゃないかと思う。「チームを勝たせたい < ミス出来ない」この公式がほとんどの選手の中で成立している。同じようなことで、後半にファールされた後に西澤に突っかかっていった井上健太。結してほめられる行動ではないけど、みんな能面でも付けて試合してんのかなってくらいにつまらない試合を見させられてる身からすれば、そんな気持ちの見せ方ですら嬉しいよ。でもいざこざが収まった後に健太に近づいていった長沢が健太の頭をはたいてたしなめてる様子を見た時はさすがにズッコケそうになったよ。「あ、このチームの一致団結はもう死亡してるな」と思ったよ。結果がチームを内部から蝕み始めて、気付いた頃にはもう手遅れみたいな。


慣れたくはないけど、負けることや降格することにはある程度の耐性はあるつもり。でもこんな覇気のないサッカーを見せられることに対しては声を大にして文句を言い続けたい。それは片野坂さんだろうが、どんな選手だろうが。個人的には5月のユアスタでの敗戦があってのこの試合と位置付けていた。まさかアレよりも酷い試合を見せられるとは本当に夢にも思っていなかったから、今日でガッカリ感のステージは危険水域まで上がったなって印象。


もうとにかくやれよ。お前らまだ何にもやってねえよ。弱いとは思わない、ただつまらないだけ。猛烈につまらない。もうそれに尽きる。つまらないサッカーしか出来ないサッカー選手や監督はダサいとしか思えない。そんなもんいつまでも応援出来るほどオレの心は広くないし、懐にも余裕ない。
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勝ち点を奪われることはない(20節FC東京戦)

2021-06-27 20:55:56 | マッチレポート21'
多分史上最速更新。19時57分から書き始めたからね。

相変わらず揃わないメンバー。残念だけどもう現有戦力では無理。補強が待ち遠しい。

最初の失点は仕方ないと思う。成豪もよく戻ってきていただけに不運はところもあった。ただこうなると取れても1点のうちとしては我慢して我慢して勝ち点1というゲームプランしかなくなってしまう。しかしそれも三竿の退場でほぼほぼ消滅。前半のうちに2失点目も喫して、後半の45分間は無為に過ごさざるを得なくなるという苦行に。

試合を終わらせてしまった三竿のプレーは確かに三竿のトラップミスだけど、あの場面でわざわざ浮かしたパスを通そうとするペレイラの意図を疑うわ。もう合流して2ヶ月以上が経とうとしているのにその感覚ではちょっと厳しいんじゃないか。ボールサイドに寄っていってパスを受けても視野が広がらないのも気になるし。外国籍選手に期待する水準のプレーは難しいだろうね。補強が待ち遠しい。

あ、でも哲平さんはもうブラジル人選手獲ってくるの一切禁止ね。あえて列挙はしないけど、酷すぎるよ。どこかの老獪な代理人のいいカモにされてるとしか思えないよ。

もうこの試合は忘れること。こんな試合もあるし、何より前を向けるのはどんな負け方をしようが勝ち点は奪われないということ。本当に大事なのは清水戦。清水戦に勝てばまだいける。ユアスタの過ちは繰り返さないこと。だからもうこの試合は忘れよう。
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ディフェンスラインが気になる(19節鹿島戦)

2021-06-25 00:21:32 | マッチレポート21'
中断明け初戦に見せる試合としては最低と言い切っていいくらいだった札幌戦からわずかに中3日。素晴らしい試合が展開されると期待するほど楽観的ではないので、まずは球際だけは絶対に負けないところを見せてくれればそれでいいと思っていた。結果からすればそれは十分にやれていたと思うから、確かにシュートは少なかったけど90分退屈せずに観られた。ただ一つ選手たちにお願いしたいのは、もはやこれが最低限であるということ。これくらいの戦う姿勢を見せることが出来て初めてJ1で戦っていく資格がもらえるレベルだということ。


よくやっていたと思う一方でシュートが1本だったことも事実で、チームがこのままでいいわけではない。だから上でこれが最低限だと書いた。やはり攻められない。マリノス戦、札幌戦、鹿島戦となかなか押し返すことが出来ない試合が続いているわけだけど、その原因を考えた時に札幌戦後の坂、鹿島戦後の三竿のコメントが気になってくる。

坂(札幌戦後)
「僕はラインを上げたいがエンリケは上げたくないとか」

三竿(鹿島戦後)
「前節(札幌戦)は前半は風下だったのでずるずるとラインを下げてしまって、前の選手たちが前から行っているにも関わらず自分たちがラインを上げきれなかった。」

これらのコメントから現在誰がディフェンスラインの高さ設定をリードしているのか分からないけど、多分真ん中のエンリケなんだろうと思う。一番気になるのは坂とエンリケの感覚が一致していないこと。そして圧倒的に持たれてしまう試合が散見され出したのとエンリケがスタメンに定着した時期が重なること。つまりはエンリケのライン設定が深すぎるのではないかということ。局面だけを見るとエンリケの存在感は試合ごとに高まっていると言っていいと思う。若干食いつきすぎな時もあるけど、縦パスにもどんどんチャレンジして潰してくれるし、相手の仕掛けに対しても長い足で度々引っかけてピンチを未然に防いでくれる。ただ慣れの部分もあるかもしれないけど、局面で相手を潰すことに集中してしまって勇気を持ってラインを上げきれていないことがチーム全体に不全感をもたらしてしまっていないかというところがどうしても気になっている。この試合もゴール裏から見ていたので、ディフェンスラインの部分はほとんど分からなかったからDAZNの見逃し配信は観ておこうと思う。坂も小林裕も練習からどんどんコミュニケーションを取っているとコメントしているので、もし仮に自分が考えていることが原因だったとしても改善していくとは思うけど、そんなに悠長なことも言ってられないくらいのところまでは追い込まれてきてるからね。どうなるだろうか。






そしてそんなディフェンスラインにまた心配事が。自ら歩いて特に痛そうな素振りも見せていなかったから長くならないと信じたいけど。ディフェンスラインの練度を上げたい局面でメンバーが固定出来ないのはやっぱり痛いからね。今週末は飛ばしたとしても重要な清水戦には何とか間に合ってほしい。





実質2セットのメンバー構成で降格圏に沈む2クラブとの連戦に臨んで1勝1敗よりも悪い勝ち点2で終わってしまった相馬監督。早くもブースト終了感漂っちゃってますが、川崎に続いてここでもうまくいかないと下部カテゴリーの監督というイメージが定着しちゃうだろうね。



大分の攻撃がうまくいかなかった要因として町田浩樹の存在も挙げられると思う。個人的にはスペック先行というイメージでほとんど評価していない選手だったんだけど、長沢に空中戦で勝ちまくる姿にイメージを変えざるを得なかった。プレッシャーにも落ち着いて対応出来てたし素晴らしかったな。このレベルの選手が選ばれないんだから、日本の金メダル間違いないでしょ、知らんけど。



報われてほしいと思う選手の一人が新太。気持ちが見えるのはサポーターとしても嬉しいし、期待感もある。ただ新太とか成豪が低い位置からドリブルで突破を試みて複数人に囲まれて潰されるというシーンをよく見るんだけど、それもきっと上に書いたラインが深すぎることの弊害なんじゃないかな。ちなみに気の強そうなところが表情にも出てる新太だけど、実は痛んだ選手の側に寄り添っているのが一番多いんじゃないかと思っている。第2節の横浜FC戦で福森健太がカエルのようにひっくり返された時もすっ飛んできたのは新太。昨日も前半に香川が痛んだ時に最後まで寄り添って飲み物を渡していたのも新太。そんなギャップもいい新太。チーム状態が上がればその突貫小僧スタイルは絶対に武器になると思っている。



花束を渡してすぐにパパにぐわし。これはパパたまらんよね。



高木駿と早川友基。明治大の大先輩GKだからか小走りで真っ先に早川から挨拶に来てたね。



小泉慶と小林裕紀。新潟時代のチームメートかな。小林裕がこんなにベタッとするの珍しい気がする。









昨日は試合前に屋根を閉め出したけど、スコールに間に合わず真ん中だけ濡れるという珍しい現象が発生。屋根が閉まる一部始終をちゃんと見たの初めてかもしれない。ギーギーという軋むような音が意外と大きいことを知った。でもいかにも巨大建造物が動いているって感じで逆にいいよね。改めて開閉式ドームってすごいなと思った。


試合単品としては札幌戦を受けてのこの内容ということで評価しているし面白かった。ただ繰り返しになるけど、このままでいいわけではない。強度の部分はこのまま、いやもっともっと激しく。そして特にディフェンスラインの部分は早急にブラッシュアップしていってほしい。日曜日は去年の味スタの再現を期待。そして2年連続味スタで野村直輝復帰祭とかやっちゃっても全然いいんだぞ。
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残留争いは精神論だ(18節札幌戦)

2021-06-19 17:20:04 | マッチレポート21'
そもそも今日のメンバー18人を見た瞬間に最初のガッカリだったわけですよ。5月まではなかなか勝てない中でケガでメンバーが揃わない、外せない主力の勤続疲労があったりで、それでわずか3週間でも時間が取れれば少なくともその部分については改善されると思っていたから、野村が戻ってきていないのはまだ仕方ないにしても、北斗がいない、怜さんも香川もいない、とむしろ5月よりも悪化している状態に試合前からガッカリしていたわけですよ。それでも他のメンバーが奮起をするならそれも受け入れられるわけだけど、もう戦う気力すら感じられない前半には怒りしか感じなかった。


大分トリニータというクラブはJ2にいるべきクラブで個人的にそれがイヤだとも思わない。それでも今みたいに色々とうまくかみ合ってたまにJ1が楽しめればそれでいいと思っている。ただお財布的に無理をせずにしがみつけるなら、それはもちろん出来るだけ長くしがみつきたいと思っている。今の横浜FCのような状況だったら「はい、もう諦めよ。来季の準備を今からしておこう。」と降格もすんなり受け入れられるけど、今の大分はそうじゃない。十分にしがみつけると思うからこそ、今日の前半のような無気力っぷりには腹が立つ。精神論に寄り過ぎたくはないけど、それでもこんなもん見せられるようならあえて「残留争いは精神論なんだ」と声をデカくして言いたい。


1失点目。何もないところからぐうの音も出ないほどに三竿が個でやられてしまった。中心になってもらわなければならない三竿があんなにあっさり個のみでやられてしまうとチームの士気も上がらないんだろうなとは思う。ちなみにこの試合でキャプテンでも副キャプテンでもない選手がゲームキャプテンを務めるのは既に7試合目。副キャプテンを3人も指名しているにもかかわらずだ。チームの士気を高めるのは何もキャプテンや副キャプテンだけの仕事ではないけど、こういうところから今季のチーム作りが失敗していることがよく分かる。野村の復帰に目処が立たないのなら、この後補強する選手の最優先はチームを戦わせることが出来る選手にしてほしい。やってほしい選手がやってないという観点でいくと伊佐も。今日の井上健太のワントップ起用に片野坂さんがどこまで期待していたのか分からないけど、1ミリたりとも躊躇せず言うけど完全な失敗。何を血迷ってんのよという思いと同時に、今の伊佐はたったこれだけのタスクをこなすレベルにすらないのかという思いに失望感を隠せない。誰に言いたいのかはよく分かんないけど、後半の短い時間だけで決定機に絡みまくる長沢を失笑しながら見たくなんてねーんだよ、こっちだって!


2失点目。18分頃少しペースをつかみ出して押し込み始めたけど、最後に奎汰のもう頭を抱えたくなるくらいに精度の低いクロスで攻撃終了。その折り返しのターンで今度はまたもや奎汰がバックパスをミスしてCKを与える。2失点目はその流れの中から生まれていて、1試合あたり0.75点しか取れない我々はこれで試合終了。スタメンを見た時に奎汰に期待しなかったわけじゃない。怜さんや香川、福森を押しのけてスタメンに選出されたんじゃないかと期待したところもあった。今季はいいパフォーマンスをする試合も増えてきたけど、最初から気持ちで負けてる試合ではルーキーの頃と何ら変わらないプレーしか見せられない奎汰に逆戻りをしてしまう。今日はまさにそれ。左WBをやる選手が他にいなくて出ました感しかない。だから戦う準備が全く出来ていない。必然の低パフォーマンス。いまどうしたら成長出来るのかを奎汰は考えなきゃいけないし3年目ってもうそういう時期だと思う。それが出来ないのなら早く下のカテゴリーに移籍した方がチャンスはあると思う。


ATに上夷がロングボールを蹴って長沢がうまく繋いで右サイドに展開、その後3人が絡んでこねくり回した挙げ句に小林裕がクロスすら上げられずにボールロスト。ほぼほぼラストプレーの自陣左サイドからのスローイン、後ろから寄せられていることが分かっている上夷にスローインを入れて案の定ボールロスト、さらに相手ボール。もう何をすれば相手が嫌がるかとかとっ散らかっちゃってんだよな。この試合どのプレーが一番相手ゴールを脅かした?下がりながらでもクロスに触れてクロスバーを叩くくらい惜しいシュートに持っていける長沢の高さなんでしょ?何でアバウトでいいからクロスを入れないの?マリノスに圧倒的にボールを持たれてひたすら耐え忍ぶしかなかったのは理解するけど、順位表でボトムハーフに位置する札幌にすら前半は7割超のポゼッションを許してしまうのはもうこの戦術で戦うことへの自信喪失でしかないんだよ。7月上旬までの残り4試合はもうこのまま騙し騙しやっていくしかないけど、それまでに着手すべきはサッカーの部分よりもメンタルの部分としかやはり思えない。ベースはこのサッカーでやっていくとして、どうしたら勝てるかにのみフォーカスしてマイナーチェンジを探り続けてほしい。ポゼッションに関してはもうこれ以上は質が上がらないということを前提に進めればより効果的だと思うよ。


まだまだもがけるとは思うけどそれが間に合うのかどうかの瀬戸際に来たって感じかな。とりあえず水曜日は鹿島より休みが1日長いんだから、球際で負けたら許さん。点が入らなくてもいい、球際で負けたら許さん。点が入らなくても、球際で負けなければ必ず好転する。残留争いは精神論だ。
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予想外の1勝(17節福岡戦)

2021-05-30 22:59:13 | マッチレポート21'
水曜日の惨状を見て、正直に今日は勝てるとはほとんど思っていなかった。良くて勝ち点1で中断期間に繋がるものになればいいかなくらいが最もポジティブな予想だったから、勝ったのは本当に予想外。もちろん嬉しい予想外なわけだけど。


良い内容のサッカーが出来ていたわけではないけど、よく走ってよく戦っていたことで泥臭く勝ち点3が掴めたというところか。特に長沢、香川あたりの頑張りは感動もんだった。決勝ゴールになったCKを取った香川の長いランニングは巻き戻して何度も見て、その度に画面に向かって拍手を送ってしまった。前節の記事でも触れた也真人や北斗も含めて出ずっぱりの選手たちがちゃんと休めるこの3週間は本当に大きい。そしてもはや誰がケガをしているのかすらよく分からなくなってしまったけど、何とかこの3週間で戻ってきてほしい。


ただ手放しで喜びたいところだけど、結局のところこれくらい走ることをスタンダードにしなければこの状況からは抜け出せないってことだと思うよ。今日は中3日でかつかなり暑かった。まだ暑さに慣れていないこの時期のデーゲームが実は真夏のナイトゲームよりもこたえるんじゃないかと思うんだけど、今日の決勝ゴールが象徴するように走ったことが報われて勝ち点3が転がりこんでくることがあるのがサッカーだと思う。全然勝てない時はサッカーってこんなに難しかったっけとか思うけど、しっかりと走ればポロッと味方の前にボールがこぼれてくることもあるっていうのがサッカーなんだよね。


今日も躍動した也真人。ついには裏街道まで発動させてゴールをお膳立て。サイズがゆえに潰されてしまうことも多いんだけど、あれだけ相手DFにとって嫌なことばかりをやり続ければ絶対に結果に繋がる。加入初年度の昨シーズンも同様の動きをしていたと思うけど、シャドーの選手起用で片野坂さんが完全に迷走していたこともありなかなかレギュラーに定着出来なかったけど、今シーズンはもういてもらわなければならないレベルで絶対的レギュラーに成り上がった。例えミスになったとしても也真人が最善と思った選択ならそれが正しいのではと思うほどに個人的には信頼を寄せている。フル稼働でキツそうだけど、どうかケガだけはしないで。


そして長沢。チームがこれだけうまくいっていない中で早くも4ゴール目をゲット。既に昨シーズンの知念のゴール数を超えて、もうこの時点で長沢の獲得は成功だったと思わせる活躍ぶり。今日もATはあの長い足がもげてしまうんじゃないかと思うくらいに激走でボールを追い回した。ベテランだからと言って自分の仕事場を限定しないところに長沢の本当の魅力があって、だからこそ転々と移籍を繰り返してもどこでも結果が残せるんだろうなと思う。広島戦と鳥栖戦で決めたヘッダーが本当に好きで今でも何度も思い返してはまだ軽く興奮する。


順位表を見ると改めて勝ってて良かったと本当に思う。追撃態勢を整えた状態で中断期間に入れるのはやっぱり大きいよ。まだ3つのクラブを捕まえなきゃいけないわけで、やるべきミッションの難易度は高いけど、やったろうぜ。2019年は鳥栖に1勝1分、2020年も鳥栖に1勝1分、そして2021年はここまで鳥栖、福岡に1勝1分とJ1昇格後九州勢に負けなしを継続。さすがにこの流れの中でどちらもうまくいっている鳥栖にも福岡にも負けなかったのは九州同士の対戦で見えない力(関塚的なやつじゃなくて)が働いてるように思うよね。まあ、大分にとってはいい傾向なので継続していきたい。



新しい仕事にも慣れてきてちょっとずつだけど週末にも休めるようになってきた。今日の休みは3日ほど前に決まって大分は15時キックオフだからギリギリ日帰りが出来るってことでマイルの予約ボタン押す寸前まで迷ったんだけど、最終的には京都の新スタジアムを選択した。素晴らしい勝利だっただけに大分行っておけばと思ったけど、後悔させてくれて嬉しいよ。ということで新しく出来た京都のスタジアム行ってきた。


もう素晴らしいの一言。6列目でこの臨場感で2,600円。馬◯の一つ覚えみたいに圧勝しか言えないどっかの大臣に「ほざいてる前に、そのショボいスタジアム何とかしろ」と言ってやりたい。各所で話題になってるピッチの惨状は確かに酷かったけど、スタジアムは本当に素晴らしい。


基本的な構造はパナスタと一緒。セレッソの新スタもそろそろオープンだし、なぜ関西ばかり続々と素晴らしいスタジアムが出来上がるのか。本当に羨ましい。


アウェイ側ゴール裏の屋根はガラス製。ガラスを通して降り注ぐ太陽の光が作り出す雰囲気がまるでドイツのスタジアム(行ったことないけど)のようだった。






さんぺーと鳥海芳樹。この2人の新加入で今シーズンは甲府の優勝を予想していたんだけど、2人とも後半の勝負所で投入されて確実に流れを変えていた。さんぺーにはこの試合最大の決定機があったけど、若原のビッグセーブに阻まれた。それ以外も若原は随所に素晴らしいプレーを見せていた。鳥海芳樹は最初のドリブル突破で京都ベンチから「そいつ速いぞ」と警戒されていた通り、鳥海らしいドリブルは絶対にJ2で通用する。まだまだ活躍すると思うから楽しみだ。




売り出し中の2年目・川崎颯太。2年前のクラ選で大分史上初のベスト8進出をかけて臨んだ京都戦で我々を阻んだのが彼だった。これはいい選手になるという感じはあったけど、その予感よりも遥かに早く京都の中心選手になりつつある。サイズは小さいけど体幹が本当に強い。ちなみに彼は甲府の下部組織出身なんだよね。


圭介。京都の在籍も長くなったけど、若原があのレベルのパフォーマンスを見せているとちょっと出番は掴みづらいか。ただベテランの2ndゴールキーパーにしか出来ない仕事はあるよね。試合後のさんぺーとの絡みが面白かった。


これで国内でまだ行ってない主要スタジアムは北九州くらいかな。日本にもどんどん素晴らしいスタジアムが増えてきて嬉しい限り。広島もがんばれー!
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結果論にはなるけど(16節横浜Fマリノス戦)

2021-05-26 22:28:26 | マッチレポート21'
結果論にはなるけど、ここまで押し込まれるのなら正直也真人や北斗じゃなくてもよかったと思うから2人は休ませたかった。終盤全くボールが足に付かない北斗を見てて申し訳ない気持ちになった。日曜日は連戦が続いている主力の先発は外してほしい。このままじゃ本当にケガをしてしまう。これ以上ケガ人が出たらもうサッカーの完成度云々じゃなくてその時点で戦わずしてゲームオーバーだよ。守勢の試合になることはもちろん予想していたんだけど、ここまで一方的に押し込まれるとは思わなかった。ボールに寄せて、スライドして、最後のところは体を張る、言い方悪いけどやってたのはこれだけだから誰がやっても同じなんだよね。というよりも出場機会の少ない選手たちにこういうシチュエーションでこそ気持ちを見せるチャンスを与えてあげてほしかったんだよね。結局、日曜日へのアドバンテージは残せず、勝ち点も1つも取れないという最悪の結果に。結果論にはなるけど、也真人と北斗は休ませたかった。


結果論にはなるけど、79分の奎汰→エンリケの交代に伴って後ろ5枚の並びは右から小出-坂-エンリケ-三竿-香川にしていればなと思ってしまう。途中投入からガンガンそのスピードを出しまくっていた大然。香川も頑張ってはいたけど、さすがに仙台戦もフル出場して、この試合も前後半でポジション入れ替えたりと負荷がかかりまくっていたから、大然対策は小出と坂のユニットで対応させたかった。あと昨シーズンもたまにあったけど三竿を試合の途中でCBからWBに上げるのあまり効果的だと思っていないんだよね。どちらかと言うとこっちの理由の方が強かったかもしれない。結果論にはなるけど、あの失点シーンで大然に対応していたのが小出だったらどうなっていただろうとは思う。


結果論にはなるけど、井上健太使えなかったかな。ハイプレスに窒息寸前で長沢の頭に当てても2シャドーの距離が遠くてセカンドボールを拾えなかった。押し返す時に高さでダメなら裏を狙いたいところだけど、今日はなぜか井上健太はベンチにも入っておらずその狙いも遂行出来ず。先週末の仙台戦でサブ組のアップの時に1人明らかに体がキレてる選手がいて、そこから期待し始めていたんだけど、仙台戦も与えられた時間はわずか7分、そして今日はメンバー外と正直ガッカリ。新太も成豪もどちらかと言えば足元でもらいたいタイプ。90分を通してプレッシャーが厳しい中ほとんどの選手が前を向くことに苦心していた。結果論にはなるけど、井上健太で裏を狙う選択肢を準備していたらチャンスは生まれていただろうかとは思う。ただ健太のキレについては今後も自分の目を信じたい。


勝ち点3の可能性はほぼゼロに近かったと思うけど、大然や天野といった得点に絡んだ選手たちが途中から出てくるまでは勝ち点1ならいただいても怒られるような試合展開ではなかった。マリノスの前線の外国籍選手はこぞって適当なプレーを連発してくれて、このままなら逃げ切れるかもなと正直何度かは思ったよ。まあ大然が出てきてとこで「あ、コイツいたわ」と一瞬で目が覚めたけどね。こういう試合展開で勝ち点1を積めないチームは降格するもんだというのが自分の感覚なんだけど、他のライバルチームが少しずつだけど上位チームからでも勝ち点を奪い始めている状況も合わせると本当に危機的だと思うし、まあやっぱりこのままなら降格するよねという思いしかない。さらに今日は久しぶりにテレビの前でリアルタイムで試合を観たけど、負けても全然悔しくないのも個人的には危険水域に入ってきたなという感想。


自分の現在のスタンスを明確にしておくと、片野坂さんの解任は絶対に反対。「片野坂さんなら何とかしてくれる」という根拠のない理由からではなく、2015シーズンの失敗を繰り返さないために。解任してすぐに次の監督、それも実績があり誰もが納得するような人選であれば解任もやむなしと思うけど、大分の強化部にそこまでの資金力と交渉力があるとは思えないので、それであれば片野坂さんで突っ張るべき。その方がまだ可能性があるということ。ただし、選手の補強は十分に行うこと。これこそがこれまでの片野坂さんの功績に応えるための最低限の礼儀だ。シーズン前だったら考えもしなかったけど今の状況なら伊佐やハセの放出もやむを得ないと思うし、国籍は問わないけどストライカーとサイド、ボランチに1枚ずつ強力な補強を行ってほしい。自分はずっと今いる選手で何とかしてほしいと思うタイプなので、昇格争い中とか残留争い中とかシチュエーションを問わずあまり補強に対してポジティブな考え方ではないんだけど、今日の片野坂さんのインタビューを聞いてても選手たちの質が高くないことに対して不満を漏らしたがっているのは明らか。7月の中断明けから残り16試合。ここで最後の足掻きをかますためにもそこは片野坂さんに応えてあげてほしい。12月に「結果論にはなるけど・・・」と言ってることがないように。
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求む、ギラギラ(15節仙台戦)

2021-05-22 23:56:19 | マッチレポート21'


降格するかどうかは別にして現時点でJ1リーグの弱い順で下から4番に入っていることは間違いなくて、だからと言ってそれをそのまま受け入れてズルズルとやられていちゃあつまんない。この弱いチームをどうやって16番目以上に押し上げるかの過程が面白いわけじゃない。弱いことは認めて残りのシーズン、足掻きまくってやろうよ。


サイドで優位を取った前半を見るに、サッカーの完成度が上がってきたこととそれに伴って選手のプレーに自信が出てきていることは個人的に見立てていた通り。最初の失点はカバーリングも出来ていたし仕方ないと思う。そして「決してやられているわけじゃないよ」ということを敵にも味方にも知らしめる意味で同点のタイミングも完璧だったと思う。そこから主導権を渡さず攻め続けたことも良かった。ただもう大方の人が思っていたように、前半のうちに逆転しないと後半は対策されてグズグズになってしまうという見立てはその通りになるどころか、逆転されてしまうという、予想以上の最悪の結果に。正直に言って負けるとは思っていなかったし、そういう試合じゃなかったでしょ。何に問題があったかの整理は早急に必要だと思う。本当に早急に。


前半やりたい放題やれたサイドに対して仙台は後半から立ち位置を変えて対応してきた。ただそれくらいは予測の範囲内だったと思うんだけど、今季は対策をされたらそこから盛り返す力も引き出しもない印象。この問題の解決策を監督に求めるべきなのか、ピッチ内の選手に求めるべきなのか。多分両方なんだとは思うけど、個人的には後者により改善をしてほしいと思っている。91分の長沢のヘッダーはスウォビィクのファインセーブでゴールにはならなかったけど、簡単に言ってしまうと下田がクロスを上げた「だけ」のプレーであれだけ相手ゴールを脅かせるわけだ。今日も後半は左サイドで3人くらいの選手がボールをこねくり回して誰も勝負しに行かないというシーンが何度かあった。当人たちにその意識はないにしても、こういう結果になってしまっている以上は「キレイにやり過ぎている」という批判は受け入れるべき。最善の選択肢を求めてのパス交換なんだろうけど、最後の大事な部分は結局「勝負事」。その部分をもっとさらけ出してよ。サッカーは戦術だけでも勝てないし、個だけでも勝てないから面白いのであって、だからこそうまくいってないチームにもその出口は考えようによってはいくらでもあると思うわけだ。片野坂さんによるベースの整理はある程度済んだと思っている。ここからそこに色を足していくのは個人の仕事。求む、ギラギラ。



小林裕が負傷なのか、これで2試合連続でボランチでスタメンとなった羽田。1年半前にここでプロデビューした時はまさかボランチになってるとは思わなかったよね。今日はちょっとミスも多かったけど、個人的には羽田ボランチ起用は好印象で捉えている。試合前のアップでスタメン組が引き上げた後も、安田コーチから強めのパスを出してもらって足元に収めるトレーニングをずっと繰り返していた。隣では北斗が弓場を相手に同じように強めのパスを出してもらってワンタッチで前を向くトレーニングを繰り返していた。同じボランチだけど、現在の2人が課題としている部分にも違いがあって面白かった。ボランチの話としては、今日のサブメンバーに片野坂さんが弓場を連れてきたことと、ルヴァンカップ敗退のタイミングとで、ハセがこの夏に移籍する流れは始まったなと感じた。去年までの活躍でもうけっこうな方面から名前が挙がるようになってきていたし、狙っているところはそこそこあると思う。普通に考えれば昇格をターゲットにしているJ2クラブかと思うけど、去年までの好評価を考えるとJ1クラブから声がかかってもおかしくないと思っている。



決勝ゴールを決めた加藤千尋。週中のルヴァンカップでものすごいゴラッソを決めていて、その勢いをモロに受けてしまったようなゴールだった。去年はほとんど大学サッカーが観られなかった上に、加藤のいた流経大は2部だったためほとんど印象にない選手なんだよね。この写真は去年唯一観た流経大の試合だけど、もうこの時点では仙台加入が発表されていて、フラットな目ではないので参考外。ルヴァンのゴールを見ても、今日のヘッダーのクロスへの入り込み方を見てもいい選手だなと思う。これまさに大分に求めたいギラギラなんだよね。





我が家の切ない話を少し聞いていただけますか。このブログにも書きましたが、この4月から滋賀で単身赴任をしています。さらに土日休みじゃなくなったために週末に家に帰るっていうことも気軽には出来ない状況で、今日は家族と仙台現地集合の現地解散という自分の長い遠征歴の中でも初の試みを敢行。分かっちゃいたんだけど、それでも帰る時の特に子どもと別れる時の切なさたるや言葉では言い表せないくらい。新幹線の改札で家族を見送った後の空港に向かう電車の中でスタレビの「今夜だけきっと」を聞いていたら、右のほほに一筋の涙がつたっていましたよ。勝ち試合が観られたら少しはこの悲しみも和らいだかもしれないけど、それを求めると遠征も楽しくないしね。で、空港に着くと、大分トリニータご一行様がいらっしゃったわけだけど、自分が乗る大阪行きの便とご一行が乗る福岡行きの便が隣の搭乗口で、自分が搭乗口に着いた時には既に片野坂さんは座っていて、今日の振り返りなのか、次の分析なのか膝の上のPCで試合を観ていました。寸暇を惜しんでチームのことを考えているというのはこういう姿にも表れていると思うし、そう言えば片野坂さんも単身赴任だったなと思い、もう一回顔を上げようと気持ちを切り替えました。







4月に連敗をしている時は強豪との対戦が続いているからと自分を納得させてきたけど、結局は柏に負けて、湘南に負けて、仙台にも負けた。もうあまり自分を騙したくはないので、これは絶望的な状況だということは冷静に受け止めたい。もうこの仙台戦の結果を受けて、今季は降格すると思う。もうここからは逃げない。でも諦めたくない。今の素直な思い。
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