引退が確実となっている現政府専用機、ボーイング747-400型の後継が同じボーイングの777型となる可能性が高いとする報道。郷秋<Gauche>は、準国産とも云われる低燃費の最新型、787だろうと昨年辺りにblogに書いたような気がするが、その後の同型機の度重なるトラブルから787の線は消えだろうと思っていたので特に驚くような報道ではない。
777は新しい機種との思いがあったが、あらためて確認すると1995年就航しているから、既にデビュー以来18年を経ていることになるが、勿論古い機種と云う訳ではない。初めての全損事故は2008年のブリティッシュ・エアウェイズ機、死亡事故は今月6日のアシアナ航空機が初めてと、高い安全性を誇っている。
ひと口に777と云っても標準型の200、長胴型の300、それぞれに航続距離の違いにより3機種もしくは2機種あるので計5機種存在している(貨物専用機を除く)777型機だが、そのどれになるのかは今の時点では報じられていないが、おそらくは長胴かつ長距離型(つまり一番高価)が選ばれることになるのではないかと思われる。
報道によれば、導入は2019年度だと云うから6年先の話にはなるが、その雄姿を見るのが待ち遠しいものである。一気に地球の裏側まで飛べる777とは別に、ほぼ時期を同じくして、国内および近隣諸国へ飛ぶための小型政府専用機として国産のMRJも登場することになることだろう。これまでは見ることがなかった大小の政府専用機が並ぶ様子を是非とも見てみたい、撮ってみたい郷秋<Gauche>であるぞ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、ユリの王様、ヤマユリ。
「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。なお、今週末の撮影・掲載は都合によりできませんことを予めお知らせいたします。
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