郷秋<Gauche>が、ノートPC用のポインティングデバイスとしてはIBM(今はLenovo/レノボ)のThinkPadに搭載されているトラックポイントが最高に使いやすいと常々主張し、デスクトップPC用のキーボードにもこのトラックポインターを搭載せよと云い続けてきたのを覚えている方はどれ程おられるだろうか。そんなことをいちいち覚えちゃいね~よ、というところだとは思うけれど(^^;
で、ようやくトラックポイントを搭載したキーボードが発売されたので早速買ってみた。キーの上に置いた手をマウスに移動させる必要がないから実に具合がいい。10キーを常用されている方はお困りになるかも知れないが、郷秋<Gauche>的にはキーボードが小さくなったことで机が広くなったのは大歓迎。キーボードが非常に薄いのでこれまで使っていたパームレストも不要になり、これも机が広くこぎれいになった要因。
トラックポイントは右手(両手使いの私は左手でも)の人差し指で操作する。赤い凸に乗せた指先にわずかに力を掛ければ、モニター上のポインター(矢印)は上下左右に自由に動く。力加減で動く速さも変わる。力を加え続ければポインターはどこまででも動くから指先を乗せ直す必要はない。これがあればマウスは必要ないほどで、マウスと併用すればまさに鬼に金棒であるが、この便利さは使ってみないとわからないかも知れないな。
しかしなぁ、右下にThinkPadと書かれているのはどうなんだろう。ThinkPadはレノボ製ノートPCのブランドだろう。このキーボードはデスクトップ用のものであり、ドライバーをインストールすれば使えることを確認したけれど(当たり前だ)、ThinkPadこのキーボードをつないで使う人はいないと思うぞ。って、デスクの端っこでThinkPadを開いておいて、このキーボードと大きなモニターをつないで使う手はあるか?