大波乱のF1イギリスGP

 久しぶりに面白いレースを見せて頂いた。何が一番面白かったかと云えば、勿論セバスチャン・ベッテルのリタイヤ。そして10番手スタートから見事3位表彰台をものにしたフェルナンド・アロンソの走り。F1引退を表明したマーク・ウェバーの2位も皮肉と云えば皮肉だが、そこがレースの面白い所だ。

 いや、ベッテルのファンには申し訳ないが、ちょいと開き気味だったベッテルとアロンソのポイントが、ベッテルのノーポイントとアロンソの15ポイントゲットによりその差21ポイントまで縮小。21ポイントと云えば、さすがにベッテルが2戦連続ノーポイントはないにしてもだ、数字的には1レースで逆転の可能性がある訳で、まっ、云ってみればシーズン振り出しに戻ったようなものである。そうそう、ベッテルは双六で「一回休み」を食らったみたいなものだな。

 ライッコネンも9番手スタート予選では苦戦していたが、表彰台は逃したものの4位10ポイントを獲得し、アロンソとの差を次戦で逆転可能な13に留めることに辛くも成功。これまたシーズンの残りレース数を考えると、面白さを残した点差と云えるだろう。「真夏の高速三連戦」なんてのがあったのは昔の話しだけれど、今週末にニュルブルクリンクが待っているのは嬉しね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、土曜日に森で見つけた、食べたらおいしそうな気がしたけれど勿論採ったり(撮ったけれど)食べたりはしなかった、キノコ。

「恩田の森Now」に、6月29日に撮影した写真を掲載いたしております。夏色の濃くなる森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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