崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

NHK山口に出演

2009年03月18日 04時53分15秒 | エッセイ
 下関から山口までは県内でありすぐ隣だと思い、それでも約束時間に遅れたくないので時間的に余裕を持って出たが在来線は便数も少なくNHK山口までは2時間もかかるという駅務員の話をきて驚いた。旅になれたとはいっても慌てて、結局遠回りの新幹線を利用して、今度は逆にNHKに早過ぎで到着、昼食時間に迷惑をかけてしまった。
 日本の植民地朝鮮の映像に関する韓国での出版の拙著『映像が語る植民地朝鮮』と関連したことをテーマに、NHK山口ゆうゆうにインタビュー出演のために録画した。柴田拓アナウンサーと対話式で劇映画の分析に関して話をした。リハーサルには若干抵抗があったがそれを終えて、本番に入った。同じことを繰り返すことになった。私は本番では前の話を踏まえて別の言い方をしたので先のリハーサルの雰囲気になれなかった。「繰り返す」ことの重要性を学生たちには言ってきたし、自分でも講義の内容をかなり繰り返してきたにもかかわらず、このように繰り返しが嫌なことであることを痛感した。私は俳優はできないのはもちろん、教授としてもまだプロにはなっていないとも思った。3月23日午後6時20分ころからの「ゆうゆう」に放映される予定である。