おくのほそ道逆回り・1日目

2010年08月09日 23時59分59秒 | 旅行記
夏!
夏といえば旅!
旅といえば青春18きっぷ!

というわけで、毎年夏には「青春18きっぷ」5日分をフルに使った旅をしているわけですが、今年は何処へ行こう。何処へ行こう。そうだ、去年やり残したことをやってみよう。
昨夏の旅はJR東日本管内へはじめて踏み込んだ旅でもありました。そこで今回は去年訪問が出来なかった都道府県を中心に、かの俳聖・松尾芭蕉の足跡を逆から追ってみようと思い計画を立てました。

今回の旅は朝出発。
6時に起きる予定だったのですが、目が覚めたのは2時間も後の8時10分!
初日の予定は寝坊することも考慮していたので予定は修正出来るのですが(笑)、2時間以上も遅れて出発するとは予想外でした。

西大路9:37発→京都9:40着
京都9:48発→敦賀11:15着
新快速の敦賀行き。琵琶湖に向かう若者たちで車内は賑わっていました。
繁忙期らしく急病人・乗降手間取り・乗降扉いたずら(--;)が相次ぎ、途中駅では数分の遅れがあったようです。
敦賀11:43発→福井12:39着
521系の2両編成。
敦賀~南今庄では区間が長いせいか、経験上ほぼ必ず検札が来ます。

福井からは接続の富山行きで先に進んでも良かったのですが、時間があったので越美北線のキハ120に乗ってみることにしました。
ちょうど50周年を迎えたということで、記念ラッピング車両が居ないかなと期待していたところ…


おおっ!早速当たりを引きました。
本当は越前大野あたりまで乗ってみたかったのですが、時間の関係で隣駅の越前花堂まで乗車。越美北線は福井から1駅目のここ越前花堂から分岐しているので、厳密には越美北線に乗ったことにはなりません…。
福井12:49発→越前花堂12:53着


越前花堂にて、側面のラッピング。
支社ごとの単色化が進んでいるJR西日本においては、4年間の期限付きとはいえラッピングは嬉しいニュースかもしれません。

越前花堂13:25発→福井13:29着
521系の2両編成。また福井へ戻ります。
福井13:42発→富山16:36着
413系の6両編成。最後尾は455系の先頭車が連結されていた編成だったので、迷わずそちらに乗りました。
カーブ区間で車窓に目をやると先頭車両が見えるのが嬉しかったです。往年の急行列車もこのような感じだったのでしょうか。北陸本線を日中に下るのは初めてだったので新鮮でした。
富山16:48発→直江津18:56着
419系の3両編成。まだ現役でいたことに驚きつつも、やはり特急譲りの広い車内はどこか安心します。
因みにここで当初の予定に合流しています。本当は京都を6時59分の列車で出て、高岡から氷見線に乗車、いくらか撮影をして直江津へ向かう予定でした。
車窓には徐々に海も現れて…


親不知駅。なかなかおもしろい光景です。


親不知~青海にて。夕暮れ時の海が見えました。
新幹線開業に伴う移管後も、この風景はずっと在り続けることでしょう。


特急追い越し待ちの能生にて。
余命幾許も無い419系と照らす斜陽がどこか重なるものがあります。

敦賀から何本もの特急列車に追い越されて、ようやく直江津に辿り着きました。ここからは約3ヶ月ぶりのJR東日本管内です。
直江津19:09発→長岡20:35着
115系の3両編成。


終点長岡にて、乗ってきた115系です。
GWの夜、宿を求めて彷徨ったことを思い出しました。

長岡20:52発→東三条21:19着
新潟行きを途中の東三条で降りました。
そして駅から10分ほど歩いて、GWにも訪れた「宮島の湯」で入浴。
昔ながらのレトロな風情が気に入って、今回も利用することにしました。前回は道に迷って苦労したのですが、今度はすぐに分かりました。やっぱり広い浴槽は気持ちいいですね。

東三条22:20発→新潟23:12着
きれいさっぱりの状態で新潟行きに乗車。
私の乗った車両では酔っ払いリーマンたちの会話がうるさかったのですが、耐えられなかったのか、近くに座っていたひとりの若者が「うるせぇ!」と一喝。
尚も黙らなかったリーマンたちに若者は「寝てる人もいるんですよ!ハタチに怒られて情けなくねぇのかよ!」と席まで行って怒り、ついにリーマンたちは平謝り。
私だったらまず注意出来ません。言葉遣いはどうであれ、ここの若者はしっかりしてるなぁと。

新潟23:16発→新潟大学前23:36着
E127系に初乗車。今までの新潟訪問でも遭遇する機会の無かった車両です。越後線だとよく遭遇出来るのでしょうか。
途中の駅からは「いかにも」な不良(に見える)2人組が乗ってきてドキッとしたのですが、左隣の席の若者に現在時刻を聞いた後に礼を述べ、更に右隣のサラリーマンがいじっていた携帯電話を「その携帯カッコいいっすね。auっすか?」と褒めていて、冷たい雰囲気の通勤電車の車内で、なかなかおもしろいひとときを過ごせました。人は見た目によらないなぁと。

新潟大学前では学生とおぼしき若者が大勢下車。
駅周辺は一通りの設備が整った学生街といった感じで、私は歩いて数分のネットカフェに辿り着きました。