不思議な夢

2010年08月15日 23時59分59秒 | 日記
8月15日、終戦の日。
去年も書いた気がしますが、「終戦記念日」という言い方はどうも好きにはなれません。
と言うより、今日は玉音放送が流れた日であって、厳密にはまだ戦争は終わってなかったんですね。戦艦ミズーリ号の上で日本が降伏文書に調印したのは9月の2日。玉音放送から実に半月のあいだ、戦争は続いていた。
と、高校の日本史の先生が授業で言っていたことを覚えてる生徒はいまどれくらい居るでしょう。
それでも、今日は多くの人が戦争を忘れないひとつの機会であります。私もテレビでNHKをつけて正午を迎えました。


その後は「たかじんのそこまで言って委員会」が都市伝説スペシャルということで観ていました。
冒頭、桂ざこば師匠が「中山寺で紫色の煙を見たことがある」と司会のたかじんさんに説明していたのですが、その直後、ざこば師匠の背後に紫のモヤモヤが!
一瞬「ん!?」となったのですが、確かにテレビに紫色のモヤモヤが写り込んでいたように見えました。
ついに僕にも見えるようになったか…と思うも、今回は録画らしいので制作側の作為的なものなのかもしれません。あの番組ならやりかねん!(笑
でも…某大型掲示板の思い当たるどこのスレッドにも書いてないんよね…(・_・;)


その後は急激な眠気に誘われて昼寝。夢を見ました。
琵琶湖疏水のような広い川が流れていて、並木があって、その隣に貧弱な複々線のレールが敷いてあって(発展途上国の鉄道のよう)、バラストはあってないようなもので、白く乾いた路盤でした。
そこを駆け抜けていくキハ47(香椎線アクアライナー色)+キハ40(男鹿線色)+キハ40(男鹿線色)+キハ52(越美北線色)の在り得ない編成。カメラを構えるも電池切れで悔しい思いをする羽目に…。

次に出てきたのがリフォーム前の祖母宅。
布団から起きて(夢でも寝てる^^;)、居間を覗くと3年前に亡くなった祖父が座っていました。
半分寝ぼけた状態で「あぁ、おじいちゃんかぁ」と思った瞬間、当然驚いて「ええっ!?」と二度見。
よくよく見ると足が無くて、お盆やからおじいちゃんも帰ってきたんやなぁと実感しました。最近CMでやってるキムタクと笹野さんの、あんな感じを想像してもらえればいいと思います。
しかしここは言わば過去の空間、どうやって現在に帰ればいいんだ…と思い悩んだところで急に目が覚める。どうやら、僕は普通に家で寝ていただけのようです。

祖父が夢に出てきたのは、死のすぐ後と今日の2回だけ。
時節柄ある意味では当然のことではありますが(一昨年の法事の読経中にも仏壇に蜘蛛が降りてきた)、やっぱりお盆に合わせて祖父は帰ってきたのだと思います。急に眠くなったのも、多分そのせい。
明日の送り火はしっかり見なければなりませんね。

僕の8月15日は、そんな、不思議な1日でした。


写真は10月の時代祭。
戦時中、忌々しい建物疎開で更地になった道の両脇を戦後に拡幅整備していまの御池通が出来ました。
確かに戦争の被害を受けながらも、そこから未来へと歴史を繋いでいった当時の京都人のバイタリティーは忘れてはなりません。