goo blog サービス終了のお知らせ 

西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

ショパンとサンド覚え書き(1838年)

2015年01月01日 | 手帳・覚え書き

皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は拙ブログをご訪問下さいまして、誠に有り難うございました。
本年も細々とながら、皆様に助けて頂きつつ、続けてゆく所存でおります。
どうぞ、ご叱咤ご助言等々を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

           ーーーーー

1838年:
10月18日 ショパンとのマヨルカ島への旅:サンド、未明に子供達と女中一名とともにパリを出発、荷物は巨大な革製のトランク三つと荷物でいっぱいの六個もの袋。
10月30日 スペイン国境に近いペルピニョンに到着。夕刻、数日遅れでパリを発ったショパンが「四日四晩の馬車旅に健気に耐え、赤カブのような頬をして溌剌と元気いっぱい」到着 
11月1日  一行はバルセロナに向け出航 
11月2日  夜、バルセロナに到着、カトル・ナシヨン・ホテルに投宿、7日まで滞在。
11月7日  穏やかな天候のもと、夕方5時、蒸気船エル・パジェス号にてマヨルカ島に向け出航。
  8日  午前11時半、パルマ着。
  8日-15日 パルマの Calle de la Marina に一時滞在。
11月15日~12月9日 So’n Vent に在住。雨と湿気に苦しむ。
12月10日から4,5日間、パルマの副領事邸に滞在
12月15日  ファルデモッサに向け出立。
12月21日  マルセイユから12月1日に搬送されたショパンのピアノ、パルマに到着(ショパンは、自作「プレリュード」の版権をプレイエルと銀行家レオに譲渡し、その収入と高利貸しに借りた資金を自身の旅費にあてた。プレイエルはショパンに小型ピアノを送ることを約束)

参照:ジョルジュ・サンド『書簡集』第四巻 Corr.IV.pp.308-309, p514, note1,pp.545-549




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Gabriel | トップ | George Sand,Oeuvres complèt... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

手帳・覚え書き」カテゴリの最新記事