
皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は拙ブログをご訪問下さいまして、誠に有り難うございました。
本年も細々とながら、皆様に助けて頂きつつ、続けてゆく所存でおります。
どうぞ、ご叱咤ご助言等々を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーー
1838年:
10月18日 ショパンとのマヨルカ島への旅:サンド、未明に子供達と女中一名とともにパリを出発、荷物は巨大な革製のトランク三つと荷物でいっぱいの六個もの袋。
10月30日 スペイン国境に近いペルピニョンに到着。夕刻、数日遅れでパリを発ったショパンが「四日四晩の馬車旅に健気に耐え、赤カブのような頬をして溌剌と元気いっぱい」到着
11月1日 一行はバルセロナに向け出航
11月2日 夜、バルセロナに到着、カトル・ナシヨン・ホテルに投宿、7日まで滞在。
11月7日 穏やかな天候のもと、夕方5時、蒸気船エル・パジェス号にてマヨルカ島に向け出航。
8日 午前11時半、パルマ着。
8日-15日 パルマの Calle de la Marina に一時滞在。
11月15日~12月9日 So’n Vent に在住。雨と湿気に苦しむ。
12月10日から4,5日間、パルマの副領事邸に滞在
12月15日 ファルデモッサに向け出立。
12月21日 マルセイユから12月1日に搬送されたショパンのピアノ、パルマに到着(ショパンは、自作「プレリュード」の版権をプレイエルと銀行家レオに譲渡し、その収入と高利貸しに借りた資金を自身の旅費にあてた。プレイエルはショパンに小型ピアノを送ることを約束)
参照:ジョルジュ・サンド『書簡集』第四巻 Corr.IV.pp.308-309, p514, note1,pp.545-549