「マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール研究」7/19 3pm
日時:7月19日(土)3pmー5pm
場所:跡見学園女子大学文京キャンパス 1号館3階小会議室
地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅徒歩2分
http://www.atomi.ac.jp/univ/about/campus/access.html
発表:岡部杏子(早稲田大学)
題目:「マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール研究 - 1830年代の状況詩を中心に -」
発表要旨:
本発表の目的は、19世紀前半から中葉のフランスで活動した女性詩人マルスリーヌ=デボルド=ヴァルモール(1756-1859)の生涯と作品を概観し、その特徴を明らかにすることである。発表の構成は以下のとおりである。まず、デボルド=ヴァルモールの生涯および執筆活動を簡潔に紹介する。次に、古典的な先行研究に基づいて、恋愛・母性愛といった女性らしい主題の歌い手という、デボルド=ヴァルモールに付与される典型的なイメージを確認する。そして最後に、最新の研究動向を踏まえつつ、デボルド=ヴァルモールの韻文詩を読解・分析する。それによって、これまでの典型的な詩人像とは異なる側面、すなわち社会に参与する女性文学者という新たな側面を提示したい。
ーーー
参加をご希望の方は、お手数ですが、西尾までご連絡下さい。会場は2階ではなく3階ですのでお気をつけ下さい。
http://blog.goo.ne.jp/csophie2005