西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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Musée des Lettres et Manuscrits 「書簡・自筆原稿の美術館」

2012年06月18日 | サンド研究
「書簡・自筆原稿の美術館」

博物館の地階には、所蔵する7万以上の資料の一部が常設展示されている。
特別展のための地上階には、ルイ11世、フランソワ1世といった王たちの自筆の手紙類が並べられている。
フランスでは判読困難な筆跡を「ハエの足pattes de mouche」というが、ここでは、まさに「ハエの足」のようなナポレオン1世の筆跡を見ることが可能なのである。

フランスの歴史、科学と音楽、文学と芸術。と三つの部屋に分かれた常設展スペースは広い。

作家では、サンド バルザック シャーロット・ブロンデ サンテクジュベリ

画家では、マチス  セザンヌ ゴーギャン ゴッホ  ジェリコ  デッサン

作曲家では、メンデルスゾーン、ベルリオーズ、シューベルト、ドビュッシー、ラベル、モーツアルト

その他、ナポレオン一世 ダーウイン パスツール バルベス 等々。

是非一度訪れてみたいこの美術館の住所と開設時間は次の通りです。

222 bd St-Germain 7e 01.4222.4848
www.museedeslettres.fr 火-日10-19h、
木は21h30迄。月休。7€/5€(12歳未満無料)。特別展『Sur le route』は8月19日 迄。

http://www.museedeslettres.fr/public/
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『200年目のジョルジュ・サンド』タイトル他の仏訳版

2012年06月18日 | サンド研究

共著『200年目のジョルジュ・サンド』に関しましては、多くの皆さま方からうれしい反響を頂きまして、心より感謝致しております。

本書出版に関しては、国内だけではなく海外(フランス、アメリカなど)からも、大したお役には立てないかもしれませんが、出版紹介をいたしますので、といった心躍るお申し出を頂戴いたしました。
他方、外国人の方々で日本語がわからないので内容を知りたいという皆さま方もおられることから、この一週間ほど、著者の方々と連携を取りつつ、共著の紹介(フランス語)ーおもに目次ーの作成をしておりました。
本のタイトルの仏語訳や目次の翻訳作成は、一見、簡単なことのように思われますが、語のニュアンスや響き、正確度など考慮すると、これがなかなか一筋縄という訳にはいきません。

すでに、書の題名の仏語訳に関し、様々な議論が出ました。次いで、個々のご論考に関し、内容が当初の予定とは変更になった場合が多々あるため、その結果、以前の仏語版タイトルの修正が必要となり、著者の皆さま方がご自分のタイトル修正に苦労され、そのやり取りに以外と時間がかかってしまったという経緯もあります。

また、仕事上、授業を最優先にしているため、その合間や所用の隙間を縫っての作業ゆえ、以外と時間を要してしまいました。いずれにしましても、ようやく道筋が見えてきました。海外の皆さま方にはお待たせしてしまい大変申し訳ないことですが、間もなくお送りできる予定ですので今暫くご寛恕頂ければと思っております。


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