阪神淡路大震災から12年。
毎年1月17日になると眺め思いをはせる写真があります。
それは震災の年の5月11日に撮った二枚の記念写真です。
その年の3月には今田美奈子お菓子教室の製菓師範コースを終了して認定書をいただく予定でした。
ですから、震災の5日前に行われた1月の授業では、みんなと「認定授与式には何着て行こうかなぁ」などとおしゃべりして楽しみにしていました。
でも17日未明の大震災。
今まで体験したことがない大きな大きな喪失感と、先の見えない不安でいっぱいの毎日。
一生懸命神戸を復興させようとがんばっている多くの人たちを見ながらも、ポッカリ穴があいたような脱力感のまま2月、3月とすぎていきました。
そんなとき、今田先生から5月に神戸のお菓子教室の再開のお知らせをいただいたのです。
信じられませんでした。
神戸のあちこちは、道路は閉鎖され、壊れたビルや建物の取り壊しが行われ、ガレキと粉塵とダンプカーで、まるで戦場の跡のような有様でした。
私の卒業前の最後の授業に駆けつけてくださったのは、東京、成城の「マルメゾン」の大山栄蔵シェフでした。
授業のテーマは「アニバーサリーのお菓子」
18センチの珍しい大型のダクワーズと、とろけるような口どけのチョコレートムース。
ムースには「Fete de Maman」(母の日)と描かれたプラクがのせられました。
認定書授与式は、本来なら神戸のホテルで行われる予定でしたが、神戸大丸のレディースギャラリーの一室でささやかに行われました。
大山シェフの授業のお話とケーキのおいしさ、今田先生から一人一人いただいた認定書
窓のすぐ外は、壊れた建物やクレーン車、ダンプカーだらけなこともしばし忘れて、笑い、ねぎらい合い、楽しい、希望に満ちたひと時をすごしました。
今田美奈子先生と、大山シェフと撮った記念写真。
私が立ち上がり、前に進む力を取り戻すきっかけを与えてくれた宝物です。
やっぱり、これだわ~(^・^)
甘いものが苦手だったわたしが、先生のお家でいただいて、超感激したのが コレ!洋梨のタルト なんです。。。
それから、自分で作って、なにより・・・たくさん食べたくて、教室にいれていただきましたね(*^。^*)
無事!?に、自作出来るようになり、洋菓子も 大好きになったんです。いまだに、金沢の和菓子処にいながら、苦手なんですが・・・
今日、初めて ブログ開いて・・・見入ること 1時間半! 長男に、まだ見とるがん? って呆れられましたが、懐かしいお菓子、
先生の写真、子供さんたちの成長に見入り(ご主人に似て?二人とも長髪なのね)、 あ~っ、このカップ知ってる!、
お菓子の写真の隅に写ったテーブルに変わってない?と、目を凝らし・・・・。 先生の、神戸言葉の声まで、よみがえってきました。
また、楽しみに拝見させていただきます。
私、誰だか、わかって頂けたかしら?
ヒント:近江町市場一緒に行って、お料理しましたね♪ 今も、マイバック片手に、買出しいってます~。
( ⌒o⌒)人(⌒-⌒ )v オヒサオヒサ
わかったよ~!!もう!即わかり!
この間はメールありがとう!スギノシェフで私を思い出してくれてうれしかったわ~。
金沢に転勤で行って、長男が幼稚園に行ってくれたおかげで、私もいいお友達に巡り会えたことを感謝しているんです♪
お魚料理もかにのゆで方も貝の調理も教えてくれたよね~!!!!
感激だったわ~!
金沢弁のやさしい響きが残ってるよ。
~~するげんよ~。文字にすると伝わりにくいのが残念だわ。
そういえば洋ナシのタルトもそうだけど、お菓子をこまめに作っておられたよね。
次男、そんなに長髪?今ふと思った。
中学の体育祭、行進の先頭の子はお友達(かっこよくてあの子はモテるんよ)で、その次の子が岳だ~。