途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

読書感想「神の値段」一色さゆり

2020年02月11日 10時24分11秒 | 乱読本感想
宝島社 2017年1月11日

今まで見たことも聞いたこともなかった本をBOOKOFFで発見。
”このミス大賞”のロゴがなければ目に止まっていなかっただろうこの作品はちゃんと大賞受賞作のようだ。(大賞でもないのに”このミス大賞”のロゴがある本もあるんだよね)
現代アートの世界を描いているのだが、それが全くの虚構なのかある程度の現実をふまえて書かれているのかが分からない。
現代アート自体は好きだし、たまにはみるが、その裏事情など見聞きしたことも想像もしたことも無かったからだ。
現代アート、その作家、ギャラリー、投資家たちの裏事情。
一瞬、芸術に投資家って、どういうこと?と思うが、これが切っても切れない関係。
なかなか興味深いアートの世界が描かれ、その中で殺人事件も起こる。
でも、この作品、犯人探しが主軸ではないようだ。
アートの世界のミステリー。
で、振り出しに戻り、ここに描かれている世界はどれだけ現実に近いのか?
解説で作者の事に触れている。
東京藝術大学卒、香港中文大学大学院を経て、美術館の学芸員だとか。
そうか~、現代の現代アートの世界って、こんなんだ!と思った。

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読書感想「AI崩壊」浜口倫太郎

2020年02月11日 08時16分08秒 | 乱読本感想
講談社 2019年11月14日

映画が公開されたとテレビで知って、私好みの映画だなぁ~と思っていたら、書店に本が!
帯に役者さんの写真もあるので、その原作!と思ったらノベライズ。
「22年目の告白」の浜口倫太郎の名前もある。
好きなジャンルだし、とりあえず読んでみるか~で、読んでみた。
う~~ん、なんだか以前、本で読んだような、昔、映画で観たようなシーンが続く。
私の頭の中ではウィル・スミスが何者かに追われ薄暗い中を走っている。
これは何に追われているんだったっけ?(どうもアイ,ロボットの記憶のようだ)
AIと言うのが新しいだけで、他は・・・
ウィル・スミスが大沢たかおに替わり逃げ回るのか~
まぁ、カッコいいから映画なら許せるか。
原作本ならまだしもノベライズ本だと映画を飛び越えることもできないね。

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