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読書感想「危険なビーナス」東野圭吾

2019年10月16日 08時26分38秒 | 乱読本感想
講談社 2019年8月9日
★4
帯の”恋も謎もスリリングな絶品ミステリー!”の文字は確かにその通りだった。
単純に面白く読めた。
単純と言っても、謎はあるので色々と想像しながら読む。
失踪した弟、莫大な遺産、サヴァン症候群、フラクタル図形の絵画、何がどう絡んでくるんだ?
登場人物もひとりひとりが個性的。
突然現れた弟の妻という魅力的な女性、”危険なビーナス”というタイトルだから彼女が”危険”人物なのか?!
講談社の東野作品はこれの前が加賀恭一郎シリーズだった。
良いシリーズだったが、重さと少しの悲しさがあった。
それゆえ、読む方も気を引き締めて読まなければいけない感じだった。
その後の本作は、正直『あぁ~、面白かった』しか残らないが、楽しい時間をくれたと言う意味で良かった。
これはドラマになったら面白いだろうなと思いながら読んだ、読んだ後、このタイトルを検索したら”危険なビーナス、ドラマ化”というワードがあった。
考えることは皆同じと言ったところか。
でも、今のところそれは読者の願望だけのようだ。

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コメント
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