この映画を観て思ったのは、いわゆる「感想」が書けないなぁ~と。
観ながら思っていたのは、ジェジュンくんのファンはこれをどう観ているんだろう?
どう感じているんだろう?ということ。
トップアイドル、JYJのキム・ジェジュン主演映画ってことだから、彼のファンは当然、特別な思いで観るよね。
彼がフィーチャー(feature)され、彼の為に作られた映画で、彼の役は現実と同じトップスター歌手のチェ・ヒョン。
オチャメな顔やお約束の上半身サービス。
はいはい、ファンのみなさんはお喜びよね、と思っていたんだけど、異常なファンにストーカーされる場面が出てきて・・・確か、彼、現実でもこんなことあったよね・・・他のアイドルだったかもしれないけれど・・・と、うろ覚えの情報が頭の隅をかすめる。
この場面、現実に近い話と思ったけれど、面白かったのよね。
現実に近いエピを織り込んで、リアルなアイドル像を表現してみました~的な。
ラブ・サスペンスというよりラブコメだねと思っていたら・・・
後ろの方でご登場のお金持ちの色っぽいおばさまとチェ・ヒョンの「関係」
歌手チェ・ヒョンの「過去」
それらがあきらかになるにしたがって、みょ~な気持ちになってきた。
現実のジェジュンくんに似たチェ・ヒョンは当然物語の中の人なんだけど・・・「関係」とか「過去」がアイドルにその「関係」と「過去」はマズイんじゃない!って。
噂に聞く韓国芸能界の裏側が想像できてしまって・・・
う~~ん、なんだかなぁ~
キスシーンくらいではファンの気持ちは?とか思ったりしないのに・・・日本人のおばちゃん的思考なのかな。
ジャッカルの正体も、最後のどんでん返しも、ストーリーとしてはそれなりに楽しめたのに、韓国芸能界の暗部が一瞬チラついたせいで私はどっちらけ~(なんや死語だそうで、おばちゃんが使うのにはちょうどいいみたい)でしたわぁ。
韓国映画感想まとめ