DVDが発売されるまで待つかなと思っていたけれど、お誘いがあったので、遅ればせながら行ってきましたわ。
嵐好きの娘と原作GANTZ好きのその婿殿。
よくあるパターンの観客ってところ。
日曜、朝一のMOVIX。
450くらいの席があるそうだけど・・・座っていたのは・・・30人くらいかな?
始まって、最初に感じたのは・・・ニノ、これってフリーターの誠治くんじゃん。
見かけも性格もフリーターの最初の頃の誠治がいた。
だからカッコいいニノじゃないのよね。
でも、後にGANTZスーツを着たらちゃんとカッコいいからニノファンはご安心を。
次にR指定になっている原因のエグイ場面・・・嵐友の女の子がニノは観たいけれど、エグイのはダメだしどうしようと言っていたので、そこんとこは意識してチェック。
一応、そういう場面は出てくる。
ただ、夜の場面で暗かったり、光と影のコントラストの強さで見えにくくしてあったりで、思っていた程ではなかったと、私は思った。
一緒に行った娘も、こういうのがダメな婿殿も大丈夫だったようなので、たぶん大丈夫だと嵐友ちゃんには言っておいた。
じゃ、行く!と意気込んでいたけれど・・・
原作を知らないいい大人の感想として・・・特に展開が難しい訳でもなく(いい大人だから、たいていのストーリーは想像できる)、ハラハラドキドキもそれほどなく(いい大人だから、主人公はこの時点で死んだりしないと)、涙を流す程感激する場面も無かった。
笑う場面も、怒る場面も無かった。
だから面白くなかったのかと言えば、そうでもなくて、その場その場の展開は楽しめた。
仏像たちがでかくなって戦うって、博物館の屋根を突き破るって、「ゴジラ」並の面白さ。
事前に映画GANTZの評価だけは見ていたんだわ。
大体のところで★3ことちょっと。
思いのほか悪いのかな。
観て解った。
★のつけようがないのだわ。
私もつけるとしたら、★3くらいだわね。
★の評価はできないっていうのがこのGANTZに対しては一番適切だと思う。
これは未だ1本の作品ではないから。
1本の作品と言うのは一般的には起承転結で成立するものだと思うが、この作品はどう観ても「起」「承」のみ。
4月の次回作の「転」「結」を観なければ評価は全くできない。
普通、映画って、1本の作品を作って上映するものだと思っていたけれど・・・こんなやり方もあるのね。
まぁ、1作目を観たら、絶対次を観ないと1作目を観た意味がなくなるから、同じ数の人が次回作を観るんだろうけどね。