カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

チェロの伴奏の上に。

2016-07-20 09:50:47 | Weblog

今日は、二週間ぶりの久々な休日。朝、ぐだぐだと夢を見ながらずっと寝ていたかったが、地震で起こされ、そのまま起床。最近やけに地震が多い気がする。少し恐い。昨夜はしごとのあと、母と電話でいろいろな話をし、そのなかで母がしみじみと〈そういえば、あなたは羊水が破水したなかに四日間いたあとに未熟児で生まれてきて、お医者様から、医学でできることには限界があります。あとはお子さんの生命力の強いことをひたすら祈るしかありません、と言われながら助かった。あれはきっと、ご先祖さまたちが総動員で病院に駆け付けて命を助けてくれたのかもしれないねえ〉と語るのを、当然ながら私にはまったくそのときの記憶はないのだけれども、ただ、いまでも折々、ご先祖さまたちが手を差し伸べてくれている不思議な気配をつよく感じるときがあり、〈そうかもしれませんねえ〉と電話口でうんうんと頷きながら聞いた。

 

今朝、大橋巨泉氏逝去のニュース速報が流れた。永六輔氏に続いて巨泉氏まであちら岸に逝ってしまわれた。大好きだったラジオ番組の出演者が次々といなくなられるのは、本当に寂しい。


眼を瞑つて胸底のsymphonyに耳澄ます チェロの伴奏の上(へ)にオーボエが鳴る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする