:4/16(火) 21:59 BBCびわ湖放送
去年2月から閉鎖されていた琵琶湖博物館の「トンネル水槽」が今月23日から再開されることになりました。
県立琵琶湖博物館では、去年2月ビワコオオナマズを展示する大型のアクリル水槽が破損し、約100トンの水が流出する事故が起こりました。原因の検討委員会では、表面のヒビなど、複合的な要因によるものとされました。これを受けた点検で、水族展示のシンボルともいえる館内最大の「トンネル水槽」でも、小窓に小さなヒビが見つかったことから約1年に渡って修復作業が行われてきました。作業はこのほど終わり今月23日に再開することが決まったということです。
「トンネル水槽」を再開するため、博物館はクラウドファンディングを募っていましたが、当初目標500万円の倍以上ともなる約1159万円が集まったということです。再開を前に琵琶湖博物館では、クラウドファンディングで支援してくれた人を対象に21日と22日の2日間、内覧会を行うことにしています。なお、事故が起こったビワコオオナマズの大型水槽の再建については、今年度、クラウドファンディングを実施する予定だということです。