モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

小学生油彩の後書き。

2015-07-27 20:56:28 | 小学生 絵画

月曜小学生 高学年 油彩

どうも幸介です!先日のブログで小原先生も触れておりましたが、本日で小学生クラスの油彩紹介も最後となります。月曜クラスのモチーフは、目玉焼きとベーコンとコーラを配置した「アメリカン・ブレックファースト」と、ブランデーに黒電話に洋書などを配置した「仕事の無い探偵の机」の、2つのモチーフをセッティングしました!2つとも僕が組んでみたのですが、この裏テーマに気付いた生徒はいたのでしょうか……

さて月曜小学生クラスの高学年ですが、高学年ともなりますと各々の性格の違いもハッキリとしてきまして、とくに女子ともなれば、およそ僕の想像もつかないような思考回路になっているわけです。三十路の男と女子小学生、言われなくともお分かりだとは思いますが、これがなにひとつ共感ポイントが無いのです。お互いがお互いを全否定なんてことも頻繁です。幸介先生はイケメンでも無いし結婚も一生できないし、オシャレも最悪。とりあえず私の方がセンスが良いから、幸介先生は生活を改めるべきよ、と。そんな意見に耐え忍ぶ毎日。そんな”差”も、とても面白く感じております。大人からはあまり聞く事のない、率直な意見ですね!いっそのこと彼女たちの意見を尊重して、試しに福士蒼汰ばりの黒髪で爽やかなイケメンにイメチェンでもしてやろうかと思っています。…ちなみに男子はほとんど僕と思考回路が一緒ですので、エピソードは割愛いたします。

そんなこんなで、油彩の時は女子たちの不平不満も一層増して、先生の服もズタボロに汚されて、なにひとつ良い事なんてないのではないか?なんて考えたりしましたが、それを補って余りあるほど完成作品たちは魅力的です。自分が描いた作品よりも、よっぽど愛おしい物です。だから毎年、どうしても油彩をみんなに描いてもらいたいと思うのでしょうね。

そんなわけで、小学生のみんな、油絵たいへんおつかれさまでした!
田中幸介
コメント
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