モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

きになる♪

2012-03-16 22:04:11 | 幼児
2012_3_14_01


庄司です。只今、幼児クラスは大所帯。親子クラスから体験のお子さんも増えて更に賑わっております。

そんな中、今回の幼児クラスは木の想像画です。こんな木に登りたいな、こんな木があったらいいな…頭の中で考えて、決まったらさぁ描き始めます!
まず絵の具で木を描いて、それから周りに好きなものをクレヨンで描いていきます。
描いているうちに想像はどんどん膨らんでいきます。…膨らみすぎて、画用紙を継ぎ足す子もいたり!?ヒヨコやリスさんのおうち、おおき~なブランコなども飛び出して、賑やかな絵になりました。


2012_03_14_02_3


最後に色紙や折り紙で葉っぱを貼付けて完成!
今回はみんなで発表会もしちゃいましたよ。突然だったので思わず照れちゃったり、いつもより大きな声で発表できたり様々でしたが、みんな自分の描いた絵に自信を持ってくださいね。だってこんなに元気溢れる、気持ちのいい絵ばかりなのですから!


2012_03_14_03_6



そして予告をば。来週は遠足に持っていける楽しいおもちゃ作りです。びゅーんと、すごい勢いで飛んじゃいますよ♪お楽しみに!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チビッコ☆ペインター

2012-03-15 22:33:00 | 親子
Oyako_3
アトリエのビル一階入口にど~んっと展示してあるダンボールハウスはもうご覧になりましたか?
巨大目玉がかなりインパクトあり、皆様をお出迎え?って感じですよね!

こちらの作品は、親子クラスの2・3歳児とお母さん達との共同制作です。
今現在ご参加いただているお子さんは4月から幼稚園ご入園なので、ほとんどの方が幼児クラスに変わます。ということで、お母さんと一緒に制作する授業は今週が最後。お母さんと一緒、クラスのみんなと一緒に、親子クラス卒業記念なる大作となりました。
この作品を見て、4月から新しく親子ペアが来てくれることをお待ちしています!!

03_131
ダンボールハウスのペイントは、もう楽しくて楽しくて時間が足りないくらい!!
自分の身長より大きな家なので、届かない屋根は、お母さんに抱っこしてもらったり、踏み台に上がって描いたり。家のまわりをぐるぐるまわりながら、腕を大きく上下に左右に動かして思い切り描いていました。所々、ダンボールの壁や屋根に穴が開いているので、中に何かいるような気がしてちょっと怖々・・・。中を覗き込んだり、穴の中に筆を突っ込んだみたり、興味がどんどん広がります。
また、お母さんの活躍もありました。
みんなのリクエストに応えてキャラクターを描いてくれたこども達から注目のお母さんやミオスの看板となった大きな顔を描いてくれたお母さんがいたり、お子さんはもちろんのことお母さんも一緒に楽しんでいただけたのではないでしょうか?

03_13
そしてもうひとつ、こちらは個人制作の作品をご紹介します。
「まる・さんかく・しかく」の形のダンボールを組み立ててひとつの立体を作り、仕上げに色を塗りました。
ダンボールの組み立ては、ブロックを組み立てるのと同じ感覚のようで、ちょうど2・3歳のお子さんの興味や体の成長に合っています。思いつくままに組み立てているうちに、何となく飛行機に見えてきたり、動物に見えてきたりします。とにかく長く長くつなげていくのも良いし、どこまで高くつなげられるかチャレンジするのも良いし、やり方は無限です。

最後になりましたが、3月まで親子クラスにご参加いただいた皆様ありがとうございました。
(幼児クラスでお待ちしていますね!)
そして、4月から親子クラスに新しい出会いがあることを楽しみにしています。

伊藤 絵里



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きている街

2012-03-14 04:44:00 | 大人 油絵・アクリル
P3110742森 油彩

こんばんは、赤尾です。今日はチケット制クラス、森さんの作品をご紹介します!
以前旅行されたことのある、ドイツの城下町を描いた作品です。
魅力的なタッチで温かみのある油絵を描かれる森さん。
今回は奥行きのある風景画、しかも建物の密度もあり、今まで描かれた作品の中でも一番難しかったのではないでしょうか。
手前の屋根のざらざらした風合いや、山間の雪のようすがなかなか自然に表現できず、苦労されていました。

風景画で奥行きを表現する場合、手前と奥の建物、建物と山にそれぞれ差をつける必要があります。
森さんも試行錯誤して手前側の建物には発色の良い絵の具を使ったり明暗のコントラストを強くし、奥に行くにつれて中間色を多めに・・・と心がけることで、街に奥行を作り出しました。とくに屋根や窓を見るとその違いが解りやすいと思います。
また山並みの靄がかった絶妙な色合いに、街から山につづく空気の層を感じることができますよね?!

初めて油絵を描かれたときから絵の具の使い方がお上手だな・・・と思っていましたが、今回もその色選びや筆遣いのセンスが発揮された作品に仕上がりました。元の写真よりも生き生きとしたこの油彩、実際に現地でこの風景を見てみたくなりますね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学生と教授の関係

2012-03-13 23:58:36 | スタッフ講師
2週間北朝鮮に拉致られていたオバラです。
気付いたら38度線を越えていました。
って、緯度じゃなくて体温の話しなんですけどね。
2週間の内にA型とB型の両方のインフルエンザに掛かってしまうとは軟弱!惰弱!!
皆様には多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ありませんでした。
また、現在京橋あらかわ画廊で開催中の展覧会にも在廊予定日に行く事ができておりません。
オーナーより、私のお客様がたくさん見えている旨聞いておりますが、不義理を大変申し訳ありませんでした。
この場を借りてお詫び申し上げます。

医師より明日からは伝染す心配はないとの事でカムバック致します。
2度の北朝鮮超えの高熱でちょっとヘロヘロですが、これ以上情けない事やってると罰が当たるので働きます!
すみませんでした!


関西の美大の教授から、調査に協力して欲しいと言われて届いたメールが面白かったので、前降り部分を添付します。


私の専門は3DCGですので、普段は学生に実技を中心とした授業を行っています。ご存知のとおり、コンピューターを用いて立体的なデータを作成し、それを仮想のカメラで撮影することにより、画像を得るという手法ですが、すべてをコンピューターが自動的に何でもやってくれるというわけでもありません。むしろ、写実的な表現が必要な場合が多いので、多くの場面で伝統的なデッサン力、基礎造形力が求めらる分野だとご理解ください。

 しかし、私の大学の学生のほとんどは、基礎造形力という概念さえ持たずに入学して参ります。これは少子化による影響が大きく関わっています。私自身は、大学で油画を専攻いたしましたので、それなりの訓練も経て、教えることも可能だと考えています。しかし、大学に入るまで全く訓練を受けてこなかった学生たちにCGの授業と平行してデッサンの基本を教えようとしても必要性を理解していないこともあり、なかなか思うようにゆかないという現実に直面しています。また、私自身が大学受験で浪人を重ねるなどの苦労をした経験もありますので、やや大げさな言い方になりますが、日本の美術教育に対して大いに疑問を感じています。すなわち、小・中・高までの教育のあり方と大学以降で要求されるものが明らかに隔絶しているという問題です。この問題は、長らく美術予備校が吸収してまいりましたが、私の大学周辺では、美術予備校・画塾に通い受験準備をするなどという従来の状況がすでに崩壊していると考えられます。そのため、美術教育の歪みをより一層強く感じる立場にあるのだと思います。


この先は仕事の依頼内容になってくるので省きますが、私が抱えている問題を代弁してもらったようで、仲間発見☆嬉しいです!
いや解決方法が書いていないので、なんにもならないんですけどね。

私は危機に直面してから必要性に気付いても遅くはないと思います。
気付いた時に後悔だけじゃなくて行動を起こせば、必要性を理解している分得るものも大きいですから。
たーだーし、高校生の頃の柔軟性と吸収力はなくなっているので、なかなか伸びないし覚えないんですけど!

そろそろ4月。新しい学生達がやって来ます。
この教授を悩ませない学生を育てなくては…

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた日本画ブーム!?

2012-03-12 05:48:00 | 小学生 絵画
201203122_2
どうも幸介です!!教室にちらばる金箔の欠片を見てすでにお気づきの方々も多いかと思いますが、小学生クラスでは今まさに「日本画」を製作中です!

201203123
普段の水彩画などと違った行程の多い日本画。金箔をひとつ張る作業でも沢山の準備が必要です。和紙だってデリケートですから、下描きにも気を抜けません。

201203121
まだまだ完成までかかりそうですが、現時点でも顔料の重なりや線のゆらぎがかなり魅力的な作品になっております。とくに、ほぼ一発描きによる偶然性を孕んだラインが、大人には真似の出来ない味となっております。

完成した際にはまたブログでご紹介いたしますので、日本画好きの皆様も期待して待っていてください!

田中幸介




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨をかく

2012-03-11 07:23:00 | 大人 デッサン
P3110739


佐藤 鉛筆デッサン


酒井です。

今日は、チケット制佐藤さんの牛骨デッサンをご紹介します。牛骨は、アトリエにあるモチーフの中でもかなり大きなモチーフ。なんといっても存在感があるので、画用紙にバランス良く収めるのも一苦労です。見るからに複雑な形をしているので、ちょっと気になるけど断念・・・なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?。「この骨の上に筋肉と皮がついたら、違和感なく牛の頭部に見えるかどうか」を意識するのが大切です。佐藤さんも最初は苦労されていましたが、ごつごつとした輪郭を自由な線でしっかり捉えています。

質感の表現にも、最後までこだわりました!骨のなめらかな手触りを描くのにも、指で擦ったり上から固い鉛筆をかけてみたりと部分によって描き分けをしてあります。グレーの幅が広く、しっとりと紙に馴染んだ鉛筆の色がとても美しいデッサンですね。安定感のある仕上がりは流石です!


描きごたえ十分な牛骨モチーフ、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のんびりゆったり

2012-03-10 00:57:00 | 大人 油絵・アクリル
St330725_2椎原 F10 油彩

チノです。本日の作品は椎原さんの油絵新作です!強い日差しの中、浮き輪にのって、ぷかぷかと愛犬メルルがたそがれています・・・
まさに「夏!!」といった雰囲気です。気持ち良さそうですね~。ずっとメルルを描き続けている椎原さんですが、パステル→アクリル→油彩と、画材をかえてきました。だから・・・・といいますか、油絵なのに、鮮やかなところはとても鮮やかで、でも波の部分は油絵特有の深みがあるんです。パステルでやった色を重ねていく作業、そしてアクリルで平面構成のようにぴたっと塗り分ける描き方も経験したからこそ、ここまでメリハリがでてくるのでは・・・と感じます!イラストっぽくなりやすい題材なのに、イラストになっていないところがすごいですね。

次作は、また雰囲気を変えて、ナポレオンの有名な肖像画に絡めて作品を描かれています。ちょっと古典っぽい感じにで進めていますが、これからどう進んでいくのかワクワクしています。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の白さも

2012-03-09 22:33:34 | 大人 パステル・色鉛筆・他
Yamazaki_01m
山崎 アクリル

春を感じる…花粉症で。庄司です。空気が緩んできたなぁ~と思っていたら、とうとう来てしまいました。花開くのは大歓迎!なのですけれど。

今回は水曜午前大人クラス、山崎さんのアクリル画をご紹介します。
春の訪れを感じさせる雪景色を描かれていた山崎さん。どうも絵の印象が軽く見えてしまう…ということで、一度中断して油絵をお試しになられました。油絵でどんどん表現を身につけて、中断した絵も最後まで描き上げたい!と、この作品を再開しました。その目で見ると、枝に積もる雪などがべたっとしすぎていたり色の深みが足りない…など物足りなさを感じられたと思います。
なので、ばしっと変更!空も重く見えていた色を変え、雪を削った後に新しく透明感の出るジェルメディウムなどを使って塗り重ねて描いていくと…。ご本人も「あ、意外と良いかも!?」という作品に仕上がりました。
雪の色合いに御注目ください。冬の間に積もった雪が暖かくなってだんだん緩んできている情景が感じられますよね♪遠景の山もぼやかし加減がとてもきれいで、幹と枝の力強さが際立ったと思います。
こちらの風景は油絵でも描かれていますが、画材が違うとこんなに変わるの?というくらい印象が違うんですよ。例えばこのシャープさは油絵の方では見られません。そのかわり雪解けの空気は油絵の方が更に良く出ていたり…といった風に。

アクリルはすぐに乾いてしまう性質がありますから、少しづつ塗り重ねて馴染ませながら深みを出したりしたいという時はなかなか上手くいきません。しかし、乾燥が早くどんどん描き進められるメリットがあります。水の量を調整すれば、水彩風から厚塗りまで様々な表現にも対応できます。油絵は乾くのが遅く、お手軽さの面では今ひとつ…。ですが絵の具自体の色も深みがあり重厚さも出しやすく、馴染ませたりぼかしたりも簡単にできますし、油絵でしか表現できない味もあります。なんだか正反対?の様に感じますが、どちらも描けば描くほどに楽しく味わいのある画材です。

山崎さんも、油絵を描いたことでアクリル画にまたひと味加わったのですね。経験した画材が影響し合ってその人の絵が更に深まるのだと思います。決して無駄になりません、どんどん挑戦していましょう♪

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

階段に注目です!

2012-03-08 22:33:05 | 幼児
3_81
伊藤です。
こちら最初の写真ですが、楽しそうに走り回ったりジャンプしたりまたいだり・・・と、随分体を使った動きのある光景ですよね。
何だか体操教室の一コマのような写真になってしまいました。
出来上がった作品全員分を繋げてみたら、教室の端から端よりもっと長くなり、教室内をぐるっと1周できるほどの大きな丸に繋がりました。
この大きな丸は何かというと、みんなが描いた電車の車両がたくさん繋がった長~い電車なのです。
本当に長くて、自分の描いた車両はどこかなぁ?と見失うほど。
電車ごっこのようにみんなで作品の上をグルグルとエンドレスで回って遊んでいるところは実に楽しそうです!
3_82
今日は、先に出来上がった作品で楽しそうに遊んでいることろからご紹介しましたが、制作風景は上の写真のようにいたって真剣です。
四つ切画用紙を横長に切った変形画用紙はちょうど車両の形なので、それを上手く使って、さらにクレヨンと水彩絵の具と貼り絵をバランス良く組み合わせて車両を作ります。車両のボディの細かいデザインは、クレヨンでしっかり描いてから、デザインに合う配色の絵の具で全体を塗るとボディが引き立ちます。窓やタイヤは色画用紙を切って貼ると、クレヨンで描くのとは違う発想がうまれてくるようです。
3_83
最後になってしまいましたが、作品をずらっとご紹介します。
実在する電車をリアルに表現したものもあれば、音楽を奏でるような電車やハッピーでんしゃと名付けた夢のある電車まで魅力的ですね。でもやっぱり、いろいろなデザインの電車を全部繋げたところに面白さが出てくると思うので、アトリエの階段の壁にしばらく展示することにしました。
早速昨晩から展示していますので、ぜひ皆さんご覧くださいね!
見るときには、くれぐれも足元にご注意を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人・学生クラス比較

2012-03-07 06:21:00 | 大人 デッサン
Gakuseivsotona

赤尾です。今日は学生クラスと大人クラス、それぞれを比較しながらご紹介させていただきます。
写真を見てお解りいただけるかと思いますが、左が大人クラス、右が学生クラスです。
まず男女の比率ですが、学生クラスは圧倒的な女子率に対し、大人クラスは男性の方も多く、大学生からご年配の方まで年齢層が幅広く通っていらっしゃいます。
クラスの数も多いため、曜日や時間によって雰囲気や年齢層、取り組まれている課題の流行りなどにも差があって、ここがアトリエのおもしろいところだなと感じています。
水曜午前クラスは定年退職された方が多く、同窓会のような和気あいあいとした雰囲気、また仕事帰りに絵を描くストイックな方の多い平日夜クラスや、学生やチケット制の方も多い土日のクラスなどさまざまです。

また課題も美術系の高校や大学へ進学を目指す学生は、写真のように皆で同じモチーフを囲んでのデッサンで基礎を身につけています。趣味で通っている学生は油絵やイラスト、粘土制作など楽しく好きな課題に投じています。

大人クラスはもちろん趣味の方がほとんどですので、入会されたばかりの方以外はご自分の好きな課題を楽しまれています。
日本画が流行っていたり、油絵を描く方が多かったりと、クラスによってさまざまです。
趣味の学生や大人の方には納得行く作品づくりのアドバイスをじっくりさせていただきますが、美術系への進学を目指す学生には、周りの方がびっくりするくらい厳しく指導しているときもあります(笑)

クラスや担当の講師によっても雰囲気がそれぞれ違いますが、学生クラスは女子中高生が作り出す若さのエネルギーあふれるクラス、大人クラスは色んな年齢層の方が落ち着いてそれぞれの課題に打ち込むクラスという印象です。
講師の私たちも生徒さんの目的なども含めて、楽しく絵が上達できるよう指導をさせていただいております!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

描く喜びを感じるタッチ

2012-03-06 03:29:00 | 大人 油絵・アクリル
P3040732矢作 油彩

赤尾です。先週は引越しでインターネットに繋げず、小原先生にブログを変わっていただきました。
一週間たち大分新居の片付けも落ち着いてきましたので、今日明日は私がブログを担当いたします!
今日ご紹介するのは水曜夜間大人クラス、矢作さんの油絵です。
今度小学生クラスの春期講習会用の見本にさせていただく予定のためアトリエに飾ってあり、ご覧になった方も多いかと思います。

今まではアクリル画を主に描かれており、いつも大胆な色使いと画面構成のセンスを見せていただいている矢作さん。
去年から初めての油絵に挑戦されましたが、慣れない絵の具に慎重になりすぎてしまい、いつもの矢作さんらしさが出せないこともありました。
その絵を一回壊してマチエルに変え、上から新しい絵をぺインティングナイフで描かれたこの作品。とっても矢作さんらしい、のびのびとした油絵に仕上がりました!!
花の鮮やかな色彩が美しく、盛り上がったタッチもすごく魅力的!矢作さんご本人も、きっとノリノリで楽しく描けたはず・・・!
筆を使わずペインティングナイフを利用することで、矢作さんらしさを引き出し、表現の幅を広げることができたんだな・・・と、私もすごく勉強になりました。
絵を描く際慎重になってしまう方は、最初の下塗りだけでもペインティングナイフで下描きを消してしまうくらい大胆に描かれると、偶然できたタッチを利用しながら生き生きとした作品になるかもしれません!今度小学生クラスでも行う課題ですが、子供の絵のような大胆さに憧れている方はぜひお試しください♪


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手の彫塑

2012-03-05 12:43:00 | 学生
20120306
左:瑞姫(高3)  右:紗彗(高3)

どうも幸介です。本日ご紹介するのは学生クラスより、この春より美術系の大学に進学する高校生の「彫塑」です!

僕はことあるごとに学生達にはこの「水粘土で手をつくる」ことを勧めています。デッサンでもモチーフとして選ばれる事の多い手ですが、粘土で彫塑を行う場合にもモチーフとして非常に適しているように思います。表面的なことだけではなく、360度どの方向から見ても隙のないように気を配らなければなりません。さらに手は色々な側面を持っていて、肌のやわらかさ、骨の硬さ、爪の質感、それぞれの指の機能や角度…などなどを意識して作らなければなりません。要は、人物画を描くときに気をつけなければいけないことが、「立体」を作る事によってより具体的に学べるんです。

というわけで学べることもすごーく多い手の彫塑でsyが、多少水を使ったり汚れたりする作業なので、今はまだお勧めできません。が、春になったら是非皆様も挑戦してみていただきたいです!

田中幸介

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステンドグラスのような

2012-03-04 06:22:00 | 大人 水彩
P2280692橋本  顔彩・不透明水彩・油性マジック

酒井です。暖かかったり寒かったり、不安定な日が続いていますね。水曜日の大雪の日、学校の方で近所の小学生とかまくらを作って遊び倒したので、もう雪はたっぷり堪能したかなと思っています。

さて今日は、大人クラスの幸子ちゃんが描いた水彩を紹介したいと思います!色とりどりの花と小鳥、どちらも作り物の花や鳥を見て描いたとは思えないほど、生命力に溢れた描きあがりです。いろんな方向に自由に広がる枝は生き生きとしていて、まさに幸子ちゃんならではの世界を作り出していますね。背景のチェックの線も自由にのびていて、規則的なチェックにならなかったことでとても動きが出たと思います。小首を傾げたようにこちらを見つめるインコも印象的で、なんとも可愛らしい!

色を塗った後、サインペンで線をなぞってあるので、距離感が不思議なステンドグラスのような絵になりました。水彩絵の具の塗りむらも、キラキラとして良い雰囲気です。味のある線と絶妙な色のセンスでいつも驚かせてくれる幸子ちゃん、これからもセンスの光る楽しい作品たちを楽しみにしています!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウェルカムボード

2012-03-03 03:11:00 | 大人 油絵・アクリル
Ishigaki_2石垣 「ウェルカムボード」 油彩

チノです。本日は、おめでたい作品をご紹介いたします!
土曜クラス、石垣さんが制作された、ご自身の結婚式のウェルカムボードです!!結婚式会場での写真を頂いたので、私なりに頑張って加工してみました~!
石垣さんは、じっくり油絵で風景画を描くタイプで、この作品も、途中まではいつもと同じような感じで、去年の秋頃からじっくりじっくり制作されていました。
ある日、同じクラスの生徒さんが、「午後から、ここのホテル(絵の中に描かれているホテル)で行われる結婚式にいくんですよ~」と言った事がきっかけで、「実は自分もここで挙式を・・・」ということが判明し、たった今まで風景画だと思っていた物が、ま、まさかのウェルカムボード!?という驚きの旋風が巻き起こりました。新郎がこんなに時間をかけて、ウェルカムボードを制作するなんて。。。なんて素敵なんでしょう!!奥様にお会いした事はないですが、さぞ素敵なご夫婦なんだろうなぁと、妄想は広がるばかりです。

文字も石垣さんのお手製で、絵には直接描かずに、アクリル板にアクリル絵具で文字を描き、ガラスの間に挟んだそうです。なので、アクリル板をはずせば、風景画としてずっと飾っておけるんですね。すばらしいアイデアです。。。

元の作品も写真とってありますので、載せておきますね。
St330689_4
ビルの窓、移ろいゆく雲、そして海のさざめき・・・美しいです。
もう、それ以外何も言える事がありません・・・!
いや、逆にいくらでも魅力を見つけられるような気もいたします!
とにかく、ずっと眺めていても飽きない作品です。

改めまして、ご結婚おめでとうございます!!

これからも素敵な作品楽しみにしております♪


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さてさてお次は…?

2012-03-02 21:56:04 | 大人 デッサン
Kamai_01m釜井 鉛筆デッサン

庄司です。水曜日は大雪でしたね。午前大人クラスは降雪真っ直中でしたから、お休みの方も多いかしら…?と思っていたらなんのその!徒歩でいらした方が沢山…。若輩者の私の方がひよっておりました、徒歩を避けて電車を使ってしまいました。

今回はそんなパワフルな水曜午前大人クラスから、ブログ初登場の釜井さんのデッサンをご紹介します。
釜井さんは私が講師として参加してすぐのご入会だったので、どんどん上達なさっていくところを見ながら自分もしっかりやるぞっと毎回気を引き締めていたのです!
5枚目となるこのデッサン、ボトルのどっしりとした重さや、ワラのがさがさっとして少し固い質感がよく出ていますよね。
4枚目くらいまで固いモチーフもエッジがぼやけてやわらかく見えてしまいがちだったのですが、Hなどの固い鉛筆の使い方を練習し硬質なガラスらしさが出てきました。
写真でつぶれちゃっていますが、パンの質感も触り心地が想像できる仕上がりです。上面のでこぼこ感も省略の仕方がいいですね!

さてさて、基本のデッサン+1は終わって次は何をしましょう…?
お尋ねしたところ、デッサンは勉強になって面白い!でも油絵もやりたいなぁ…ということでしたので、ぜひ一度油絵を描いてみましょう!とオススメしちゃいました。
デッサンで随分力がつきましたから、興味のある画材はどんどん試して頂きたい!
違う画材で描かれると、がらりと印象が変わったりするのも絵画の面白いところ。釜井さんの油絵はどんな雰囲気になるのか、来週からも楽しみです。
以前購入なさったという油絵セット、ばばんっと大活躍させましょうね!

&水曜午前クラスは満員御礼の大人数。席表を新しくしましたので、ぜひご交流にお役立てくださいませ♪

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする