オバラです。小学生クラスの今月のカリキュラムは、『紙の可能性を探求し、建築物を作る』というもの。
一口に紙と言っても、ちり紙や新聞紙のように薄いものからボール紙のように厚くて丈夫なもの、色や材質の違うものなどたくさんの種類がありますが、今回は少々高価な厚手のケント紙(ツルツルでコシのある真っ白な紙)を用意しました。
まずは1枚の紙から必要な形を無駄なく切り取るテストをしましたが、半分以上の子が小さな○を切り取る時に、日の丸のようにど真ん中から切り出してしまいました。
必ず端(角)から使い、次に切り出す形は前の形に接して取り、常に大きな四角が余っているようにする事。紙の直線や角は利用すること。を約束させ、方眼ボール紙でサイコロや半球を作った後は、コピー用紙で試作品作りをしました。
本番のケント紙に入る時は、限りある材料を無駄無く使う訓練をする為、失敗してもう一枚使う場合お小遣いから100円徴収すると脅しました。その甲斐あってか、現金な子ども達は定規で正確に図り真剣に取り組んでいます。
画用紙を細長いテープ状に切り、縦に真ん中で折ったものを組み立てて塔にしたり(二つ折りににして角をつけたものをアングルといい、鉄骨の建築などに使われています。)、円に切り込みを入れて重ねて貼り合わせドームを作ったり、半円を丸めた円錐形の屋根も多いです。
円柱、角柱、円錐など基本的な形を応用したり、接合(組み立て)したり工夫して、果たしてどんな建築物が建設されるのか!?ご期待下さい!