モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

良い展覧会でした

2023-10-09 23:06:44 | 展覧会

小原です。展覧会の前後に長期間お休みを頂き、ありがとうございました。改めて振り返り、良かったことを2点書き出します。

・今までは搬入の前日22時まで通常授業、その後の夜中に第一陣の荷物詰め込み、翌朝7時に会場に搬入してからは2台のバンで作品をピストン輸送、オープン9時を待ってドドドと入場、展示パネルなどの設置、誰の作品をどこに展示するかを様子を見ながら考えて決めて…だったのですが、1週間前から授業を休ませて頂いたお陰で、細部までシュミレーションができ、精神的余裕&体力の温存ができました。

・今までは作品に対する感想やお手紙を、1つの大きなポストにまとめて入れてもらっていたのですが、今回は一人1個のポストにしました。大人クラスはブログの作品紹介の記事を貼ったもの、学生は手描きイラストを筒にしたもの、小学生は球体関節人形が抱える(?)透明ケースをポスト代わりにしたもの、幼児は色画用紙をゴツゴツ貼った立体造形で。それぞれ見応えがありました。(こちらの話ですが分ける手間も省けました。「ままへ おそらがきれいだね」のような手紙を誰に渡したらいいのか考えるだけでものすごい時間が掛かっていましたが、今回は「ヘッドトロフィーさま にじいろでとってもきれい!」のような宛名も、その子のポストに入っているから間違えて届ける心配なし!)余談ですが、お手紙は合計で3,000枚近く頂きました!書いてくださった皆様、ありがとうございました!

最悪だった点は、暑かったです。搬入の際は岩田先生が熱中症になり掛けフラフラになりましたし、私も会期中は背中に濡れたタオルを入れながら会場当番をしていました。毎日30℃超えなのに、会場クーラー効いてなかったですね…展覧会が終わった途端に涼しくなりました。暑い中にも関わらず皆様にゆっくり丁寧に見て頂き、感謝します。

たくさんの人に「前回よりレベルが上がっている」と評価頂きました。大人クラスの方は入会してからの年数によりますので様々ですが、小学生の油絵に関しては私もそのように思います。コロナ前に開催した前回の展覧会では、皆で同じモチーフを囲む静物の油彩と写真模写の半々の出品でしたが、コロナ後は授業中のパーソナルスペースを確保する為に、全員それぞれが選んだ写真模写にカリキュラムを変えました。やはり自分で描きたいモチーフを選ぶと意欲も違うようで、クオリティーが上がったように感じます。
そんなミオスの歴史を冷静に比べられるのも、作品を一堂に並べる展覧会があってこそと、改めて嬉しく思っています。

とは言え、4年間作品展ができなくなった代わりに、YouTubeで小学生の油絵を紹介する転機も頂けました。「遠い親戚もみんな油絵を見てくれるから」と、子ども達に気合が入るようになりました。大人クラスも岩田先生が主に油絵をYouTubeで紹介していました。皆様励みにされていたようです。
展覧会ができてもできなくても、臨機応変に皆様の需要に応えられるよう、これから精進してまいります。
良い展覧会を開かせて頂きましたこと、重ねて御礼申し上げます。


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