ミオス学生クラスに所属し、月曜と木曜の小学生クラスでお手伝いをしている高3のカズハです。今回はデザインフォーチェンジ(以下DFC)で先週バチカン市国の大会に行ったお話をしたいと思います。
DFCとは子供たちが「I CAN!」と感じ、未来をより良く変える力を育むワークショップです。2019年のDFC は、OIEC(国際カソリック教育団体)、Scholas Occurrentes(ローマ教皇による教育関連団体)、UISG(上級修道会国際組合)とパートナーシップを組み、世界中24万校の学生たちの行動主体性を育むということで、2019年にエンパワーされたチェンジメーカーの学生たちをローマに招きました。
そして今回日本初のお誘いが私の学校にかかり、選んで頂いた私(と仲間)は最終的にバチカン市国での大会まで行くことになりました。
「大会」というと 弁論大会のように大勢の前、静かな環境でひたすら発表をするような堅苦しいイメージがありますが、バチカン大会では何かあればすぐ拍手と歓声。休み時間は各国の有名な曲が突然流れ、大会に参加している学生たちみんなでステージに上がって踊ったり(ちなみに日本チームはWANIMAの曲をステージの一番前で踊りました(笑)、世界中の人たちに折り紙をあげてお話をしたり…とにかく楽しい時間・空気が流れていました。
そして発表では皆言語が違う中、相手の話をよく聞いたり、ケジメを付けた真面目さとのギャップがとても魅力的だと感じました。
今回バチカン大会を通じて一番強く感じたことは、相手に気持ちを伝えるためには 論理的だったりしっかりした英語を話すことではなく、伝える情熱が大切だということです。私達は美術の力で世界中の子供たちと気持ちを通わせることができました。
今回のこのような貴重な経験を、これからはミオスの子ども達に伝えて行ければと思います。それが支えてくださった先生方や仲間への感謝の気持ち、形を変えた恩返しになると信じています。未来をより良く変える力を具体化し、有効活用していきたいです!