伊藤 透明水彩
みなさまこんにちは、
石山です。
今日は日曜大人クラスからのご紹介、透明水彩による静物画をご紹介します。
描き上がったあとにお話いただいたところによると、
「特に黒電話などは、みんなが知っているものだからこそ、印象が違うと一発で分かってしまう。水彩の色味だけではなく、プロポーションやパーツの大きさなどにもとても気を使いました」とのこと。
また黒電話の真ん中、ダイヤルするための透明な円盤の部分はとても難しかったそうで、もはや描きながら「なんで透明なんだろう…!」と怒りさえ覚えたそうです。いつも穏やかな伊藤さんからは想像もつかない後日談に、こちらは面白くもびっくりさせていただきましたが、それ程に、映りこみも少なく下が黒の透明プラスチックの難易度は高く、試行錯誤の一枚だったようです。
しかし完成して見れば、ご本人の葛藤もどこ吹く風。
我々にとってはいつもの(いや、それ以上に品のある!)黒電話です。
今日は昭和歌謡(あるいは90年代ポップス)のようなタイトルをつけてしまいましたが、うちにも私が小さい頃はこの電話があり、ダイヤルする時に(ジィ~~~)という音がするのを思い出しました。ボタンひとつで誰にでもかけられる電話に慣れてしまった身には、あのダイヤルがもどるタイムラグがいささか信じられないぐらいですが。でもそんなのんびりさの共有、今の時代あってもよいのになぁ。。なんて忙しいふりをしながら感じたりもしてしまいました!!
伊藤さんのこの水彩世界で、みなさんもじっくりこのシックな世界を堪能させていただきましょう。
石山慶子
みなさまこんにちは、
石山です。
今日は日曜大人クラスからのご紹介、透明水彩による静物画をご紹介します。
描き上がったあとにお話いただいたところによると、
「特に黒電話などは、みんなが知っているものだからこそ、印象が違うと一発で分かってしまう。水彩の色味だけではなく、プロポーションやパーツの大きさなどにもとても気を使いました」とのこと。
また黒電話の真ん中、ダイヤルするための透明な円盤の部分はとても難しかったそうで、もはや描きながら「なんで透明なんだろう…!」と怒りさえ覚えたそうです。いつも穏やかな伊藤さんからは想像もつかない後日談に、こちらは面白くもびっくりさせていただきましたが、それ程に、映りこみも少なく下が黒の透明プラスチックの難易度は高く、試行錯誤の一枚だったようです。
しかし完成して見れば、ご本人の葛藤もどこ吹く風。
我々にとってはいつもの(いや、それ以上に品のある!)黒電話です。
今日は昭和歌謡(あるいは90年代ポップス)のようなタイトルをつけてしまいましたが、うちにも私が小さい頃はこの電話があり、ダイヤルする時に(ジィ~~~)という音がするのを思い出しました。ボタンひとつで誰にでもかけられる電話に慣れてしまった身には、あのダイヤルがもどるタイムラグがいささか信じられないぐらいですが。でもそんなのんびりさの共有、今の時代あってもよいのになぁ。。なんて忙しいふりをしながら感じたりもしてしまいました!!
伊藤さんのこの水彩世界で、みなさんもじっくりこのシックな世界を堪能させていただきましょう。
石山慶子