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モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

小学生の鉛筆デッサン

2017-07-20 22:06:26 | 小学生ワークショップ

いよいよ夏休み! ワークショップ月間が開始し、お陰様でミオスは大忙しの大賑わいで、楽しく元気にやっております!

小学生クラス合同・夏休みワークショップ 【鉛筆デッサン】の様子

鉛筆デッサンの初回は、全員一緒に石膏製の球や円柱を描きます。鉛筆は柔らかくて濃いB系~固くて薄いH系まで使い、練り消しゴムはもらえます。練り消しゴムを粘土にして遊ぶ子もほとんどおらず、ストイックに黙々と描いている時間が長く、驚きました!
しかし最初に優しく薄く描いてあたりをつけると教えているのに、ガシガシ線を描いてガンガン消して行く姿を見て、最初に練りゴムを渡しておいてよかったと思いました。普通の固形消しゴムだと速攻で紙がボロボロになってるので…。
影の付け方のグラデーションも苦戦しながら一生懸命やっていて、ただの丸を描いた絵から球に近づいた時、満足そうな顔をしていました。やりがいあるよねデッサン!

私(菅原)は主に学生クラスの担当で、久しぶりに小学生クラスの手伝いに参加したのですが、女子がかなり強くて衝撃を受けました(笑)
ガキな男子と大人な女子というお決まりの構図が教科書通りに完成されていて。
「男子ってバカだよね」「男子無理」「○○先生彼女いるんだ」「**先生は結婚してるんだって」「え、私絶対**先生と結婚したくない!」「かえ先生彼氏いるの?」……ここは女子高か!?
ヒロ先生も慣れた様子で受け流し、その姿にまたまた感心してしまいました。この中に男性講師が放り出されるのはかなりつらいだろうな…。ふと教育実習生の男子大学生をいじり倒した私の高校時代を思い出し、あの時はごめんなさいと心から謝りたい気持ちになりました。
そして、こんなことを彼女たちに教えてもらいました。
「かえ先生、男に同調して話し合わせる女ってモテないらしいよ」
あ、はーい。ありがとうございまーす。
来れるだけ来てデッサン力をアップさせたいという子や、本格的に6B~6Hまでドイツ製ステッドラー社の鉛筆を揃えて参加している子、こちらのアドバイスを全て「自分に近い所は、めいどさがはっきりしている」「せっちめんは黒を強く」「はんしゃ光だけはこすってもいい」「明るい所は固いH系のえんぴつを、立てて使う」などメモに取り、スケッチブックに描き貯めて学校の課題にする、といったつわものまで参加していて意気込みに押されそうです!

こちらあと17日間日程がありますので、まだ空きはございます。皆様のご参加お待ちしております!
詳細はこちらをご覧下さい。

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実験台・試作3

2017-07-18 00:52:40 | 小学生ワークショップ

オバラです。まーたこの中1メンツかー!なブログ。本人達はやる気満々で楽しんでいるので口に出しませんが、実験台や試作品制作に利用され過ぎな気がする…「おーい、幸介先生とノリ先生に騙されてるよー!大人や教師を信じ過ぎちゃダメだよー!早く気付いてー!」

再来週のカンテラ作りではキャンドルも手作りしますが、普通のキャンドルではつまらないので、かき氷キャンドルにしました!
お味は定番の【メロン】【ブルーハワイ】【イチゴ】【レモン】の4種類!

  ~作り方~
①透明になるまで白いパラフィンを溶かし、紙コップの中で静かに割り箸でかき回します
②すると徐々に固まり、シャリシャリ溶け掛けの氷のような見た目になってきます
③固まりきる前にアルミカップの中に注ぎ、山になるよう割り箸で形を整えます
④好きな味のクレヨンを溶かし、シロップのように掛けます

イベント時はこれを、当日夜の公園散策に使う用、お土産用と2個作ります。失敗も成功も全て知っている上記4人の先輩達ももちろんお手伝いに来てくれますので、手取り足取り教えてくれるはずです!参加する皆さん、お楽しみに!

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外イベント定員です

2017-07-15 18:10:07 | 小学生ワークショップ

みんな集まれ 
7月25日(火)11:30  -14:00 【アクションペインティング】
8月1日(火)18:30  -20:00【カンテラ&ロウソク作り】
はどちらも定員に達しております。現在キャンセル待ちのご予約のみ受け付けさせて頂いております。

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夏休みワークショップ・デッサン

2017-07-11 20:16:30 | 小学生ワークショップ


小学生クラス 夏休みワークショップ 鉛筆デッサン(昨年までの写真)

どうも幸介です!先週に引き続き、夏休みの小学生クラスで行う制作のご紹介!!食品サンプル作りもなかなか高クオリティになる予定ですが、こちらのデッサンもしっかりと絵を描きたい、絵の技術を向上させたい人にはお勧めのワークショップです!!外部の方も、内部生との合同授業になりますがご参加いただけます!

描くモチーフは、まず最初に基本の球体や立方体などの陰影のつけ方を学び、その後にセットされた静物か白黒写真かを選びます。いつものアトリエの課題に比べて、グッと大人っぽいというか、描いた本人も達成感を感じることうけあい。親御さんに「ほんとに自分で描いたの!?」なんて驚かれてしまうことでしょう!詳細はコチラをご覧ください。
けっこう細かく描いていく、コツコツとやる課題なので、ひとつのことにこだわるのが好きな子や高学年におススメです。皆様のご参加お待ちしておりまっす!!

※みんな集まれ 8月1日(火)18:30  -20:00【カンテラ&ロウソク作り】は45名の定員に達しました。現在キャンセル待ちのご予約のみ受け付けさせて頂いております。

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食品サンプル作り

2017-07-03 21:51:06 | 小学生ワークショップ

小学生クラス 夏休みワークショップ 食品サンプルのお弁当作り

どうも幸介です!今週もワークショップのご案内です!夏休み期間中の課題はお弁当作り。樹脂粘土や小麦粘土を使って、いろんな食品サンプルを作りましょう!!外部の方も、内部生との合同授業になりますがご参加いただけます。

今年のメインは高級おにぎり【天むす】。最近あんまり見かけませんが、小学生の皆は知っていますでしょうか。樹脂で尻尾を作ったら、実際の食品サンプルの制作と同じよう、溶かしたロウをお湯の中で衣のかたちに形成していきます。以前も行いましたが、大好評でしたね!そしてご飯はなんと濡らしたティッシュ!リアルに作りますので、学校の夏休みの工作にもお勧めのワークショップです。詳細はこちらをご覧ください

本日のブログに載せた見本、けっこうリアルに作れたと自負しております。アトリエにて展示しておりますので、どうぞご覧下さい!!

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今年の夏のワークショップは

2017-06-26 20:41:42 | 小学生ワークショップ


幼児&小学生対象 夏休みワークショップ 過去開催時の模様

どうも幸介です!!気付けば2017年も半分終了、生徒の皆が待ちに待った夏休みももうすぐですね!すでにチラシをご覧になった方も多いかと思います。中にはすでにお申込みいただいている方もいらっしゃいますが、毎年ご好評いただいている「みんなあつまれワークショップ(幼児&小学生対象)」の告知をいたします。

7月25日(火)11:30  -14:00
【アクションペインティング】
毎年お問い合わせの多い、大人気のアクションペインティング!昨年は大きな布やTシャツに水鉄砲でペイントしましたが、今年のペイントはみんなの手足!!地面に敷いた大きな布の上でアクションしまくりましょう!!!ペイントが終わったら、さっそくその布を切り分けてバッグ作り。オンリーワンのデザインになりますし、アトリエの生徒の皆はアトリエ用のお稽古事バッグなんかにしてもいいかもしれませんね!100%汚れますので、汚れてもいい服装でお越しください。

8月1日(火)18:30  -20:00
【カンテラ&ロウソク作り】
こちらも毎年行っています、夜の屋外イベント!学校などではあまり行うことの無い、火を利用した工作です。しかも「夜に出歩く」という、その背徳感というかタブーな感じが、きっと好奇心を満たしてくれることでしょう。屋外で自分好みの形と色のロウソク・カンテラを作り、出来上がったら火を灯して夜の公園を散歩(探検?)しましょう!!夏の夜の公園ですので、しっかりと虫よけスプレーをかけてご参加ください!

みんなあつまれ!
幼児&小学生対象
対 象:園児・小学生 
参加費:3,000円

*集合・解散は教室となります。お迎えに来る場合は教室階段下にてお待ちください。
*雨天の場合、アトリエ教室内での制作となります。
*幼児の場合、保護者の方のご見学・ご参加も可能です。

両ワークショップの詳細はこちらのリンクからご確認ください。
ということで、皆様のご参加お待ちしておりまーす!!さらに学生クラスの皆、ボランティアでの参加もお待ちしています!

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日本画でお花見

2017-04-11 19:42:47 | 小学生ワークショップ


小学生クラス 春休みワークショップ日本画

どうも幸介です!本日は昨日のブログに続き、小学生クラスの日本画のご紹介です。今年の実際の桜は、咲くのも遅く、ここのところの雨で散ってしまいそう。お花見に行かなかった方も多いかと思いますが、僕自身はアトリエで毎週生徒たちの桜を見ていましたので、例年以上にお花見した気分です。

赤系の色で構成された画面ですが、チラっと葉の緑や雌蕊の黄などが映えて、美しい作品に仕上がりましたね。日本画の命ともいえる下絵の線(骨描き)もステキです。小学生ならではの不確かで不規則な線、揺らぎをもった線は、大人が出せない味ですね。昨日の小原先生のブログにもありましたが、混色が出来ない分、ちょっと苦労しながら重ねたグラデーションも美しい!この混色というか塗り重ねは、今後の油絵の課題でも生かせる技かなぁなんて思います。6月の油絵まで技法を覚えててくれるといいんですが…ということで、厳かで存在感のある、いい作品が出来上がったと思います!!

日本画は日本伝統の技法でありながら、学校教育などでもほとんど触れる機会のない画材です。せっかくですから、彼らが持ち帰った作品、その独特の触感などもどうぞ触れてみて、春の間でもぜひお家に飾っていただきたいなと思います!!

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春のワークショップ・小学生クラス報告1

2017-04-10 23:44:25 | 小学生ワークショップ

オバラです。先週の木曜日で春休みワークショップが全て終わりました。短い春休み期間でしたが、小学生クラスの外部参加者の中には、茨城県からお母さんと泊まり掛けで来てくれた子もいて、その熱意に驚かされました。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!

上記の絵は日本画家の友人(なんと、岩田先生の予備校時代の講師でした!美術界狭い!)の作品です。先日彼の結婚式があり、左の絵はその時もらった招待状(なので真ん中に折れ線が入っています)ですが、彼ばかりでなく日本画家に最も愛されるモチーフの一つが桜です。私も絹本彩色でずいぶん描きました。

儚げな佇まいは、上品な日本画で表現するのに向いています。今回は背景にあえてピンク系のグラデーションを作り、淡い色味の花びらを強調させました。

日本画は岩絵の具といって、石を細かく砕いた砂粒を膠で貼り付けて行くので、基本的に混色はできません。粒子の大きさと重さが同じ場合は混色できますが、絵の具の混色のように「白+赤=ピンク」ではなく、「白いドットと赤いドットが入り混じっているので、遠くから見るとピンクっぽく見える」だけです。ですので、グラデーションが最も難しい画材と言われています。
濃い色と薄い色の筆を二刀流にトントン置くようにしながら、乾かない内に何度も中間色を重ね、グラデーションを作っていった子ども達の苦労をわかって頂けると有り難いです。

この春は、あまり天候に恵まれない花見でしたので、せめて子ども達の作品で桜の花見を楽しんでいって下さい!

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春休みワークショップ 小学生クラスご案内

2017-02-03 23:46:08 | 小学生ワークショップ

小学生 春のワークショップ 『日本画制作』

幼児クラスに続き、小学生向けの春のワークショップ・日本画制作についてご紹介させて頂きます。
日本の伝統的な絵画である日本画ですが、その技法に触れる機会はほとんどありません。美術館に行ってもほとんどが西洋絵画『油絵・洋画』だと思います。私も美術大学の油画科に通っていますが、日本画を描いたことは一度もありません。今回、見本制作の為に初めて日本画に触れました。油画とは違い同じ色を薄く何度も重ねていく度、少しずつ絵の具が鮮やかに発色していく様は新鮮で、静かに心踊りました。ぜひ、この機会に多くの子供達に、日本の伝統的な技法に触れて頂ければと思います!(大竹)

今回は、赤・ピンク系の色を多用して、小さめの媒体に桜の一枝をモチーフにした、日本画を描きます。
日本画は【岩絵の具】という石を砕いて作った色の砂を【にかわ】という鹿やウサギの皮から煮出したコラーゲンで溶き、木製パネルに水貼りした和紙に描く日本独自の伝統絵画です。
金箔を蒔く技法も体験できます。

対 象 新1年生~新中1まで  (内部生との合同授業です)
日 時 3月13日(月)~4月6日(木)  (完成までに2~3日掛かります―上記カレンダーの中から、ご希望の日程を選択下さい)
参加費 1日2,500円 × 日数分
持ち物 筆記用具・水彩用の筆・雑巾・汚れてもよい服装

申込み方法は2日前のブログ(一番下)をご覧下さい。

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ポスターコンクールと標本箱作り

2016-08-22 21:28:10 | 小学生ワークショップ

夏休みワークショップ:ポスターコンクール&標本作り

どうも幸介です!小学生の皆は、今週の中ごろから学校が始まるのでしょう。もう夏休みも終了間近です。僕ら大人はとっくのとうに夏休みなどは無い人生を歩んでいるのですが、毎年この時期になると小学生クラスの皆の「夏休みが終わっちゃう…!!」という郷愁につられて、センチメンタルと焦りの混ざった複雑な気持ちになってしまいます(笑
ということでワークショップもほとんどが終了し、今年も沢山の参加者がありました。色水鉄砲や蛍光ペイントのようなイベント的ワークショップは終了いたしましたが、小学生クラスの通常授業と並行して行う『ポスターコンクール』と『標本箱作り』は、8月いっぱいまで参加者を受け付けております!!

『ポスターコンクール』or『標本箱作り』
対象:小学1年生-6年生  参加費 1日2,300円
8月31日までの (月・火・木)16:30-18:00   (水)16:15-17:45
ポスターコンクールでは人体の描き方、標本作りでは紙工作を立体的にする方法などを学んでもらいます。夏休みの宿題でなくても、「工作が好きだからもっともっと上手になりたい!」という子や「今年の夏の思い出を水彩画で残したい!」なんて子も、みーんなお持ちしておりますので、どうぞこの機会にご参加くださいませ!!

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のびのびワークショップ

2016-08-19 22:03:31 | 小学生ワークショップ

松井です。本日は私が担当した最後のワークショップ、身体表現でアートのご報告です!元々参加人数三人の小規模ワークショップでしたが、当日に参加できたのは一人というまさかのマンツーマンレッスンでした。いつもは狭く感じる教室がなんだか広々、お蔭であっちにこっちに動き回ることができました。

身体表現とはなんぞや?と首をかしげる方も多いと思いますが、要はキャンバス代わりに自分の体で描くようなもの。バレエやコンテンポラリー・ダンスなどが例としてわかりやすいかもしれません。今回は軽いストレッチから始め、体の曲げられるところや伸ばせるところを探しつつ色々と動いてみました。皆さん、足の指やまゆ毛を自在に動かせますか?自分の体の中でも、意識して動かすのが難しい場所って意外と多いですよね!そしてお腹が空いたらご飯休憩!いつもよりじっくりお喋りしながらのお弁当タイムでした。(私はコンビニ弁当なのがなんだか虚しい……手作り弁当が羨ましいです)

午後は気分を変えて外へ出かけました!広い公園でのびのび動いてみたり、思い切り走ってみたり。疲れたら目を閉じて静かに深呼吸。目を閉じているのに、いつもより視界が広がるような気がしました。

心技体、という言葉があります。キャンバスに向かって技術を磨くのももちろん大切ですが、たまにはこうして心と体を育むのもいいですよ!そこからつながるアートもたくさんあるはず。みなさんも時々ストレッチと深呼吸、してみませんか?

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ブラックライトでこんなに光る!

2016-08-16 00:42:46 | 小学生ワークショップ

こんばんは松井です!本日は終わりたてホヤホヤなワークショップのご報告をさせていただきます!

本日は18:30~の夜型ワークショップ、『暗闇で光る☆蛍光ペイント』を行いました!ブラックライトだけが点いた暗い教室に最初はドキドキのみんなでしたが、制作が始まると光る絵の具にテンションマックスに。今回は自分の惑星を作るというテーマで、星・輪っか・旗や宇宙生物にその他もろもろ……とてんこもりの制作時間でした。まずは蛍光絵の具で惑星を塗り、輪っかにも絵の具を飛び散らせます。ブラックライトの下で制作しましたので、塗っている間も光って眩しいぐらいでした。塗り終わったら、粘土で宇宙生物を作ってもらったのですが……個性タップリで面白い!ニコニコ笑顔の生物や様々な形が組み合わさってできた謎の生物まで、惑星を支配するためにどーんと乗っております。旗や隕石、雲もくっつけてオリジナル惑星の完成です!

惑星ができあがってきたところでサプライズ、謎の宇宙隊員登場!彼女のお願いで突然、宇宙人から基地を守るスペース・ミッション(という名の色水鉄砲・蛍光カラー版)が始まりました。最初は地味だった宇宙基地が、気づけばカラフルで光り輝く素敵な空間になりましたね!そしてその後はボディペイントをしつつ惑星観賞。暗闇でまばゆく光るたくさんの惑星は壮観でした!そして気づけば手も顔も、洋服も蛍光色で光っていてみんなのテンションは最高潮。帰ってきたお子さんの顔がド派手になっていてびっくりしてしまった親御さん、申し訳ありません……。アクリル絵の具ですので、体についた分は石鹸で洗えば落ちますから安心してくださいね!それから、お持ち帰りいただいた惑星をお家でも吊るしておくのをお忘れなく。

 今回のワークショップも、先生方と学生の皆さんなどにお手伝いしていただきました!宿題や予備校に追われて忙しいであろう学生クラスの皆、準備にアシスタントに片付けまで本当にありがとうございます。大暴れのちびっこ達を止められるのは、それ以上に大暴れの先輩たちしかいませんね!

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先生の絵はどーれだ?

2016-08-15 00:23:00 | 小学生ワークショップ

またまた続いてワークショップの記事を担当します、大竹です。
こちらは小学3年生から中学生まで参加可能のワークショップ『1日で完成!油絵体験』の作品です。たった2時間で、しかも殆どの子が油絵初めてとは思えないほど上手に描けています!この中に一枚ワークショップ後講師が余った絵の具で描き上げた物が混じっていますが、どれか分からないほど皆上手ですね。青の下塗りは一週間前にこちらでしてありましたので、上からピンクの花を描いても混ざらず短時間で綺麗に描くことができました。普段学校などで使用する水彩絵の具とは違って乾くのに時間がかかり、(表面が乾くのは約一週間、塗った厚さによっては中まで乾くのに一ヶ月以上かかったりします)少々値段が高い画材ですが、失敗してしまってもふき取ったり上から塗り潰してしまえる自由度の高い画材でもあります。

ワークショップ中ですが、私が描き方をレクチャーしつつ目の前のモチーフの花を観察しながら描き進めていきました。油絵は絵の具の厚さも自由に変えられるので、今回はタップリモリモリに盛ってもらいました!(赤字ギリギリ?!笑)写真では分かりにくいですが、参加された方は完成した作品をいろんな方向から見てみて下さい。花などは周りよりちょっと厚くなっているのがお分かりになると思います。青地にピンクの花が良く映えていて、白い小さな花も筆をポンポンを叩くようにして絵の具を置いたので画面の中で程よいアクセントになっていますね。ピンクの花の中でも色を少しずつ変えながら描いているので色幅も多く華やかに仕上がっています。みんな集中してジックリと制作に向かっていました。ぜひ額に入れてお家に飾ってあげてくださいね!

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ティッシュ箱の中の森

2016-08-13 18:54:23 | 小学生ワークショップ

 

こんばんは、大竹です。本日開催したワークショップ、ティッシュ箱ジオラマの記事を書かせて頂きます。
今回1〜2年生の子が大半を占めていた為か、途中のまま残りはお家で、という子がいましたのでお家でも続きが出来るようコツをこちらでご紹介致します。

まず小原先生がワークショップの最後にちょこっと言っていましたが、森の中を探検する自分を作っても面白いと思います。その時、少し自分を大きく作って手前に置きましょう。そうする事でより奥行きを出すことができます。また、森となるとどうしても緑色のものばかりになってしまうので、リンゴなどの果物を作って木に実らせると彩りも華やかになると思います。ワークショップ中に作った木の葉っぱ(正方形の紙に切り込みを入れて、ぼうしを作ってから周りを切ってフサフサにしたよね)も、大きさの違うものを作って重ねるともっと大きな木になります。緑と黄色を材料としてお渡ししましたが、お家にある好きな色の紙で作っても良いでしょう。
動物の他に、カブトムシやセミなども作るとより森らしくなりますね。小さい虫の手足は紙では作りにくいので、体だけ小さく切って貼り付けたら、脚はペンで直接木に描くと簡単にできます。虫などの小さなものは、遠くの木につけてしまうと覗いた時にあまり見えないので一番手前の木に止まらせてあげて下さい。
黄色や茶色の折り紙などがあれば、それをちぎって落ち葉として地面に貼り付けても良いでしょう。その時、手前の方は大きくちぎり、奥の方は細かくちぎって貼り付けましょう。同じ葉っぱでも、遠くにあるものは小さく見えてくるからです。

また、今回描いた森の風景で使った技法や、なぜ覗き穴から覗くと自分が小人になったように見えるのかの解説プリントも配布しましたので、次に絵を描く時に参考にしてみて下さいね。山を描く時になどに遠くの元を青っぽく描くだけでもグッと大人っぽい雰囲気になると思います。(プリントは下にも掲載しているものと同じものです)

 

 

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一番人気の裏側

2016-08-12 03:28:31 | 小学生ワークショップ

オバラです。昨日の松井先生に続き、ボトルシップの総集編報告を。

前半・後半の2回に渡るボトルシップ講座に参加してくれた33人の皆さん、どうもありがとうございました!

1年生のテーブル、2年生のテーブル、3年生のテーブル、高学年のテーブルと、アトリエにある180cmの机を久し振りに4台全て出して、教室の端から端まで使っての授業は活気があり、私もいつも以上にパワー全開テンション高めでした。

低学年の賑やかなテーブル(「サメに襲われて血染めの帆にしようっと!」「嵐で転覆しているヨットにしようっと!」と、なぜかお母さんに怒られそうな設定が大流行。遂行を未然に防げずすみません。)と、完璧に美しく仕上げる事への執着から、お友達と参加しているのに一言もしゃべらず職人のような作業をする高学年との温度差(いや、きっと温度はどちらも熱いのでしょうが、見た目の温度が違います。)が非常に面白い授業でした。

こちら、松井先生の描いた作り方説明書。読んでも全く分からないでしょうが、作った子どもたちはきっと理解しているはず!?

かと言って、もう一度作れと言われても、絶対できないでしょうけど。

下の写真は、お迎えにいらしたお母さんに一生懸命制作手順を説明しているところ。「ここをこうやって、こうするでしょ!それからコレを引っ張ってね、そうするとこうなるんだよ!」って、私が聞いてても全く理解できません。(笑)

最後に少々内輪の裏方話を失礼します。

今回のボトルシップは1年生でもできるよう、ほぼオリジナルの作業工程を編み出しました。松井先生と大竹先生の2か月前からの試行錯誤と準備、作戦会議で今回のワークショップが成り立っています。丁度良いサイズのボトルを探すだけでも、市販の瓶がイマイチで、未成年の二人が多種カクテルを買って検討し、決定してからも再び安い店を探し回り、重いので何回にも分けて買いに行きと、徒労を重ねています。帆にする布も色々試作した結果、よく通夜でもらう白いハンカチの耳を底辺に使うと上手くいくと考え、薄いので洗濯糊でカチカチにして、切り口はマニキュアのトップコートを塗りほつれないようにして、と、書き出したらキリがありません。

一つのカリキュラムを行うのにどれだけ裏方の苦労があるかを知り、子ども達の笑顔で報われる経験をして、大学生二人に社会に貢献する楽しさ・働く喜びを感じ取ってもらえたかなと思います。まだまだワークショップは続きますので、私にとっても充実した夏になりそうです。

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