オバラです。土曜日の宴会では久々に飲み過ぎ、記憶と鍵をなくしましたが、翌日の日曜午前大人クラスにいらした木村さんに、どちらも見付けて頂きました。その位楽しい飲み会でした。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!
さてメインの勉強会ですが、岩田先生の元予備校講師の名に恥じぬ立派な講義と配られた資料の数々に、皆様大変感動して下さり大成功でした。
勉強会の流れは、最初に資料を使って45分ほど絵の構図、構造の講義がありました。
視線の誘導の仕方を考え、「左写真『ジェリコー メデューズ号の筏』の主役はどこでしょう?答えは波の先に煙突の見える小さな救助船です。」のような驚きの作品作りを教わり、またこのような群像を静物に置き換えると、右のような構図になるなど、名作からヒントを得る方法などを学びました。
次にその話を元に5分で1枚×3枚エスキースを描いて頂きました。
その後その作品を踏まえて、光の設定など描く基本の説明を聞き、最高の構図を考えたラストの制作をしてもらいました。
最後には岩田先生が描いた構図見本の意味を教わり、一人一人の作品を前で講評をさせて頂きました。自分と他の方のデッサン比べ見せあうことで、こだわり方の違いを感じたり、優等生な構図に感嘆したり、奇をてらった置き方に意表を突かれたり、自分に足りないものや真似すべきものも、学び取って頂けたのではないかと思っております。
「岩田先生は大学教授になった方がいいのでは?でもそうすると私は教われなくなってしまう…しかしやっぱり素晴らしい講義をもっと沢山の人に聞いて欲しい!」「岩田先生の講義は非常に良かったです。人物画にも風景画にも参考になります。」「岩田先生が恰好良くて驚いた。」などの感想を頂きました。
かなり好評でしたので、その内また企画するやもしれません。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!