駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

キリマンジェロ?

2016年08月23日 | 趣味

 「キリマンジェロですか?」。

 「いいえ,違います」。残念ながら私には、キリマンジェロに登る時間も体力もない。

 中には登山命でキリマンジェロは勿論、アコンカグアまで登ってしまったT先生のような方もおられる。富士登山は朝飯前のトレーニングでもう百回近く登ったと伺った。医院も平気で二三週間閉めておられた。七十まででしょうと六十五歳で、医院そのものを閉められ、老人病院のパート医になられたが、目論見が外れ結構忙しく、思うように山に登れなかったようだ。この二年ほど講演会勉強会でお見掛けすることが減り、お会いしても会釈で終わってしまう。もう七十をいくつも越えられたはずだが、登山はまだやられているのだろうか。なんというか俗世間から離れた不思議な強さを感じさせる方で、登山家の資質を持っておられるようだ。

 絵を描き始めてたかだか十年だが、どうも意匠をこらした芸術的な作品は向いていない(能力不足)ようで風景画が自分の資質のようだ。濃尾平野の北端、山と川と田に囲まれて育ったことが影響しているのだろうか?。余技ではあるが、掘り進んでみたい。絵は黙ってできるのでいい。文章を書くのは面倒に感じないが、おしゃべりは苦手なのだ。登山家と違うが、絵描きの資質はあるようだ。

コメント
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