駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

二階から目薬

2016年08月05日 | 政治経済

 

 二階俊博氏が自民党の幹事長になった。顔と名前は良く知っているが、どういう哲学信条の持ち主かはよくわからない。芯はあるようだが基本的に融通無碍、おそらく実利こそ私の路線というような人ではないかと思われる。最近、減少している政治力のある政治家のように見える。政党を変わり過ぎていると小池都知事を退けた堺屋太一の評価を聞いてみたい。また違うことを言うだろう。

 二階からの眼薬は的外れで効かないとしたものだが二階俊博の場合は的を外さずなかなか有効?のようだ。二番手に徹し仕えることが得意な谷垣さんと違い、自分の感覚を持つ人だから、首相の意を体して動くばかりではないだろう。見栄えと演技力では遠く首相に及ばないが、存在感では引けを取らない予感もある。

 民進党の政治家は二階氏に目薬を差してもらうとよい。政治の世界がもっとよく見えるようになる。至らぬ自分達の足元も見えるかもしれない。

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