駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

都民の教え

2016年08月01日 | 政治経済

          

 今日から八月だ。今日から六月や今日から七月と違い何か特別な感覚がある。夏というのは八月のことだと思う。夏は時の流れ、天地の運行を感じさせる季節なのだ。

 都知事に小池さんが選ばれた。圧勝だ。賢い都民の裏のメッセージは岡田駄目、石原伸晃引っ込めということでもある。岡田さんは言っていることはまともなのだが、対案を打ち出せず民進党を再生しきれず、都知事候補を鳥違え、政治能力の欠如が明白になった。石原伸晃氏は何度失敗しても出てくる敗戦処理のエースで、安倍の次を狙う人物潰しに使われている。

 皮肉なことだが政治能力のない岡田伸晃が安倍政権を裏表で支えている構図が浮かび上がる。失敗してもやり直しが可能な人生だが、お二人の場合は政治家としてではないと申し上げたくなる。

 小池さんがどのような人物で、どのように都政を変えられるのか、まだ不明だが、夢を語れない官僚肌の増田と夢物語の口舌の鳥越に飽き足らない都民の選択で、勇気をもって都民に身を任せた小池さんが選ばれたのだろう。政党を離れた都政を都外から希望したい。

コメント (2)
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